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札幌のスイーツ巡り|北海道で味わう至福の甘味
グルメ
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札幌のスイーツ巡り|北海道で味わう至福の甘味

札幌を訪れたなら、スイーツ巡りは絶対に外せない楽しみのひとつです。北海道はバター、生クリーム、チーズなど乳製品の国内随一の産地であり、その豊かな素材を贅沢に使ったスイーツが街のいたるところで味わえます。夏は大通公園を涼やかな風が渡り、冬は雪景色を眺めながらカフェで温かなひとときを過ごせる。そんな四季折々の魅力を持つ札幌で、地元民にも観光客にも長年愛され続けている絶品スイーツの世界をご案内します。

北海道素材が生み出す唯一無二の甘さ

北海道スイーツが特別な理由は、何といっても素材の豊かさにあります。道内の広大な牧場で育つ乳牛から絞られた生乳は脂肪分が高く、深いコクと甘みが特徴です。この生乳から作られるバターや生クリームは全国のパティシエが憧れる素材であり、札幌のスイーツ店はその恩恵を最大限に活かしています。また、十勝や空知で栽培される小豆は粒がふっくらとして上質な和菓子の原料となり、南幌産のトマトや夕張メロン、余市のリンゴなど北海道産フルーツもスイーツの主役を担います。

北海道産」の三文字が添えられたスイーツを口にすると、素材の違いが舌でわかる瞬間があるはずです。地元の人が「ここのソフトクリームは別物だ」と誇りをもって語る背景には、こうした素材への深い信頼があります。酪農家や農家との直接取引を大切にするスイーツ店も多く、季節によってメニューが変わるのも北海道スイーツならではの醍醐味です。

しめパフェ文化——夜の札幌を甘く締める

札幌が全国から注目を集める食文化のひとつが「しめパフェ」です。居酒屋やバーで一通り飲み食いしたあと、締めくくりにパフェを食べるという独自のスタイルが、すすきのエリアを中心にすっかり定着しています。深夜0時を過ぎても営業するパフェ専門店やカフェが立ち並び、濃厚なソフトクリームや旬のフルーツ、自家製ソース、クランチなどを層重ねた芸術的なパフェが1,200円〜2,000円ほどで楽しめます。

食べるのがもったいないほど美しいビジュアルはSNSでも話題を呼んでおり、若い世代を中心に「しめパフェのために札幌に行く」という旅行者も増えています。パフェの高さが20センチを超える大作から、コンパクトで上品な一品まで店によって個性が光り、何度訪れても飽きることがありません。夜の10時〜深夜が特に賑わいを見せるため、少し早めに並ぶのがおすすめです。しめパフェのためだけに夜の札幌に繰り出す価値は、十分にあります。

定番ブランド菓子の直営店を歩く

スイーツ巡りの中心となるのが、北海道を代表するブランド菓子の直営店です。石屋製菓の「白い恋人」は言わずと知れた北海道みやげの代表格。白い恋人パーク(宮の沢)では工場見学や限定スイーツも楽しめ、パーク内限定のパフェやソフトクリームは訪れた人だけが味わえる特別な体験です。

ROYCE'(ロイズ)の生チョコレートは、常温保存ができないほど新鮮な口溶けが特徴で、札幌市内の直営店や新千歳空港でも購入可能。六花亭の「マルセイバターサンド」はホワイトチョコとレーズンの上品な甘みで長年愛され続けており、大通公園そばの本店では出来立てを店内でいただくこともできます。きのとや(KINOTOYA)は地元ミルクを使ったチーズタルトが人気で、白い恋人とはひと味違う、素朴で温かみのある味わいが魅力です。各店の価格帯は一個150円〜800円ほどで、少量から購入できるため、複数店をはしごする食べ歩きスタイルにも向いています。

老舗カフェ&パティスリーで過ごすひととき

有名ブランドだけでなく、地元民が長年通い続ける老舗カフェやパティスリーも見逃せません。雪印パーラー(大通)は昭和24年創業の老舗アイスクリーム専門店で、看板メニューの「スノーロイヤル」は濃厚なミルクの風味が口いっぱいに広がる逸品。一人前600円〜900円とリーズナブルなのも嬉しいところです。レトロな店内は昭和の雰囲気を今に伝えており、地元のお年寄りから若いカップルまで世代を超えて愛されています。

大通公園沿いにはパフェやケーキを提供するカフェが点在し、夏場は窓から公園の緑を眺めながら冷たいスイーツを楽しめます。また、円山・西区エリアには地元客に愛される個人経営のパティスリーが多く、観光客があまり足を運ばない分、ゆったりとした雰囲気の中でオーナーシェフの渾身の一皿と出会える穴場でもあります。地元のグルメ情報誌や口コミアプリを参考に、自分だけの「隠れた名店」を探すのも、スイーツ旅の楽しみのひとつです。

スイーツ巡りの計画と実用情報

札幌スイーツ巡りを満喫するための実用情報をまとめます。1日の予算は3,000円〜5,000円を見込んでおけば、複数店を回っても十分楽しめます。札幌駅と大通駅を起点に、すすきの・円山・宮の沢方面へ足を延ばすルートが効率的です。地下鉄東西線や南北線でアクセスできる店が多く、雨や雪などの悪天候でも移動に困りません。

人気店は週末を中心に混雑するため、平日の午前中や開店直後を狙うのがスマートです。生菓子や生チョコなどの要冷蔵品は保冷バッグを持参するか、帰路の直前に購入するのが安心。新千歳空港にも道内有名ブランドのほぼすべてが出店しているため、最終日の購入でも困ることはありません。さらに、さっぽろ雪まつりや札幌国際芸術祭など大きなイベントに合わせた旅程であれば、期間限定の特別スイーツに出合えるチャンスもあります。北海道の四季を肌で感じながら、甘くて豊かな札幌スイーツの旅をどうぞ存分にご堪能ください。

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Written by

山田 太郎

トラベルライター

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