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札幌のご当地スイーツ特集|甘い誘惑に負ける幸せな旅
グルメ
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札幌のご当地スイーツ特集|甘い誘惑に負ける幸せな旅

札幌は知られざるスイーツの激戦区です。北海道ならではの特産品を活かしたオリジナルスイーツから、全国区の人気を誇るパティスリーの逸品まで、甘い誘惑が街のあちこちに潜んでいます。大通公園・時計台の観光の合間に、すすきのや大通のスイーツ店を巡れば、食の旅がさらに豊かになること間違いなしです。道内外から年間数百万人もの観光客が訪れる札幌は、その胃袋を満たすべく日々進化し続けており、スイーツシーンも例外ではありません。この記事では、地元民も通い詰めるスイーツの名所を、食べ歩きからカフェ利用、お土産選びまで徹底的にご紹介します。

札幌スイーツシーンの全体像

北海道は日本随一のスイーツ王国です。十勝平野をはじめとする広大な大地で育つ良質な乳製品は、洋菓子の原材料として最高級の品質を誇ります。生乳の乳脂肪分が高く、コクと甘みのバランスが絶妙なことから、本州の同種スイーツと比べて「一回り濃厚」と評されることも多いのが特徴です。

札幌にはその恵みを活かしたパティスリーが集結し、濃厚なチーズケーキや滑らかなプリンは全国のスイーツファンを魅了しています。また、「シメパフェ」は札幌発祥のスイーツ文化として全国に広まり、深夜まで営業するパフェ専門店には連日行列ができています。食事の締めにパフェを食べるという文化はすすきのの飲食街から生まれたとされ、現在では市内だけで数十店舗が深夜営業を続けています。

さらに、和菓子との融合や北海道産の旬のフルーツを使ったスイーツも見逃せません。季節によっては、夕張メロン・余市産のさくらんぼ・富良野のラベンダーハニーなど、道産素材の豊かさがスイーツの幅を大きく広げています。

テイクアウトで楽しむ食べ歩きスイーツ

すすきのや狸小路エリアを歩けば、手軽に楽しめるテイクアウトスイーツの宝庫です。地元で人気なのは焼きたてのカスタードクリームパンで、外はサクッと中はとろりとした食感が絶品。行列が途切れない店では一個220円前後で購入でき、観光客と地元客が混在して並ぶ光景は日常の一コマです。

創作スイーツを出す屋台や小型ショップも増えており、地元の食材を洋菓子の技術で昇華させた個性的な一品が350〜500円ほどで楽しめます。旬のフルーツをまるごと包んだフルーツ大福は一個280円前後。いちご・シャインマスカット・みかんなどバリエーションが豊富で、口に入れた瞬間にフルーツの果汁がじゅわっと広がります。

ジェラート専門店では地元牧場直送のミルクを使ったフレーバーが特に人気で、シングル380円・ダブル530円とリーズナブル。北海道産のハスカップやわかさいも風味など、ここでしか出合えないフレーバーも揃っています。散策の途中で3〜4店を回っても予算1,500円以下に収まる手軽さが、食べ歩きスイーツの魅力です。地図アプリで「スイーツ 食べ歩き 札幌」と検索しながら歩くだけで、新たな発見が続きます。

地元パティスリーの至高の一品

札幌には本格的なパティスリーも充実しています。大通に構えるフランス菓子の名店では、パリで長年修業を積んだシェフが手がけるショートケーキが一切れ520円。地元産のいちごをふんだんに使い、軽やかなクリームと薄いスポンジの層が奏でる絶妙なハーモニーは、一口食べるだけで本場パリの空気を感じさせます。

円山エリアのチョコレート専門店では、ボンボンショコラ6個入り一箱が1,800円前後。北海道産の素材——昆布・味噌・ハスカップなど——をフィリングに忍ばせた限定品は予約でないと手に入らない人気ぶりです。バースデーケーキの予約も受け付けており、地元では特別な日の定番となっています。素材の産地から製法まで丁寧に説明してくれるスタッフの接客も魅力のひとつで、購入後も記憶に残る体験を提供しています。

チーズケーキの名店も見逃せません。北海道産のクリームチーズを惜しみなく使ったレアチーズケーキは一ホール3,000円台からあり、切り売りで一切れ450〜550円が相場。焼きたてとは別に、冷やしてから食べる熟成タイプも人気で、食感とコクが増す一晩置きの食べ方を店員が勧めてくれることもあります。どの店もガラスケースに並ぶスイーツの美しさに目を奪われ、選ぶ時間すらも旅の楽しみになります。

カフェで楽しむプレートスイーツ

テイクアウトとは異なり、カフェでじっくり腰を落ち着けて楽しむプレートスイーツも札幌の醍醐味です。すすきのの人気カフェでは、季節のフルーツパフェが980〜1,200円。グラスの中に6層以上のスイーツが詰まった芸術的な一品で、上から下へと食べ進めるごとに味と食感が変化する仕掛けが施されています。底にはシリアルや自家製クランブルが忍ばせてあり、最後まで飽きさせない工夫がされています。

大通公園近くの古民家を改装したカフェでは、抹茶アフォガートが680円。自家製バニラアイスに濃い宇治抹茶を注いで食べる和洋折衷の逸品で、アイスが溶け始めるタイミングで飲むような感覚が癖になります。チーズケーキの食べ比べプレートを提供する店も人気で、レア・ベイクド・バスクの3タイプを一皿で比較できる780円のプレートは、スイーツ好きには堪らない構成です。

最近ではインスタ映えを意識したデザートカフェも急増しており、ドリンクとセット注文で100円引きになる店が多いのも嬉しいところです。カフェはどこも予約不可の場合が多く、休日の昼どきは30〜60分待ちが発生することもあるため、開店直後か平日午後の訪問が賢明です。

季節限定スイーツを狙う旅の楽しみ方

札幌スイーツをより深く楽しむなら、季節ならではの限定メニューを目当てにする旅もおすすめです。春(4〜5月)はいちごを使ったスイーツが一斉に登場し、ショートケーキやパフェに道産いちごが惜しみなく使われます。夏(7〜8月)は夕張メロンを丸ごと使ったパフェや、ラベンダーソフトクリームが人気で、観光地に近い店舗では整理券が必要になるほどの混雑を見せます。

秋(9〜10月)は栗・かぼちゃ・りんごを使った和洋スイーツが充実し、どこか懐かしい温かみのある味わいに出合えます。冬(12〜2月)は雪の季節ならではのシメパフェ文化が最も輝く時期で、温かいスープやラーメンの後にパフェを食べるという習慣は、寒い北海道だからこそ生まれた食文化です。ホワイトチョコやきな粉を使った冬季限定パフェは、シーズンを問わず訪れるリピーターが最も楽しみにしているメニューのひとつとなっています。

お土産スイーツ厳選セレクション

札幌旅行の締めくくりには、お土産スイーツ選びも重要なミッションです。職場配りには個包装のクッキーやサブレ(一箱12枚入り1,200円前後)が便利で、北海道限定パッケージは話のタネにもなります。「白い恋人」に代表される定番土産は空港でも購入できますが、百貨店の銘菓コーナーや専門店本店ではそこにしかない限定フレーバーが手に入ることも多いため、時間に余裕があれば市内で購入するのがおすすめです。

特別な人への贈り物には、高島屋や大丸などの百貨店地下スイーツフロアが頼れる存在です。地元限定品は予約なしで買える場合でも午前中に売り切れるケースが多く、旅程最終日の朝一番で立ち寄るのがベスト。自分用には、冷凍で持ち帰れるチーズケーキ(一個1,500円前後)や、道産素材のジャム・はちみつ(各800〜1,200円)が喜ばれます。

新千歳空港から快速エアポートで約40分の移動がありますが、空港内のスイーツ売り場も充実しており、出発ギリギリまで買い物が楽しめます。要冷蔵品には保冷剤が付きますが、移動時間が長い場合は保冷バッグの持参を推奨します。旅の思い出を甘い一品に託して持ち帰れば、札幌のスイーツ旅は家に帰ってからも続きます。

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Written by

山田 太郎

フードライター

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