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おおず赤煉瓦館

おおず赤煉瓦館

※写真はイメージです。

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大洲市の中心部に静かにたたずむおおず赤煉瓦館は、明治34年(1901年)12月に大洲商業銀行の本店として建てられた、愛媛県を代表する近代建築のひとつです。100年以上の時を経てなお往時の姿をほぼそのままに残し、大洲の歴史と文化を今に伝えています。

和洋折衷の意匠が語る明治の誇り

建物の外壁はイギリス積みと呼ばれる工法で積まれた煉瓦が主体で、屋根には和瓦が葺かれています。棟の両端を飾る鬼瓦には「商」の字が刻まれており、銀行としての設立目的と大洲商業の繁栄への誇りが込められています。西洋の積煉瓦技術と日本伝来の屋根意匠を組み合わせたこの和洋折衷様式は、「文明開化」の機運に乗りながら日本独自の美意識を失わなかった明治の建築精神を体現しています。

木蝋・製糸・舟運が支えた大洲の黄金期

赤煉瓦館が建てられた明治後期、大洲は木蝋と製糸の製造拠点として知られ、肱川を介した舟運による流通の中心地として経済的な絶頂期を迎えていました。その豊かさと文化水準の高さは、同じ時代に生み出された臥龍山荘にも見ることができます。赤煉瓦館はそうした大洲の経済力が結晶した建物であり、明治という時代の斬新さと大正へと続くロマンあふれる空気を、訪れる人に強く感じさせてくれます。

地元作家の手仕事が並ぶ物産コーナー

現在は観光施設として一般に開放されており、入館料は無料です。1階の物産コーナーには、地元作家による手づくりの和小物・陶芸作品・雑貨が並んでいます。「他では販売していないものが多数揃っている」と紹介されているとおり、量産品では出会えない大洲ならではの一点ものや小ロット作品が充実しており、旅の記念品を探す場としても重宝します。

ギャラリーとしての2階空間

2階はギャラリー兼休憩所として開放されており、展示を眺めながらゆっくりと時間を過ごすことができます。また、貸館にも対応しており、展示会やイベント・式典など様々な用途での利用が可能です。歴史的建造物の空間を実際に活用できる点は、訪問にとどまらない関わり方を生み出しています。

アクセス

大洲市大洲60

営業時間

9:00~17:00、定休日: 12月29日~31日

料金目安

入館料: 無料

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