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とべ動物園
Photo: Jeremy Hall さん https://www.flickr.com/photos/wallslide/ / CC BY 2.0 / Wikimedia Commons
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キッズ体験・アクティビティ愛媛県伊予郡砥部町

愛媛県の松山市近郊に位置する「とべ動物園」は、四国最大級の規模を誇る本格的な動物園です。豊かな自然に囲まれた広大な敷地で、家族連れから動物好きの大人まで、訪れるすべての人を魅了し続けています。

四国最大の動物園が歩んできた歴史

とべ動物園が開園したのは1977年(昭和52年)のことです。愛媛県伊予郡砥部町の丘陵地に広がる約26ヘクタールもの敷地に、四国を代表する動物園として誕生しました。開園当初から地域の子どもたちや家族連れに愛されてきたこの園は、長年にわたって施設の充実や展示方法の改善を重ね、現在では約170種・800点もの動物を飼育する西日本有数の動物園へと成長しています。

砥部町という場所は、江戸時代から続く伝統工芸「砥部焼」の産地としても知られており、白地に青の文様が美しい陶器の里として有名です。動物園を訪れる際には、町内の砥部焼の窯元や砥部焼観光センターにも足を伸ばすと、愛媛の文化をより深く知ることができます。動物たちとの出会いと伝統工芸の鑑賞、ふたつの体験を一度に楽しめるのがこのエリアの魅力です。

世界中から愛された「ピース」との出会い

とべ動物園の名を全国的に広めた最大の立役者が、ホッキョクグマの「ピース」です。1999年に園内で生まれたピースは、母親の育児放棄により飼育員の手によって人工哺育で育てられました。その成長の記録は、写真集や絵本『しろくまのピース』シリーズとして出版され、さらにはNHKのドキュメンタリー番組でも取り上げられて全国的な話題を呼びました。

現在も園内で元気に過ごすピースは、とべ動物園のシンボル的存在です。広いプールを泳いだり、岩場に寝そべったりするその姿は訪れる人々の心を和ませます。ピースを育てた飼育員・高市敦広氏の献身的な記録は、動物と人間の絆の深さを改めて感じさせてくれます。ピースに会うために何度もこの動物園を訪れるリピーターも多く、長年にわたって愛され続けているホッキョクグマです。

テーマ別ゾーンで楽しむ多彩な動物たち

園内はテーマごとに分かれたゾーン構成が特徴で、飽きることなく一日中楽しめる設計になっています。アフリカの大地をイメージした「アフリカストリート」では、ライオンやキリン、シマウマ、カバなど、雄大なサバンナを連想させる動物たちが展示されています。キリンの長い首が目の前に迫る迫力は、特に子どもたちに大人気です。

「モンキータウン」では、チンパンジーやゴリラ、ニホンザルなど多種多様な霊長類が集められており、知的な行動や社会性を間近で観察することができます。賢いチンパンジーたちが道具を使ったり遊んだりする様子は、大人が見ても非常に興味深いものがあります。

また、「ふれあい広場」はお子さんに特に人気のエリアです。ウサギやモルモット、ヤギなどの小動物を実際に触れ合うことができ、動物の温もりを直接感じられる貴重な体験の場となっています。動物との触れ合いを通じて命の大切さを学べるこのコーナーは、親子で訪れる際にぜひ体験してほしいスポットです。

季節ごとに変わる園内の表情を楽しむ

とべ動物園の楽しみ方は、訪れる季節によっても大きく異なります。春(3〜5月)は、園内各所に植えられた桜が一斉に咲き誇り、動物たちと花見を楽しむことができます。新緑のまぶしい季節は動物たちも活発に動き回り、野生本来の生き生きとした姿を見るのに最適な時期です。

夏(6〜8月)は、ホッキョクグマのピースがプールで泳ぐ姿が特に見ごたえあります。気温が高くなる時期でも、水しぶきを上げて楽しそうに泳ぐピースの姿には、見ている側も思わず涼を感じることでしょう。夏休みシーズンは家族連れで賑わい、特別イベントが開催されることもあります。

秋(9〜11月)は、園内の樹々が色づき、紅葉を背景に動物たちを眺める風景が楽しめます。気候も過ごしやすく、じっくりと時間をかけて園内を回るのに最適な季節です。冬(12〜2月)には、ホッキョクグマやオオカミなど寒冷地出身の動物が特に活発になり、普段とは違う活動的な姿を観察することができます。寒い季節ならではの貴重な観察チャンスを見逃さないようにしましょう。

アクセスと周辺観光情報

とべ動物園へのアクセスは、公共交通機関を利用する場合、松山市駅または松山駅前から伊予鉄道バスに乗車し、「とべ動物園前」バス停で下車するのが便利です。所要時間は約30〜40分ほどで、松山市内からのアクセスも良好です。マイカーで訪れる場合は、松山自動車道の松山インターチェンジから車で約20分の距離にあり、広い駐車場が整備されているため安心して利用できます。

周辺の観光スポットとしては、砥部焼の産地ならではの「砥部焼観光センター炎の里」が有名です。砥部焼の展示販売はもちろん、絵付け体験もできるため、旅の思い出作りにぴったりです。また、松山市内には道後温泉や松山城といった歴史的名所も充実しており、とべ動物園と組み合わせた愛媛観光が楽しめます。道後温泉本館は国の重要文化財にも指定された歴史ある温泉施設で、動物園で歩き疲れた後に立ち寄るのもおすすめです。

家族での思い出づくりから、動物好きの一人旅まで、とべ動物園はどんな旅のスタイルにも応えてくれる魅力にあふれています。ピースをはじめとする個性豊かな動物たちとの出会いを楽しみに、ぜひ一度足を運んでみてください。

アクセス

JR松山駅からバスで約40分

営業時間

9:00〜17:00(月曜休園)

編集部最終確認: 2026-04-25 (AI抽出)

予算内訳

大人

¥500

子供

¥200

施設の特徴

子連れ可

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