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金沢の夜ご飯おすすめガイド|片町の海鮮・居酒屋から〆ラーメン・金沢カレーまで
グルメ
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金沢の夜ご飯おすすめガイド|片町の海鮮・居酒屋から〆ラーメン・金沢カレーまで

金沢の夜ご飯は片町・香林坊かいわいに集まる

金沢で夜ご飯を食べるなら、まず覚えておきたいのが北陸有数の繁華街・片町(かたまち)です。犀川大橋から香林坊(こうりんぼう)へ続く通りを中心に、居酒屋、割烹、寿司店、バー、ラーメン店が集まり、夜遅くまで人通りが続きます。片町の裏手に延びる木倉町(きくらまち)、香林坊の裏通りのせせらぎ通り、21世紀美術館に近い柿木畠(かきのきばたけ)と、雰囲気の違う飲食街が歩いて回れる距離にまとまっているのが、金沢の夜の歩きやすさです。

最初に注意:近江町市場は朝から昼の場所

「金沢の台所」として知られる近江町市場は、藩政時代から約300年続く市場です(近江町市場 公式サイト)。鮮魚店や青果店が中心の小売市場なので、にぎわうのは朝から昼にかけて。店ごとに営業時間は違いますが、夜まで開いている飲食店は限られます。市場の海鮮丼は朝や昼に楽しみ、夜の海鮮は片町や駅周辺の店で、と時間帯で使い分けるのが無理のない回り方です。

加賀料理と地酒――金沢らしい夜の本命

金沢らしい夜ご飯といえば、日本海の魚と加賀料理です。代表的な郷土料理の治部煮(じぶに)は、小麦粉をまぶした鴨肉(または鶏肉)を、すだれ麩やせり、しいたけなどと一緒に出汁と醤油で煮た料理で、小麦粉のとろみが体を温めてくれます。わさびを天盛りにするのが特徴で、加賀藩の武家料理として始まったとされています(農林水産省 うちの郷土料理:じぶ煮)。

晩秋から年末にかけての主役は、ズワイガニのメスである香箱ガニ(こうばこがに)です。石川県では資源保護のため、香箱ガニの漁期を11月6日の解禁から12月29日までとしています(JFいしかわ:香箱ガニ)。この短い期間にしか出回らないため、冬の金沢を訪れるなら、品書きに香箱ガニがあるかを確かめてみてください。

合わせるなら石川の地酒です。天狗舞、手取川、菊姫など、県内の蔵元の銘柄をそろえる店が多く、燗酒にしても映える酒が楽しめます。

金沢おでん――冬はカニ面が主役

金沢の夜に欠かせないのが金沢おでんです。金沢市観光協会の案内によると、昆布や鰹節、煮干しなどの出汁に地元の大野醤油を合わせるのが特徴で、車麩、赤と白の渦巻き模様のかまぼこ「赤巻き」、エッチュウバイ(バイ貝)など、金沢ならではの具が並びます(金沢旅物語:金沢おでんの魅力)。

冬の名物がカニ面(かにめん)です。香箱ガニの甲羅に身や内子・外子、カニ味噌を詰めたもので、同じ案内では11月上旬から12月下旬の期間限定とされています。秋から冬は人気店に行列ができることもあるので、時間に余裕をもって出かけましょう。

軽く済ませたい夜は金沢のご当地グルメ

しっかり飲むより手早く食べたい夜は、金沢で親しまれているご当地グルメが頼りになります。

  • 金沢カレー:濃厚なルーをステンレスの舟形の皿に盛り、カツにソースをかけ、千切りキャベツを添えて、先割れスプーンやフォークで食べるスタイルです。1961年に金沢市内で創業した「洋食タナカ」の田中吉和がこのレシピとスタイルを作ったことから、カレーのチャンピオンは「元祖」と呼ばれることが多いと紹介しています(チャンピオンカレー:金沢カレーの歴史)
  • 8番らーめん:1967年に石川県加賀市の国道8号線沿いで1号店が創業した、野菜たっぷりのらーめんのチェーンです(ハチバン:沿革)
  • ハントンライス:ケチャップライスに薄焼き卵をのせ、魚介のフライにケチャップとタルタルソースをかけた金沢の洋食です。名前はハンガリーの「ハン」とフランス語でマグロを指す「トン」を組み合わせたという説があり、1960年ごろにレストランのまかないとして生まれたともいわれます(ほっと石川旅ねっと:ハントンライスとは?)

営業時間は店によって大きく違います。遅い時間に食べたい場合は、出かける前に各店の案内を確認してください。

金沢駅周辺で済ませる夜

夜に金沢へ着いた日や、翌朝が早い日は、金沢駅の駅ビル「金沢百番街」やその周辺で夜ご飯を済ませるのも手です。駅の周辺には寿司や海鮮、和食、ラーメンなど、さまざまな店があります。ホテルが駅前なら移動の手間が少なく、チェックイン後に気軽に出かけられます。

夜ご飯の組み立て方

金沢の夜を楽しむ流れの一例です。

  1. 片町や木倉町の居酒屋・割烹で、治部煮や日本海の魚と地酒を味わう
  2. 2軒目は金沢おでんの店で、冬ならカニ面を探す
  3. 〆は軽めのラーメンや金沢カレーで締める

しっかり寿司を食べたい日は、1軒目を寿司店にするなど、その日の気分で組み替えられるのが片町の良さです。

夜の移動の注意点

金沢には地下鉄や路面電車がなく、市内の移動は路線バスが中心です。金沢駅と片町・香林坊の間もバスで移動できますが、夜遅くなるとバスの本数が減ります。深夜まで過ごすつもりなら、帰りはタクシーも選択肢に入れておくと安心です。冬は雪や冷え込みで足元が悪くなる日もあるので、滑りにくい靴で出かけましょう。

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Written by

佐藤 美紀

ライフスタイルエディター

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