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高松で味わう絶品ご当地ラーメン完全ガイド
グルメ
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高松で味わう絶品ご当地ラーメン完全ガイド

高松は香川県を代表するラーメン激戦区です。讃岐うどん・骨付鳥で知られるこの街には、長年の歴史を持つ老舗から革新的な新店まで、多彩なラーメン店がひしめいています。高松空港から市内まで車で約30分、瀬戸大橋を渡って岡山から快速マリンライナーで約55分というアクセスの良さもあり、全国からラーメンファンが訪れる聖地となっています。瀬戸内海を望む地の利を生かした独自の食文化の中で、高松のラーメンはいま新たな進化の局面を迎えています。本記事では、高松のラーメンシーンを余すことなくご紹介します。

高松ラーメンの歴史と特徴

高松のラーメンは、瀬戸内の穏やかな気候を映し出すような、優しくも奥深い味わいが魅力です。地元の醤油や味噌を活かしたスープは、素材の旨味をじっくり引き出す丁寧な仕事が光ります。とりわけ注目すべきは「いりこ出汁」との融合です。香川県はいりこ(煮干し)の産地として名高く、その豊かな風味を鶏ガラや豚骨と組み合わせた「瀬戸内系ラーメン」は、高松独自のジャンルとして確立されつつあります。

歴史的には、戦後の屋台文化に端を発し、昭和30〜40年代にかけて醤油ベースのあっさり系が定着しました。その後、全国的なラーメンブームに乗って豚骨や濃厚系も流入しましたが、地元の舌はあくまでも「出汁の旨味」を中心に据えた繊細なスープを好む傾向が続いています。自家製麺を使う店が多いのも特徴で、加水率や熟成時間にこだわった麺が、丁寧に仕上げたスープと見事に調和します。山越エリアには、地鶏と魚介を合わせたスープに自家製麺を組み合わせた一杯が800円で味わえる老舗があり、地元民のソウルフードとして長年愛され続けています。

地元民が太鼓判を押す名店3選

高松でラーメンを食べるなら、まず外せないのが山越エリアの老舗です。創業以来守り続ける味は、地元民にとって「帰省したら必ず寄る」ほどの存在感を持ちます。鶏清湯に瀬戸内産いりこをブレンドしたスープは透き通っているのに旨味が濃く、細い自家製ストレート麺との相性は抜群です。チャーシューは低温調理でしっとりと仕上げており、見た目も美しい一杯となっています。

次におすすめしたいのが、片原町エリアで根強い人気を誇る一軒です。こちらはランチタイムの行列が平日でも20人以上になることがあり、早めの来店が必須。あっさり系の鶏清湯スープに自家製の細麺を合わせた一杯は820円。「週3で通う」と語る常連が少なくなく、食べるたびに新たな発見がある奥深い味わいです。特製の辛味噌を少量溶かして食べると、味の輪郭が引き締まるのでぜひ試してみてください。

3軒目は、高松駅から徒歩圏内にある比較的新しいながら実力派の一軒。北海道直送の昆布と瀬戸内産いりこをかけ合わせた「和の二段仕込みスープ」は1杯あたりの原価が高いにもかかわらず900円に抑えており、コスパの高さも評判です。いずれの店も11時開店で売り切れ次第終了のため、午前中の訪問が確実です。

丸亀町商店街エリアのラーメンマップ

丸亀町商店街は高松のラーメン文化の中心地として機能しています。半径500メートル圏内に10軒以上のラーメン店が集まり、食べ歩きに最適なエリアです。味噌・醤油・塩・豚骨と各ジャンルが揃い、1日に3軒はしごする強者も珍しくありません。

エリアの入口付近にはラーメンマップの看板が設置されており、初めての方でも迷わず名店を巡れる親切な仕掛けが施されています。特に金曜と土曜の夜は深夜2時まで営業する店も多く、高松まつりや香川国際映画祭の時期には臨時営業や限定メニューを提供する店も現れます。昼の顔と夜の顔がまったく異なるのも、このエリアの面白さです。昼は地元のビジネスパーソンや観光客で賑わい、夜は居酒屋帰りの常連や深夜労働者が締めの一杯を求めて訪れます。週末には「はしごラーメン」を目的に遠方から訪れるファンも多く、エリア全体の一体感が食の体験をより豊かにしています。

新世代の注目店と最新トレンド

近年の高松ラーメンシーンで特筆すべきは、若手店主たちによるイノベーションです。栗林公園周辺エリアに2024年にオープンした新店では、瀬戸内海の島々と讃岐平野の恵みを活かした地場産素材のスープが話題を集めています。地元農家から直接仕入れた旬野菜をふんだんに使ったベジ系ラーメンは950円で、女性客や健康志向のファンを中心に支持を拡大中です。

また、丸亀うちわをモチーフにした器でラーメンを提供する「アート系ラーメン」も登場し、SNSでの拡散力は抜群。訪問した客がこぞって写真を撮り、インスタグラムやXへの投稿が新たな集客につながる好循環が生まれています。週替わりで限定メニューを出す店も増えており、何度訪れても新しい発見があります。発酵調味料や柑橘系のトッピングなど、香川の特産品との掛け合わせを積極的に試みる店主も増え、「高松でしか食べられない一杯」を求めて県外から足を運ぶファンも急増しています。

ラーメン巡りの実践アドバイス

高松でラーメン巡りを満喫するためのコツをお伝えします。まず、人気店は開店の15〜20分前に並ぶことを想定しておきましょう。特に週末は12時を過ぎると40分以上の待ち時間になることもあります。1日に複数店を回るなら、1軒目は開店直後、2軒目は14時頃の中休み明けを狙うと効率的です。

移動手段は市内中心部であれば路線バスや徒歩が基本ですが、山越エリアや栗林公園周辺まで足を伸ばす際はレンタサイクルが便利です。高松市内は比較的平坦で自転車移動がしやすく、観光と食べ歩きを組み合わせるには理想的な環境といえます。栗林公園・金刀比羅宮・高松城跡などの観光スポットラーメン巡りを組み合わせたプランも人気です。

予算感については、ラーメン1杯が750円〜1,100円程度。餃子やチャーハンのサイドメニューを加えても1,500円以内に収まる店がほとんどです。朝食を軽めに済ませておくことで、昼と夕方にそれぞれ1杯ずつ楽しめます。また、各店のSNSをチェックしておくと、限定メニューや休業情報をリアルタイムで確認できます。

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Written by

鈴木 一郎

移住コンサルタント

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