
ベーカリールーブル
GALLERY
山梨県南アルプス市に店を構える「ベーカリールーブル」は、「やまなしのおいしい実りを、パンでお届けしたい」という思いを軸に、地元の食材・自然・文化・歴史をパンという形で表現し続けているパン屋です。NHK「鶴瓶の家族に乾杯」でも紹介された、山梨を代表する地域密着型のベーカリーとして知られています。
「当たり前のことを、当たり前に。」を支える生地と素材
ルーブルのパンの根幹にあるのは、基本の生地へのひたむきな姿勢です。主な原材料には国産小麦・県産小麦を使い、バター、オリーブオイル、太白ごま油、てんさい糖(ビートグラニュー糖)、オーガニックソルトなど、素材ひとつひとつを吟味して選んでいます。フランスパンは低温長時間で一晩じっくり寝かせ、皮はパリッと中はしっとりした食感に仕上げており、「かみしめるほど味わい深い」と評判です。定番の食パンは北海道産小麦を使い、前日と当日の2回こねる「中種法」で香り高く仕上げています。
南アルプスの山々を体現する看板パン
ルーブルのパンには、南アルプスの山々の名を冠した商品が並びます。「北岳カンパーニュ」は、日本第二位の高峰・北岳をモチーフに、ライ麦と県産小麦を合わせたこだわりのカンパーニュ。ワインや食事の供として人気があります。「山型食パン鳳凰」は、南アルプス北東部に連なる地蔵岳・観音岳・薬師岳の総称「鳳凰三山」の稜線をかたどった食パンで、県産小麦に全粒粉を混ぜ、深い薫りに仕上げています。また「北岳の杖」は、ユネスコエコパークにも登録された南アルプスへの登山客が「リュックにしのばせる」ことをイメージして生まれたパン。ライ麦生地にレーズン・クルミ・オレンジピールを練り込んだ、歩きながら食べるのにふさわしい一本です。
すもも日本一の地ならではの名物
南アルプス市はスモモの生産量が日本一。その土地のパン屋だからこそ生まれたのが「すもも果郷ラスク」です。フランスパンをかりかりに焼き上げたラスクに、ほんのり甘酸っぱいすもものピューレをしみ込ませた、土産・差し入れにも人気の一品。「櫛形山あんぱん」は地元の山・櫛形山をかたどった山型のあんぱんで、さっぱり味の低糖あんが基本ですが、時期によっては梅餡やすもも餡といった季節のフルーツ餡が登場します。スモモの王様と呼ばれる品種「貴陽」を使ったデニッシュも季節の限定商品として登場し、地元・勝の果樹園のブドウを用いたワインとのペアリングを楽しむ客も多いといいます。
山梨の歴史・文化を形にしたパン
ルーブルのユニークさは、山梨の縄文文化にまで踏み込んでいる点にもあります。「土偶ちゃんパン」は、南アルプス市にある世界的に有名な鋳物師屋遺跡の土偶をかたどったパン。縄文時代にも食べられていたとされる食材をモチーフにし、クルミを生地に練り込み、あけぼの大豆をあんこに、早川のエゴマを表面にまぶして仕上げています。山梨の歴史が一口のパンに凝縮された、この店でしか出会えない一品です。また「ほうとうパン」には山梨の老舗・五味醤油の甲州味噌が使われており、山梨の食文化をパンで伝えようという姿勢が随所に表れています。
パン屋でワインを選ぶという体験
ルーブルはパンだけでなく、山梨の地元ワイナリーのワインや日本酒も店内で販売しています。クラムボンワイン、グレイスワイン(中央葡萄酒)、御勅使川ワイナリー、ドメーヌヒデ、明野ヴィンヤードなど、山梨を代表する作り手のボトルが棚に並び、「パン屋でワインを買う」という独自の文化がここには根付いています。北岳カンパーニュのようなライ麦系のパンと、山梨産甲州や赤ワインを合わせる楽しみ方は、ルーブルならではの過ごし方です。
アクセス
山梨県南アルプス市小笠原1654-4
営業時間
9:00 - 19:00 / 定休日:日曜・祝日
店舗詳細
- 対応言語
- 日本語 / 英語
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