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鹿児島の食べ歩きマップ|天文館で楽しむ鹿児島県グルメ
グルメ
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鹿児島の食べ歩きマップ|天文館で楽しむ鹿児島県グルメ

鹿児島市の天文館は、アーケードの通りに飲食店や土産店、カフェが集まる南九州有数の繁華街です。雨の日でも濡れずに歩けるので、鹿児島の名物を少しずつ味わう食べ歩きにも向いています。この記事では、鹿児島市の公式観光サイトや農林水産省の郷土料理データベースをもとに、天文館の成り立ちと、歩きながら出会いたい鹿児島の味を紹介します。個別の店の料金や営業時間は変わることがあるため、訪問前に各店の案内で確認してください。

天文館という地名の由来

鹿児島市の公式観光サイトによると、天文館という名前は、江戸時代に西洋文明を積極的に取り入れた島津重豪公が、1779年に天文観測や暦の作成を行う施設「明時館(別名天文館)」を建てたことに由来します。現在は南九州一の繁華街として、黒豚とんかつやかごしまラーメン、白熊などのご当地グルメや郷土料理の店、カフェ、土産店が集まっています。通りにはアーケードがかかっていて、雨の日でも食べ歩きや買い物を楽しめます。夜は文化通りや山之口本通りを中心に居酒屋やバーが並びます(出典: かごしま市観光ナビ「天文館」)。

西郷隆盛銅像などの観光スポットにも歩いて行けるため、市内観光の拠点にもなります。

つけあげ:鹿児島の「さつまあげ」

食べ歩きで手に取りやすいのが「つけあげ」です。ほかの地域で「さつまあげ」などと呼ばれる魚のすり身の揚げ物を、鹿児島では「つけあげ」と呼びます。農林水産省によると、島津斉彬が高温多湿の気候に合わせて保存性を高めるため揚げ物にしたという説や、琉球料理の揚げかまぼこ「チキアーギ」がなまったという説があります。原料の魚はアジやサバ、トビウオが一般的で、すり身に豆腐や、鹿児島独特の酒「地酒(灰持酒)」を混ぜ、砂糖を加えて甘口に仕上げるのが特徴です。地酒は、清酒をつくる過程のもろみに灰汁を加えて絞る酒で、火入れをしないためうま味が残り、魚のうま味を引き出すといわれます(出典: 農林水産省「うちの郷土料理」つけあげ)。

白熊:夏の風物詩のかき氷

天文館を代表する甘味が「白熊」です。削った氷に練乳をかけ、チェリーやレーズン、みかん、パイン、小豆などを色とりどりにのせた氷菓子で、昭和20年代に創業した老舗飲食店が発祥といわれます。当初は白蜜や赤蜜をかけたシンプルなかき氷でしたが、改良を重ねて練乳風味のシロップにたどり着いたそうです。トッピングを上から見た姿が白熊に似ていたことから名づけられたとされ、鹿児島の夏の風物詩として子どもから大人まで親しまれています(出典: 農林水産省「うちの郷土料理」白熊)。

かるかんとげたんは:土産にしたい郷土菓子

土産には鹿児島の郷土菓子を選びましょう。「かるかん」は、かるかん粉と山芋、水で作る蒸し菓子で、島津斉彬が江戸から招いた菓子職人が考案したという説が有力とされます。シラス台地に自然薯が自生し、奄美や琉球から砂糖が手に入りやすかったことが根づいた理由と考えられています。蒸すと生地が軽くなることから「軽羹」と書くといわれ、冠婚葬祭の贈答菓子の代表格です(出典: 農林水産省「うちの郷土料理」かるかん)。

黒糖の風味が濃い「げたんは」は、泥に汚れた下駄の歯に見た目が似ていたことが名前の由来という説がある三角形の菓子です。薩摩藩が奄美や琉球の黒糖を財源にしていた歴史を背景に、鹿児島本土で黒糖を使った菓子が広まりました(出典: 農林水産省「うちの郷土料理」げたんは)。

天文館の食べ歩きのコツ

  • 昼はつけあげなど軽いものから始め、白熊は食後の甘味に
  • 雨の日はアーケードの下を中心にルートを組む
  • 土産のかるかんやげたんはは、日持ちを確認して選ぶ
  • 夜は文化通りや山之口本通りを中心に居酒屋やバーが並ぶので、食べ歩きのあとの一杯にも立ち寄れます(出典: かごしま市観光ナビ「天文館」)

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Written by

山

山田 太郎

トラベルライター

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