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札幌の海鮮グルメ|新鮮な海の幸を堪能する完全ガイド
札幌は海に面した街ではありませんが、北海道各地から魚介が集まり、市場や飲食店で新鮮な海の幸を味わえる街です。市民の台所として長い歴史をもつ二条市場や、札幌市中央卸売市場のそばに広がる場外市場など、海鮮を目当てに訪れたい場所もあります。この記事では、各市場の公式情報や農林水産省の郷土料理データベースをもとに、札幌で海の幸を楽しむための基本を紹介します。店ごとの料金や営業時間、品ぞろえは季節や日によって変わるため、訪問前に各店の案内で確認してください。
市民の台所「二条市場」
札幌の中心部、大通公園や狸小路の近くにあるのが二条市場です。公式サイトによると、125年以上の歴史をもつ札幌市民の台所で、朝8時から夕方6時ころまで、北海道の魚介や加工品、野菜、果物などが並びます。とれたての海の幸をその場で味わえる店や飲食店、土産物店もあり、観光客から地元の常連客まで幅広い人でにぎわっています。
その成り立ちは、明治初期に石狩浜の漁師が石狩川をさかのぼり、この付近で魚を売ったことが発端といわれています。13軒の商店による「十三組合」が今の二条市場の始まりとなり、1902年(明治35年)の大火で一帯が焼け野原になった後も、有志によって再建されました(出典: さっぽろ二条市場「二条市場について」)。市営地下鉄の大通駅やバスセンター前駅から歩いて行ける距離なので、観光の合間に立ち寄りやすい市場です。
中央卸売市場のそばの「場外市場」
札幌市中央卸売市場の近くには、「札幌場外市場」があります。公式サイトでは、店舗や食堂の紹介、お店マップのほか、季節の旬を調べられるページも用意されていて、訪問前に何が旬かを確かめるのに役立ちます(出典: 札幌場外市場 公式サイト)。観光バス用の駐車場は予約制とされているので、団体で訪れる場合は事前に確認しましょう。
電話での海産物販売に注意
二条市場と場外市場の公式サイトは、どちらも、市場の店舗や組合を名乗る電話での海産物の販売に注意するよう呼びかけています。二条市場の組合は、電話による海産物の販売は行っていないと案内し、場外市場の組合も、電話での案内があった場合はその場で注文せず、必ず店舗に直接確認するよう求めています。市場の名前を出されても、身に覚えのない電話勧誘には応じないようにしましょう。
北海道の海の幸を使った郷土の味
市場で食材を選ぶなら、北海道の郷土の味も知っておきたいところです。
- いくらの醤油漬け: サケ漁が最盛期を迎える9月から10月ごろ、北海道では多くの家庭で筋子からいくらの醤油漬けをつくります。晩秋につくって冷凍しておけば、正月まで楽しめる家庭の味です(出典: 農林水産省「うちの郷土料理」いくらの醤油漬け)
- 松前漬: 乾燥させたスルメイカと昆布を細切りにし、醤油などで漬け込んだ保存食です。松前藩が発祥といわれ、ニシン漁が栄えた時代には数の子も使われてきました。正月料理や土産の定番です(出典: 農林水産省「うちの郷土料理」松前漬)
- 石狩鍋: 札幌の北隣、石狩地方の漁師料理から生まれた鍋です。サケのぶつ切りやあらを野菜と一緒に昆布だしで煮て、味噌で味をととのえます。昭和20年代にサケの地びき網漁を見に来た観光客に振る舞ったことで評判になり、全国に知られるようになりました(出典: 農林水産省「うちの郷土料理」石狩鍋)
- ルイベ: サケやマスを凍らせ、解凍しないまま刺身にして食べる料理で、アイヌ民族発祥といわれます。口の中で溶けていく独特の食感が楽しめます(出典: 農林水産省「うちの郷土料理」ルイベ)
札幌で海鮮を楽しむコツ
- 市場の飲食店は朝から営業する店もあるので、早めの時間に訪れる
- 旬の魚介は季節で変わるため、場外市場の「旬を調べる」ページなどで事前に確認する
- 持ち帰りや発送を考えるなら、保冷の方法や配送の可否を店で確かめる
札幌の郷土料理については、札幌の郷土料理でも紹介しています。
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