メインコンテンツへスキップ
SOROU.JP日本全国情報ポータルサイト
横浜の名所を巡る一日|横浜赤レンガ倉庫から始まる神奈川県観光
観光・体験
6分で読める

横浜の名所を巡る一日|横浜赤レンガ倉庫から始まる神奈川県観光

横浜は神奈川県を代表する観光都市として、年間を通じて多くの旅行者を魅了し続けています。横浜赤レンガ倉庫を中心に歴史的な名所が点在し、横浜港と三浦半島の海岸線が織りなす自然の美しさも大きな魅力です。羽田空港から京急線で横浜駅まで約25分というアクセスの良さに加え、太平洋側気候で温暖、海風の影響で夏も比較的過ごしやすいという気候条件のもと、どの季節に訪れても新たな発見があります。人口約377万人を擁する横浜には、メジャーな観光スポットから知る人ぞ知る穴場まで、見どころが凝縮されています。この記事では、横浜赤レンガ倉庫を起点に、中華街・山下公園・みなとみらいを効率よく巡るためのルートと実用情報をお届けします。初めての方もリピーターの方も、きっと新しい神奈川県の魅力に出会えるはずです。

横浜赤レンガ倉庫と港エリアの楽しみ方

横浜観光の起点として欠かせないのが横浜赤レンガ倉庫です。1号館・2号館からなるこの歴史建築は、明治政府の輸出入拠点として1913年に建設され、現在はショッピンググルメ・イベント施設として生まれ変わっています。横浜駅からは路線バスで約15分、みなとみらい線「馬車道駅」からは徒歩約12分でアクセスできます。入場自体は無料で、各テナントの利用料は店舗ごとに異なります。

建物内には神奈川県産素材を使ったスイーツショップやセレクト雑貨店が並び、お土産探しにも最適です。なかでも1号館のイベントスペースでは週末を中心にマルシェライブが開催されており、訪問前に公式サイトで予定を確認しておくと、よりお得に楽しめます。建物前の広場から眺める横浜港の景色は格別で、大型客船が停泊していることもあります。写真撮影のベストポイントは正面入口から約30メートル手前の広場で、午前中の光が建物の赤レンガを温かく照らし、最も映える時間帯です。

倉庫から港沿いを北に歩くと、大さん橋国際客船ターミナルがあります。屋上は「くじらのせなか」と呼ばれる芝生の広場になっており、開放感あふれる港のパノラマが無料で楽しめます。海風が心地よい春や秋の晴れた日には、ここでしばらく休憩するだけでも旅の満足度が大きく上がるでしょう。

横浜中華街・関帝廟から山下公園へ歴史散歩

横浜赤レンガ倉庫から徒歩約20分、あるいはみなとみらい線で一駅移動すると横浜中華街に到着します。日本最大規模を誇るこの中華街は、東西南北と中央の5つの牌楼(門)が街を囲み、約600店舗が軒を連ねる一大グルメタウンです。飲茶ランチのセットは1,200円〜2,500円が相場で、点心の食べ歩きは一品300円〜600円程度から楽しめます。週末の昼間は非常に混雑するため、平日の午前中や夕方以降の来訪がおすすめです。

中華街の中心に位置する関帝廟は、商売繁盛と縁結びの神として知られる関聖帝君を祀る廟で、色鮮やかな彫刻と装飾が圧倒的な存在感を放ちます。拝観は無料(線香代として任意の寄進)で、御朱印は500円。参拝の作法は神道とは異なり、三本の線香に火をつけて四方に礼をするスタイルが一般的です。廟内のスタッフに尋ねると丁寧に教えてもらえます。

中華街を抜けて南へ歩くと、山下公園に出ます。1930年に開園した横浜を代表する海浜公園で、広さ約7.4ヘクタールの園内には四季折々の花壇が整備されています。春の桜と菜の花、夏の百日紅、秋のコスモス、冬のパンジーと、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。公園沿いには氷川丸(1,000円)が係留されており、内部を見学することで戦前の豪華客船の雰囲気をリアルに体感できます。公園一周は徒歩約40分ですが、ベンチも多く、港を眺めながらゆっくり過ごすのが地元流です。

みなとみらいでアートと眺望を楽しむ

山下公園からみなとみらい方面に戻る途中、横浜美術館へ立ち寄るのがおすすめです。1989年開館のこの美術館は、19〜20世紀の近現代美術を中心に約1万2,000点の収蔵品を誇ります。常設展の入館料は一般500円、大学・高校生300円で、特別展は内容により1,200円〜1,800円程度です。音声ガイド(500円)を借りると、作品の背景にある物語をより深く理解でき、鑑賞の質が格段に上がります。所要時間は常設展のみで90分、特別展も含めると2〜2.5時間が目安です。

美術館のすぐ近くにはランドマークタワーがあります。69階の展望フロア「スカイガーデン」(一般1,000円)からは、天気の良い日に富士山を望むことができ、横浜港を真上から見下ろす迫力ある眺望は圧巻です。夕暮れ時に訪れると、沈む夕日と輝き始める夜景の両方を一度に楽しめる贅沢な時間を過ごせます。タワー内のショッピングモール「ランドマークプラザ」には飲食店やブランドショップが充実しており、雨の日の観光拠点としても重宝します。

地元民だけが知る横浜の穴場スポット

観光客の多い主要スポットだけでなく、地元に根ざした場所にも横浜の本当の魅力が隠れています。野毛地区は、横浜駅から桜木町駅を経由して徒歩15分ほどの下町情緒あふれるエリアです。昭和レトロな居酒屋や個性派の小料理屋が密集し、一杯300円台から飲めるコスパ抜群の店も珍しくありません。地元の常連客に交じって一献傾けると、ガイドブックには載らない横浜の素顔に出会えます。

また、大岡川沿いの遊歩道は春の桜の名所として知られていますが、桜のシーズン以外は観光客が少なく、地元の人が散歩やジョギングに使う静かな散策路です。川面に映る建物の灯りが美しい夕暮れ時の散策は特におすすめで、途中で見かける小さな橋や古い建物が横浜の歴史の重みを感じさせてくれます。

元町商店街はみなとみらいの喧騒から少し離れた落ち着いたショッピングストリートです。老舗のレザーショップや老舗洋菓子店が並び、地元マダムたちの御用達スポットとして長年愛されています。アイスクリームコーン(400円〜)を片手に石畳を歩けば、大正・昭和の横浜に迷い込んだような気分になれます。

横浜観光の実用ガイドとモデルコース

横浜観光を効率よく楽しむためのモデルコースをご紹介します。午前9時に横浜赤レンガ倉庫でスタートし、大さん橋で港の眺めを満喫(所要1.5時間)。その後、山下公園を散策しながら横浜中華街へ移動して飲茶ランチ(所要2時間)。午後は関帝廟を参拝してから元町商店街を散策し(所要1.5時間)、みなとみらいに戻って横浜美術館またはランドマークタワー展望台へ(所要1.5〜2時間)。夕方は野毛地区の居酒屋で地元グルメを堪能する、というコースで充実した一日が完成します。

移動にはみなとみらい線の一日乗車券(大人460円)が非常に便利で、主要観光エリアをカバーしています。横浜駅・桜木町駅・みなとみらい駅周辺には観光案内所が複数あり、日本語・英語・中国語対応のパンフレットや当日のイベント情報を入手できます。お土産の定番は、横浜銘菓「ハーバー」(1箱800円〜)、「馬車道十万石」の焼き菓子(1個200円〜)、そして中華街で手に入る本格中国茶(500円〜)です。旅の〆には綱島温泉や横浜みなとみらい万葉倶楽部(日帰り入浴2,700円〜)で疲れを癒すのも一興です。四季折々の表情を持つ横浜へ、ぜひ何度も足を運んでみてください。

シェアする

Written by

吉田 麻衣

フォトグラファー

この記事のエリアで観光・体験を探す

日本刀×日本文化体験

観光スポットと刀剣文化をつなぐ多言語展開。