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横浜みなとみらい21

横浜みなとみらい21

Photo: popsaurus / CC BY 3.0 / Wikimedia Commons
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横浜みなとみらい21は、横浜港に面した約186haの都市再開発地区だ。1983年に開発がスタートし、旧三菱重工業の造船所跡地や国鉄の操車場跡地を活用して誕生したこのエリアは、今や年間7,000万人以上が訪れる横浜を代表する観光・商業ゾーンへと成長している。

ランドマークタワーと摩天楼の魅力

みなとみらい21のシンボルといえば、高さ296mを誇るランドマークタワーだ。1993年の開業当時は日本一の高さを誇り、現在もオフィスビルとしての存在感を失っていない。69階に位置するスカイガーデン(展望フロア)は地上273mの高さにあり、晴れた日には富士山や房総半島まで見渡せる360度のパノラマビューが楽しめる。エレベーターは世界最高速クラスで、地上から展望フロアまでわずか40秒で到達するスピード感も体験の一部だ。

タワー低層部のショッピングモール「横浜ランドマークプラザ」には約170店舗が並び、グルメから雑貨まで幅広いショッピングが楽しめる。また隣接する「横浜ロイヤルパークホテル」は52〜67階に客室を構え、宿泊者だけが味わえる雲上の眺望を提供している。

赤レンガ倉庫が伝える明治の記憶

みなとみらい21エリアの東側に位置する横浜赤レンガ倉庫は、1911年(明治44年)と1913年(大正2年)に竣工した歴史的建造物だ。かつては国の税関保税倉庫として使われ、横浜港の物流を支えた。重厚なレンガ積みの外壁と木造トラス構造の屋根は、明治・大正期の建築技術を今に伝える貴重な遺産であり、国の重要文化財的価値が認められ保存活用されている。

2002年にリニューアルされた現在の施設は、1号館がイベントスペース、2号館がショッピング・グルメ施設として機能している。海に面した広場では季節ごとにさまざまなイベントが開催されており、クリスマスマーケットや夏のビアガーデン、春のチューリップフェアなど、年間を通じて多くの人でにぎわう。倉庫の前に広がる港の景色と歴史的な建物が組み合わさった風景は、どの角度から見ても絵になる。

季節ごとに変わる表情

みなとみらい21の魅力は、季節によって全く異なる顔を見せることにある。春(3〜4月)には汽車道沿いやみなとみらい大橋付近の桜が咲き、港の青と桜のピンクが美しいコントラストを描く。初夏(6〜7月)には横浜港大さん橋や赤レンガパークから花火大会を楽しめる機会もあり、夏の夜をさらに彩る。

秋(10〜11月)はイチョウやケヤキの紅葉が周辺の遊歩道を染め、散歩が一段と楽しくなる季節だ。そして冬(12〜2月)は赤レンガ倉庫のクリスマスマーケットや、みなとみらいスマートフェスティバルによるイルミネーションが夜のエリア全体を幻想的に演出する。防寒さえしっかりすれば、冬こそ夜景の美しさが際立つベストシーズンともいえる。

夜景と「日本新三大夜景」

みなとみらい21の夜景は「日本新三大夜景」のひとつに選出されている。高層ビル群のライトアップと横浜ベイブリッジの青白い光、そして海面に映り込む灯りが一体となった夜の風景は、国内外から多くの観光客を惹きつける。ランドマークタワーのスカイガーデンから見下ろす夜景はもちろん、大観覧車コスモクロック21から眺めるベイエリアの全景も格別だ。

コスモクロック21は高さ112.5mの観覧車で、一周約15分かけてゆっくりと回転する。透明ゴンドラで乗ると開放感が増し、夜は約60万個のLEDが輝く光のオブジェとしてエリア全体のランドマークにもなっている。カップルに人気のスポットとして長年君臨しており、プロポーズやアニバーサリーの舞台としても定番だ。

カップヌードルミュージアムと周辺の見どころ

みなとみらい21エリアにはユニークな文化施設も集まっている。「カップヌードルミュージアム 横浜」は日清食品が運営するインスタントラーメンをテーマにしたミュージアムで、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を開発した安藤百福の業績と創造の精神を紹介する。館内では自分だけのオリジナルカップヌードルが作れる体験工房が特に人気で、子供から大人まで楽しめる。

また、帆船日本丸が係留された「横浜みなと博物館」では、横浜港の歴史と発展をテーマにした展示が充実している。帆船の甲板に乗り込んで船内を見学できる機会もあり、普段は触れることのない航海の世界を身近に感じられる。

アクセスと周辺情報

みなとみらい21へのアクセスは非常に便利だ。みなとみらい線「みなとみらい駅」はランドマークタワーに直結しており、東急東横線・横浜高速鉄道線と乗り入れているため渋谷や横浜駅からのアクセスが容易だ。JR・市営地下鉄の横浜駅からは徒歩約15〜20分で歩いてアクセスすることもでき、汽車道と呼ばれる旧臨港鉄道廃線跡の遊歩道を歩けば、レトロな鉄橋を渡りながら気持ちよく散策を楽しめる。

周辺エリアも見どころが豊富だ。山下公園や中華街、横浜スタジアムのある関内エリアへは徒歩や市営バスで移動できる。ウォーターフロントを散歩しながらエリアをめぐるルートは、初めて横浜を訪れる旅行者にも地元の人にも愛されているコースだ。飲食店やカフェも充実しており、一日かけてじっくり回っても飽きることがない。横浜観光の起点として、また旅の締めくくりとして、みなとみらい21は何度訪れても新しい発見がある場所だ。

アクセス

みなとみらい線みなとみらい駅直結

営業時間

施設により異なる

料金目安

¥1,000〜¥3,000

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