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札幌周辺の灯台・岬ガイド|海風と絶景の先端へ
観光・体験
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札幌周辺の灯台・岬ガイド|海風と絶景の先端へ

海に囲まれた日本ならではの絶景スポットとして、灯台と岬は根強い人気を誇ります。札幌周辺にも、雄大な山々と広大な平野を背景にした印象的な灯台や岬が点在しており、陸の先端から望む大海原の景色は訪れる人すべてを感動させます。白い灯台と青い海のコントラスト、断崖に打ち寄せる波の迫力、水平線まで見渡せる開放感は、ここでしか体験できない特別な風景です。

北海道の海は季節によって表情を大きく変えます。夏は穏やかな紺碧の海が広がり、冬は荒波が断崖を叩く壮絶な光景が広がります。訪れるたびに新しい景色に出会えるのが、灯台・岬巡りの醍醐味です。札幌を拠点に、そんな北海道の海岸線が織りなす絶景を求めて、岬の先端へ旅してみましょう。

札幌周辺の主要な灯台と岬

札幌から日帰りで訪れられる灯台・岬スポットは複数存在します。まず注目したいのが、石狩市に位置する石狩灯台です。1892年(明治25年)に初点灯した歴史ある灯台で、現在の白亜の塔は石狩川河口のすぐそばに立ち、日本海を航行する船を照らし続けています。周辺は「はまなすの丘公園」として整備されており、ハマナスや砂丘の自然景観を楽しみながら灯台を訪れることができます。初夏にはピンク色のハマナスが咲き誇り、灯台との組み合わせは絶好の撮影スポットとして知られています。

一方、太平洋側に目を向けると、恵山岬灯台函館市)も日帰り圏内の優れたスポットです。活火山である恵山の麓に立つこの灯台は、火山性の荒涼とした大地と海のコントラストが印象的で、他の灯台とは一線を画す独特の雰囲気を持っています。札幌からは車で約2時間半と少し距離がありますが、函館観光と組み合わせれば効率よく訪問できます。

断崖の岬から望む大パノラマ

札幌周辺の岬は、断崖絶壁から太平洋または日本海を一望できるダイナミックなビュースポットが揃っています。なかでも積丹岬は、積丹ブルーと称される透明度の高い鮮やかな青い海が有名で、岬の展望台から見下ろす景色は圧巻のひと言です。岬へは遊歩道が整備されており、ゴツゴツとした岩礁と深い青の海を眼下に歩くことができます。所要時間は往復で約40分ほどで、起伏はあるものの歩きやすい道が続きます。

また、小樽市の南端に位置する祝津岬周辺も見逃せません。断崖上に設けられた展望台からは、石狩湾を一望でき、晴れた日には増毛連山まで望める大パノラマが広がります。岬の先端に立つと、眼下の岩場に波が打ち砕ける白波の迫力が全身で感じられます。安全柵の外には絶対に出ず、特に風の強い日は十分な注意が必要です。日の出や日没の時間帯は、空と海がオレンジ色に染まる圧巻の光景を目にすることができます。

灯台周辺の自然散策と季節の花

灯台や岬の周辺には、海岸植生の自然散策路が整備されているところが多く、季節の野花や海鳥を観察しながらのウォーキングが楽しめます。石狩灯台周辺の「はまなすの丘公園」では、6月下旬から7月にかけてハマナスが咲き誇り、砂丘越しに望む日本海とのコントラストが見事です。積丹岬周辺でもエゾカンゾウやエゾスカシユリが夏に咲き誇り、北海道ならではの花の絶景が楽しめます。

散策路は一周30分〜1時間程度のコースが多く、アップダウンも比較的緩やかなため年配の方でも楽しめます。双眼鏡を持参すれば、カモメやウミネコ、ウミガラスなどの海鳥の姿をじっくり観察できます。春の渡りの季節(4〜5月)や秋の渡り(9〜10月)は、希少な渡り鳥が立ち寄ることもあり、バードウォッチングを目的に訪れるファンも少なくありません。散策の締めくくりには、岬近くの食堂でウニやいくらを贅沢に乗せた海鮮丼を味わうのも北海道旅行ならではの楽しみです。

灯台と星空の夜景

灯台周辺は市街地から離れているため光害が少なく、星空観測の穴場スポットとしても高い評価を得ています。積丹半島の岬周辺は特に光害が少なく、条件の良い夜には天の川がくっきりと見えます。灯台の光条が規則的に夜空を照らす中、満天の星が広がる光景は幻想的な美しさです。

星空撮影を楽しむなら、新月前後の夜を狙うのがベストです。三脚と広角レンズを用意し、シャッタースピードを15〜25秒程度に設定することで、肉眼では見えにくい星々まで写し出すことができます。ただし夜間の灯台周辺は足元が暗くなるため、ヘッドライトと歩きやすい靴は必須です。安全のため単独行動は避け、複数人で訪問することをおすすめします。海の潮騒をBGMに満天の星を眺める体験は、一生の思い出になるでしょう。

アクセスと灯台巡りの計画

札幌から灯台・岬へのアクセスは、レンタカーの利用が最も便利です。石狩灯台は札幌市内から車で約45分、積丹岬は約1時間30分が目安です。新千歳空港から快速エアポートで約40分で札幌駅に到着後、駅周辺のレンタカーショップで車を借りて出発するのがスムーズなプランです。海岸線のドライブ自体が旅の醍醐味になるため、時間に余裕を持って移動しましょう。

公共交通機関を利用する場合、石狩灯台へは札幌駅前バスターミナルから中央バスの石狩線で約1時間。積丹岬へは小樽駅からニセコバスの余市・積丹方面行きに乗り継ぐ形になりますが、バスの本数が限られるため事前に時刻表の確認が必須です。

一日の計画としては、午前中に灯台・岬の見学と周辺散策を楽しみ、昼食は漁港近くの食堂で新鮮な海の幸を堪能、午後は海岸線を走りながら複数スポットを巡り、夕方は定山渓温泉や小樽の銭湯で潮風にさらされた体を温める、というプランがおすすめです。灯台の参観可能日や時間は季節によって異なるため、海上保安庁の公式ウェブサイトで事前に確認しておくと安心です。天候の変化が激しい北海道の海岸では、防風・防寒対策を万全にして出かけましょう。

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Written by

小林 拓也

サイクリスト・旅人

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