
兵庫県立こども病院
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兵庫県立こども病院は、神戸市中央区港島南町に位置する、周産期医療と小児医療を専門とする県立の高度急性期病院です。「こどもとご家族を支える"最後の砦"」というコンセプトのもと、24時間365日体制で地域の医療を支えています。一般的な小児科クリニックでは対応が難しい複雑・重篤なケースを受け入れ、関西・近畿圏のみならず全国からの患者を視野に入れた診療を展開しています。
4つの高度専門センターが中核を担う
同院の特徴として、総合周産期母子医療センター・小児救命救急センター・小児がん医療センター・小児心臓センターという4つの専門センターが機能していることが挙げられます。周産期センターでは出生直後から新生児期にわたる集中的なケアを提供し、救命救急センターは夜間・休日も含めた小児の緊急対応を担います。心臓センターでは循環器内科と心臓血管外科が連携し、先天性心疾患など難易度の高い症例にも対応しています。
小児がん医療と陽子線治療の連携
同院は国が指定する小児がん拠点病院であり、隣接する神戸陽子線センターとの連携体制が整っているのが大きな強みです。陽子線治療は正常組織へのダメージを抑えながらがん細胞に照射できる高精度の放射線療法で、成長期の子どもへの影響を最小限にすることが期待されています。血液・腫瘍内科と放射線治療科が協働しながら、全国の対象患者を受け入れられる体制をとっています。
アレルギー・難病・遺伝疾患への対応
兵庫県アレルギー疾患医療拠点病院にも指定されており、難治性アレルギー疾患に対する最新の治療を提供しています。さらに、未診断疾患イニシアチブ(IRUD)の地域拠点病院である神戸大学の協力病院として、染色体や遺伝子に原因がある疾患の診断・治療・遺伝相談にも力を注いでいます。臨床遺伝科では集団外来を定期的に開催しており、患者・家族が情報共有や専門家との対話を通じて理解を深められる場が設けられています。
診療科の幅広さと専門性
総合診療科から緩和ケア内科、精神科、小児歯科まで28以上の診療科・部門を持ちます。新生児内科部長の岩谷壮太医師が2026年の日本小児科学会学術研究賞を受賞するなど、各科で研究・臨床の実績を積み重ねる医師が揃っています。集中治療科部長の黒澤寛史医師はNHK「クローズアップ現代」などのメディアでも取り上げられており、小児集中治療の分野における同院の存在感が伝わります。
ファシリティドッグによる心のケア
医療技術だけでなく、入院中のこどものこころに寄り添う取り組みにも注目が集まっています。クラウドファンディングによる市民の支援を受けて、ホスピタル・ファシリティドッグ「ミコ」の導入が決定。2026年秋頃の本格活動に向け、すでに院内での試行的な活動が始まっています。ファシリティドッグは専門的なトレーニングを受けた犬が担い手とともに病室を訪問し、医療処置への不安軽減や入院生活のストレスを和らげる役割を果たすものです。
受診の案内
外来は完全予約制で、診療時間は午前9時から12時・午後1時から5時が基本です(診療科によって異なります)。休診日は土曜・日曜・祝日および年末年始ですが、夜間・休日の救急診療は別途対応しています。予約は予約センターへの電話が必要で、メールやチャットでの予約受付はおこなっていません。広報誌「げんきカエル」も定期的に発行されており、最新の医療情報や院内トピックスを知ることができます。
アクセス
兵庫県神戸市中央区港島南町1-6-7
営業時間
9:00〜12:00/13:00〜17:00(完全予約制) 新生児内科・心臓血管外科:13:00〜17:00 形成外科・泌尿器科・産科・眼科:9:00〜12:00 定休日: 土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12/29〜1/3) 夜間・救急外来あり
店舗詳細
- 対応言語
- 日本語
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