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広島の温泉ガイド|宮浜温泉と日帰り湯の楽しみ方
観光・体験
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広島の温泉ガイド|宮浜温泉と日帰り湯の楽しみ方

広島で旅の疲れを癒すなら、宮浜温泉を筆頭とする温泉めぐりは外せません。瀬戸内海多島美としまなみ海道に抱かれた温泉地は、湯の温もりと絶景が同時に楽しめる贅沢なスポットです。毛利氏の城下町から軍都へ、そして被爆からの復興を経て平和都市として世界に発信してきたこの地域の温泉文化は奥深く、泉質も多彩。美肌の湯や療養泉として高い評価を受けています。瀬戸内式気候の恩恵を受けた温暖少雨な気候のもと、冬の雪見風呂から夏の涼風に吹かれる露天風呂まで、一年中温泉を楽しめるのが広島の大きな魅力です。この記事では広島周辺のおすすめ温泉を厳選してご紹介します。

宮浜温泉の魅力と泉質

宮浜温泉は広島を代表する温泉地で、古くから湯治場として地元の人々に親しまれてきました。泉質は単純弱放射能低温泉(ラドンを含む放射能泉)で、肌あたりがやわらかい湯として特に女性旅行者から高い支持を得ているといわれます。源泉温度は施設によって異なりますが、おおむね40〜60度程度。加水なしのかけ流しにこだわる施設も多く、温泉本来の成分をそのまま楽しめます。

湯の色は無色透明からほのかに濁りを帯びたものまでさまざまで、入浴後に肌がしっとりとした感触になることから「化粧水のような湯」とも称されます。放射能泉ならではの肌あたりのやわらかさを楽しめる湯として、美容・美肌を期待して訪れるリピーターも少なくないといわれます。

日帰り入浴料金は施設によって異なりますが、600円から1,500円程度が相場。タオルのレンタルも大抵の施設で用意されており、手ぶらで立ち寄れる利便性の高さも魅力のひとつです。原爆ドームや宮島・厳島神社の観光と組み合わせて立ち寄る旅行者が多く、特に紅葉シーズンには色づく山々を眺めながら露天風呂に浸かる体験が格別の贅沢として人気を集めています。

広島周辺の日帰り温泉おすすめ施設

広島周辺には、観光の合間に気軽に立ち寄れる日帰り温泉施設が点在しています。宮浜温泉エリアの施設は、広々とした内湯と開放感あふれる露天風呂を備えているものが多く、営業時間は10時〜21時が一般的。入浴料は800円〜1,200円程度で、週末や連休は混み合うため、平日の午前中や夕方の利用がおすすめです。

市街地でも温泉を楽しめる施設があります。八丁堀エリアには源泉かけ流しにこだわった本格派の日帰り温泉があり、観光の合間にふらりと立ち寄れる利便性が好評。入浴料500円〜700円とリーズナブルで、地元の常連客にも愛されています。

また、広島市内から少し足を伸ばすと、瀬戸内海多島美を一望できる眺望自慢の温泉施設に出会えます。大小の島々が浮かぶ穏やかな内海を眺めながら浸かる露天風呂は、まさに広島ならではの体験。夕暮れ時には海が茜色に染まり、非日常的なひとときを味わえます。いずれの施設もシャンプー・ボディソープを完備しており、気軽に立ち寄れる環境が整っています。

温泉旅館でゆったり過ごす一泊プラン

せっかくの温泉旅行なら、一泊して宮浜温泉の魅力を存分に満喫するのがおすすめです。老舗旅館では、チェックイン後と翌朝の2回入浴を楽しめるのが醍醐味。時間帯によって男女の浴場が入れ替わる「浴場交替制」を採用している施設では、異なる雰囲気の両浴場をひとつの滞在で堪能できます。

夕食には広島名物がふんだんに盛り込まれた会席料理が定番。牡蠣の土手鍋や穴子の白焼き、地元野菜を使った前菜など、瀬戸内の恵みを贅沢に楽しめます。広島は日本酒の産地としても知られており、竹鶴や雨後の月など地元の銘酒と合わせると料理の旨みがさらに引き立ちます。

料金は一泊二食付きで15,000円から30,000円程度が目安ですが、平日限定プランやWeb予約割引、じゃらんや楽天トラベルのポイント活用で大幅にお得になることも。早めの予約と合わせて、連泊割引を積極的に利用するのがスマートな宿泊術です。露天風呂から眺める夕焼けと翌朝の澄んだ空気は、都市のホテルでは決して体験できない贅沢な時間です。

温泉の効能と知っておきたい入浴マナー

宮浜温泉の効能を最大限に引き出すには、正しい入浴法を知っておくことが大切です。単純弱放射能低温泉は、神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性・疲労回復といった一般的な温泉の適応症が期待できるとされています。

入浴前はかけ湯を必ず行い、いきなり熱い湯に浸かることを避けましょう。最初は半身浴から始め、体が十分に温まってから全身浴に移るのが体への負担が少ない方法です。1回の入浴は10〜15分を目安に。長湯は湯あたりを招くため、気分が優れない場合はすぐに上がることをためらわないでください。入浴後は失われた水分を補うため、温泉水や水を200〜300ml程度補給し、30分ほど横になって体を休めると効果が高まります。

施設内での注意事項として、浴槽への飛び込みや大声での会話は控えるのがマナーです。また、タトゥー(刺青)の入浴を禁止している施設もあるため、事前に確認しておきましょう。飲泉が可能な温泉地では、飲泉所で少量を試すのも温泉旅行の楽しみのひとつ。苦みや塩味など、泉質ごとに異なる味わいを体感してみてください。

アクセスと温泉めぐりのモデルプラン

宮浜温泉へは、広島市中心部から車または路線バスで20〜40分程度。路線バスは広島バスセンターから乗り換えなしでアクセスできる便もあり、レンタカーがなくても立ち寄ることが可能です。広島空港からはリムジンバスで広島駅まで約45分、山陽新幹線を利用すれば東京から約4時間で広島駅に到着します。広島駅からはレンタカーを借りると複数の温泉スポットを効率よくめぐることができます。

おすすめのモデルプランは次のとおりです。午前中は原爆ドームや平和記念公園を訪れて広島の歴史に触れ、昼食は八丁堀または本通り周辺で広島風お好み焼きや牡蠣料理を味わいます。午後は宮島・厳島神社への参拝を済ませ、夕刻前に宮浜温泉に移動してゆったりと湯に浸かる——この流れが観光と温泉を両立する定番コースです。

温泉街には足湯スポットも点在しており、湯めぐりの合間に立ち寄ることができます。複数の施設をお得に利用できる温泉手形や周遊クーポンが発行されている場合もあるので、観光案内所や各施設のウェブサイトで最新情報を確認してから出発するのが賢明です。お土産には温泉まんじゅうや宮浜温泉の湯を再現した入浴剤が人気。自宅でも旅の余韻を楽しめる入浴剤は、家族や友人へのプレゼントにも喜ばれます。

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Written by

藤田 ゆかり

子育て移住アドバイザー

日本刀×日本文化体験

観光スポットと刀剣文化をつなぐ多言語展開。