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福岡のスイーツ巡り|福岡県で味わう至福の甘味
グルメ
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福岡のスイーツ巡り|福岡県で味わう至福の甘味

福岡スイーツの魅力——甘いものが溢れる街

九州最大の都市・福岡は、ラーメンやもつ鍋だけでなく、スイーツの宝庫としても全国に名を轟かせています。博多の老舗和菓子から天神エリアのおしゃれなカフェスイーツ、さらには福岡県産の高級フルーツを使った逸品まで、その守備範囲は実に幅広い。福岡空港から地下鉄で博多駅まで約5分というアクセスの良さも手伝い、週末のスイーツ旅行先として毎年多くの観光客が訪れます。地元の人に「おすすめのスイーツは?」と尋ねれば、我こそは贔屓の名店を熱く語ってくれる——それほどに、福岡市民の甘いものへの愛情は深いのです。

旅行者に嬉しいのは、スイーツ店が博多駅・天神・中洲エリアに集中していること。徒歩や地下鉄で効率よく回れるため、一日で複数の店をはしごするスイーツ巡りがたいへん楽しめます。朝は老舗和菓子の上生菓子でほっと一息、昼には苺を使ったパフェでインスタ映えを狙い、夕方にはカフェでチョコレートケーキを——そんな贅沢な一日が実現できる街です。

博多が誇る伝統の和菓子

福岡のスイーツを語るうえで、まず押さえたいのが長年にわたって地元に愛されてきた老舗の和菓子です。代表格は何といっても「博多通りもん」。ふんわりとした白あん入りのまんじゅうは、しっとりとした皮の食感と上品な甘さが絶妙で、全国菓子大博覧会での受賞歴も持つ銘品です。一個あたり約170円〜200円で、箱入りギフトセットは800円〜1,500円ほど。博多駅や空港の土産店でいつでも購入できます。

同じく定番土産として知られる「鶴乃子」は、ひよこをかたどった愛らしい見た目が印象的な和菓子です。マシュマロのような軽やかな皮の中に黄身あんが包まれており、ひとくち食べると口の中でほろりとほどけます。1905年創業の老舗「石村萬盛堂」が手がけるこの一品は、福岡市民にとって子どもの頃からなじみ深い味。天神の本店では工場見学ができる日もあり、出来立ての鶴乃子を味わえる機会もあります。

「博多ぶらぶら」も見逃せません。薄い求肥の皮で白あんをくるりと巻いた棒状の和菓子で、ぷるぷるとした食感と優しい甘みが特徴。一本150円前後という手軽さも魅力で、食べ歩きにもぴったりです。

あまおう苺と福岡フルーツスイーツ

福岡県はいちご栽培の名産地として知られ、「あまおう」ブランドは国内最高峰の評価を受けています。大粒でつやつやとした果実は、甘みと酸味のバランスが優れており、その風味を生かしたスイーツが福岡各地のカフェやパティスリーで展開されています。

シーズン(12月〜5月頃)には、あまおうを贅沢に使ったパフェが各店で登場します。高さ20センチを超えるパフェにあまおうがふんだんに盛られた「苺パフェ」は、1,500円〜2,500円が相場。見た目のインパクトはもちろん、フレッシュないちごの香りと甘さが存分に楽しめます。天神エリアには専門店も複数あり、週末は30分〜1時間待ちになることも珍しくありません。平日の開店直後か閉店1〜2時間前が比較的空いている狙い目の時間帯です。

フルーツサンドも福岡スイーツの定番として近年人気が急上昇中。生クリームとあまおうをふわふわの食パンで挟んだひと品は、一切れ400円〜700円ほど。テイクアウト専門店では朝10時の開店前から行列ができることもあります。

天神・博多エリアのカフェスイーツ

博多駅から地下鉄で一駅の天神エリアは、おしゃれなカフェが集積する福岡スイーツの激戦区です。国内外の有名パティシエが監修したケーキ店、フランス直輸入の素材にこだわるショコラトリー、モダンな内装でSNS映えを追求する話題のカフェまで、選択肢は尽きません。

チョコレート好きにはビーントゥバーのチョコレート専門店が近年増えてきており、カカオ豆の産地や加工方法を丁寧に解説しながら販売している店も。一枚2,000円〜3,500円のタブレットチョコレートは、選ぶ楽しさも含めてギフトとして喜ばれます。

わらびもちも福岡では根強い人気を誇ります。本わらび粉を使った正統派わらびもちを提供する専門店では、黒蜜・きなこを添えた一皿800円〜1,200円。弾力がありながらもとろけるような食感は、チェーン店の製品とは一線を画します。店内でゆったり食べるのはもちろん、テイクアウトして近くの公園で味わうのもおすすめです。

柳橋連合市場周辺のスイーツ食べ歩き

早起きの旅行者には、柳橋連合市場周辺のスイーツ食べ歩きがおすすめです。早朝から営業する和菓子店では、その日の朝に作った出来立ての上生菓子を購入できることも。季節の花や風物詩をかたどった繊細な和菓子は、一個300円〜500円で目にも鮮やかです。

市場近くの老舗どら焼き店では、厚みのあるふっくらした生地にたっぷりの粒あんを挟んだひと品が一個220円〜280円。小豆の炊き方や生地の甘さにこだわりを持つ職人が毎朝焼き上げており、午前中に売り切れてしまうことも多いため、早めの訪問が吉です。

合計2,000円〜3,500円の予算で、複数の名品を制覇できる充実の食べ歩きが楽しめます。

スイーツ旅の計画と実用情報

福岡スイーツ旅を存分に楽しむための実用情報をまとめます。1日の予算は3,000円〜6,000円を目安にすると、和菓子・フルーツスイーツ・カフェスイーツをバランスよく巡れます。人気店は事前にSNSや公式サイトで営業時間・予約状況を確認しておくと安心です。

お土産には博多通りもん・鶴乃子・博多ぶらぶらの三点セットが「福岡スイーツ土産の鉄板」として定評があります。いずれも博多駅や福岡空港の土産店で購入可能ですが、本店に足を運ぶと限定品や詰め合わせなど、より豊富な品揃えに出会えます。

いちごシーズン(12月〜5月)はあまおうスイーツを目的に訪れる観光客も多く、人気カフェは混雑が予想されます。一方、夏はかき氷の名店が活況を呈し、冬はチョコレート系スイーツが充実するなど、季節ごとに異なる顔を見せてくれるのも福岡スイーツの魅力です。一度では食べ尽くせないほどの甘いものが待っている福岡へ、ぜひスイーツを目的のひとつに加えた旅を計画してみてください。

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Written by

小林 拓也

アウトドアガイド

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