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高松の名所を巡る一日|栗林公園から始まる香川県観光
観光・体験
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高松の名所を巡る一日|栗林公園から始まる香川県観光

高松は香川県を代表する観光都市として、年間を通じて多くの旅行者を魅了し続けています。栗林公園を中心に歴史的な名所が点在し、瀬戸内海と屋島の絶景が織りなす自然の美しさも大きな魅力です。高松空港からリムジンバスで市内まで約40分というアクセスの良さに加え、瀬戸内式気候で降水量が少なく晴天が多いことから、どの季節に訪れても新たな発見があります。人口約42万人の高松には、メジャーな観光スポットから知る人ぞ知る穴場まで、見どころが凝縮されています。

栗林公園——特別名勝が誇る大名庭園の世界

高松観光の起点にふさわしいのが、国の特別名勝に指定された栗林公園です。江戸時代初期に高松藩主・松平家が百年以上かけて整備した広大な庭園は、東京ドーム約14個分(75万平方メートル)の敷地に六つの池と十三の築山を配する回遊式大名庭園の傑作として知られています。

高松駅からはことでん(琴電)琴平線で「栗林公園北口駅」まで約10分(運賃180円)が最もスムーズな手段です。バスなら高松駅バスターミナルから約15分、タクシーなら約10分・料金1,000円前後。入園料は一般410円、高校生以下170円と良心的で、早朝7時(季節により変動)から開園するため、朝の静けさの中で庭園美を満喫できます。所要時間の目安は60〜90分ですが、写真撮影や休憩を含めると2時間近くかかることも珍しくありません。

見どころは「南湖」の大きな水面に映り込む松の木々と、船上から眺める「偃月橋(えんげつきょう)」です。季節ごとに異なる表情を見せるのも栗林公園醍醐味で、春は約200本の桜が水面を彩り、秋は約1,300本のモミジが赤く燃え上がります。正面入口から約30メートル手前が午前中の光を受けた撮影のベストポジションです。園内には茶室「掬月亭(きくげつてい)」も残り、一服600円で正統派の抹茶と季節の和菓子をいただけます。

屋島と高松城跡——歴史と絶景を一度に堪能する

栗林公園の次は、市内から足を延ばして屋島へ向かいましょう。高松駅からことでん志度線で「琴電屋島駅」下車(約25分、運賃330円)、そこからシャトルバスで屋島山上まで約10分(往復800円)です。標高293メートルの溶岩台地が海に突き出した屋島は、源平合戦の古戦場としても名高く、「壇ノ浦の戦い(屋島の戦い)」ゆかりの地として歴史ファンに人気があります。

山上からは高松市街と瀬戸内海の島々を一望でき、晴れた日には遠く淡路島まで見渡せます。「屋島寺」は四国八十八ヶ所霊場の第84番札所で、本堂は国の重要文化財。境内の「蓑山大明神」には狸伝説も伝わり、子宝や縁結びのご利益があるとされています。拝観料は無料(本堂内陣は別途)で、御朱印は300円。

一方、高松市中心部の玉藻公園(高松城跡)は日本で唯一、海水を引き込んだ堀を持つ「水城」として知られています。入場料は一般200円で、天守台からは高松港と瀬戸内海を見晴らせます。現存する艮(うしとら)櫓・月見櫓・水手御門などの建造物は国の重要文化財に指定されており、歴史的建築に興味のある方には必訪のスポットです。

讃岐うどんの本場を食べ歩く

高松を訪れたなら、讃岐うどんは絶対に外せません。高松市内だけで100軒以上のうどん店が営業しており、セルフスタイルの庶民的な店からゆっくり落ち着けるテーブル席の店まで選択肢は豊富です。

地元の人気店では「かけうどん」が一杯280〜400円程度。コシのある透明感ある麺に、昆布とイリコのだしが効いたスープの組み合わせは、讃岐以外では再現が難しい味です。天ぷらや揚げ物をトッピングしても一食600〜900円で収まるのが魅力です。

丸亀町グリーン周辺のアーケード商店街にはうどん店が集中しており、食べ歩き派にも便利なロケーションです。また、高松駅構内の「連絡船うどん」は観光客にも評判が高く、時間のない移動途中にも立ち寄りやすい立ち食い形式で営業しています。うどんだけでなく、「骨付鳥」(丸亀が発祥)や「ひしお漬け」なども香川を代表するグルメです。

香川県立ミュージアムと栗林公園周辺で文化を深める

午後の時間帯は文化的なスポットでゆっくりと過ごしましょう。香川県立ミュージアムは栗林公園から徒歩約15分、高松市中心部に位置する総合博物館です。常設展の観覧料は一般500円で、香川県の歴史・考古・美術・民俗を網羅する展示が充実しています。特別展開催時は入館料が1,200〜1,800円になることもありますが、その分の内容が期待できます。音声ガイド(500円)を利用すれば展示の理解がさらに深まります。館内には休憩スペースとミュージアムショップが併設され、香川にちなんだオリジナルグッズ(1,000円前後〜)も充実しています。

雨天時の代替プランとしても最適です。毎月第一日曜日は常設展が無料になる施設が多いため、訪問日が合えばお得に利用できます。

効率よく回るモデルコースと実用情報

一日で高松の主要スポットを回るモデルコースを提案します。

〔午前〕 - 9:00 栗林公園(所要90分)→ 掬月亭で抹茶休憩 - 11:00 玉藻公園・高松城跡(所要60分)

〔昼食〕 - 12:30 丸亀町周辺で讃岐うどん(所要45分)

〔午後〕 - 14:00 屋島(シャトルバス込みで所要2〜2.5時間) - 16:30 香川県立ミュージアム(所要90分)

〔夕食〕 - 18:30 骨付鳥または地魚料理でフィニッシュ

移動には高松市内を運行するコミュニティバス「まちバス」(1乗車100円)が便利です。主要観光地をほぼカバーしており、バス一日乗車券(600〜800円)を購入すれば交通費を節約できます。ことでん各線との組み合わせで屋島方面も追加料金なく網羅可能です。

お土産の定番は、栗林公園近くの老舗和菓子店で扱う「おいり」(1箱800円〜)、瀬戸内産の塩を使った「塩バターキャラメル」、讃岐漆器や丸亀うちわの工芸品(1,500円〜)などです。高松駅2階の観光案内所は9:00〜18:00まで営業しており、多言語対応スタッフによる当日の混雑情報や最新イベント情報を入手できます。

高松は、歴史・自然・食・アートが高密度に凝縮された都市です。栗林公園から始まる一日の旅で、瀬戸内の豊かな文化をぜひ体感してください。

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Written by

木村 さくら

地域プロモーター

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