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広島のスイーツ巡り|広島県で味わう至福の甘味
グルメ
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広島のスイーツ巡り|広島県で味わう至福の甘味

広島を訪れたなら、街を彩る豊かなスイーツ文化にもぜひ触れてみてください。瀬戸内海の温暖な気候と豊かな自然に恵まれた広島県は、柑橘類や牡蠣など食材の宝庫として知られていますが、和洋を問わず個性豊かなスイーツの世界でも全国有数の魅力を誇ります。もみじ饅頭に代表される伝統和菓子から、瀬戸内レモンを使った現代的なケーキ、宮島で食べ歩くご当地スイーツまで、その守備範囲は驚くほど広い。一度足を踏み入れれば、甘いものへの探求が止まらなくなるはずです。

もみじ饅頭:広島スイーツの象徴

広島スイーツといえば、まず外せないのがもみじ饅頭です。もみじの葉を模した愛らしい形の焼き菓子は、明治時代から宮島で作られてきた歴史ある銘菓。こしあん・粒あん・抹茶・チョコレート・クリームチーズなど、現在では20種類を超えるフレーバーが各メーカーから展開されており、その豊かなバリエーションに驚く方も少なくありません。

宮島の表参道商店街には紅葉堂、にしき堂、藤い屋など老舗が軒を連ね、店頭でひとつから購入できます。価格は1個100円〜150円が目安。焼きたての熱々を頬張る贅沢は、宮島を訪れた旅人だけに許された特権です。各社で生地の配合や餡の甘さが微妙に異なるため、食べ比べをしながら「自分好みの一軒」を見つける楽しさも広島スイーツ旅の醍醐味のひとつといえるでしょう。

生もみじと進化系もみじ饅頭

もみじ饅頭の進化形として近年注目を集めているのが「生もみじ」です。求肥(ぎゅうひ)と呼ばれるもちもちした生地で餡を包んだ和菓子で、やわらかくとろけるような食感が従来の焼き菓子とはまた違う魅力を持っています。にしき堂が考案した元祖生もみじは1個160円〜180円。抹茶・こしあん・クリームの3フレーバーが基本で、見た目にも上品な透明感が土産物としても人気を集めています。

また、宮島の揚げもみじも要チェックです。衣をつけてサクサクに揚げたもみじ饅頭は、外はカリッと中はふんわりという新感覚の食感が楽しめます。チーズやあんこ、カスタードなど具材のバリエーションも豊富で、食べ歩きにぴったりのサイズ感。宮島桟橋からほど近い揚げもみじ専門店では、揚げたてを一本200円前後で購入できます。

瀬戸内レモンスイーツ:爽やかな酸味と香り

近年急速に存在感を高めているのが、瀬戸内産レモンを使ったスイーツです。広島県は国産レモンの生産量で全国トップクラスを誇り、瀬戸内の温暖な気候と豊かな日差しが育むレモンは、香り高く爽やかな酸味が特徴。農薬使用量が少ないため皮まで安心して使えることから、製菓・製パンの世界でも重宝されています。

広島市内のベーカリーやパティスリーでは、レモンタルト(450円〜650円)、レモンシフォンケーキ(350円〜500円)、レモンクッキー(1袋600円〜1,200円)など多彩な商品が並びます。八天堂の「くりーむパン」にも瀬戸内レモン味が登場しており、ふんわりとしたブリオッシュ生地にレモンカスタードが詰まった一品は1個300円前後で入手可能。駅ナカや空港でも購入できるため、旅の締めくくりに手土産として選ぶ方も多いです。

宮島・廿日市エリアのスイーツ散策

広島のスイーツ旅で欠かせないのが、世界遺産・宮島(厳島)エリアです。フェリーで宮島口から約10分で到着する島には、もみじ饅頭にとどまらない多様なスイーツが集まっています。

宮島プリン(480円〜600円)は、地元の牛乳と卵を使って作るなめらかなデザートで、瓶入りのかわいらしいルックスも人気の理由。宮島口の桟橋周辺には最近おしゃれなカフェが増えており、牡蠣アイス(400円〜500円)という珍しい一品に挑戦する旅行者も増えています。磯の風味が口の中に広がるユニークな体験は、広島ならではのグルメ体験として記憶に残るでしょう。廿日市エリアでは地元の農産物を使ったジェラートを出すショップも増えており、季節ごとに変わるフレーバーが地元客と観光客の両方から支持を集めています。

広島市内のパティスリー&カフェスイーツ

広島市内中心部にも、実力派のパティスリーやカフェが点在しています。本通り・八丁堀エリアから流川周辺にかけては、フランス菓子を得意とするショップやシュークリーム専門店など個性的な店舗が並び、スイーツ好きの目を楽しませます。

週替わりのホールケーキが並ぶ人気パティスリーでは、ひと切れ450円〜700円でイートインが可能。地元産の苺を使ったショートケーキや、広島の蜂蜜を使ったマドレーヌなど、地産地消の素材にこだわった商品が揃います。カフェでの休憩タイムには、広島産の茶葉を使った和紅茶と季節のスイーツを合わせる組み合わせがおすすめです。広島駅周辺の商業施設にはスイーツ専門フロアがあり、地元ブランドと全国ブランドが混在する充実したラインナップを誇ります。時間が限られている方でも、駅から徒歩圏内で広島スイーツの主要どころを押さえることが可能です。

スイーツ巡りの実用情報

広島スイーツ旅を効率よく楽しむための実用情報をまとめます。1日のスイーツ予算は2,000円〜4,000円を目安に設定すると、食べ歩きと土産購入を無理なく両立できます。

宮島へは広島電鉄(路面電車)で広島駅から約70分、JR山陽本線とフェリーを組み合わせれば約30〜40分でアクセス可能です。宮島観光とスイーツ食べ歩きを組み合わせるなら、午前中に宮島入りし、昼過ぎに広島市内へ戻るルートが効率的。島内はコンパクトにまとまっているため、徒歩だけで主要スポットを回れます。

お土産としてのもみじ饅頭は1箱8個入り800円〜1,200円が標準的な価格帯。常温で4〜7日程度保存できるため、旅の序盤に購入しても問題ありません。一方、生もみじや揚げもみじは傷みやすいため、旅の終盤に購入するか、保冷バッグを活用しましょう。広島空港や広島駅のエキナカでも主要な銘菓は揃いますが、現地の専門店や工場直売所では限定品や焼きたてを手に入れるチャンスがあります。少し足を延ばして本店を訪ねる旅こそ、広島スイーツ巡りの本当の醍醐味です。

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Written by

高橋 大地

アグリツーリズム推進者

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