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盛岡B級グルメ名店食べ歩きガイド|冷麺・じゃじゃ麺・わんこそばの聖地を制覇する
グルメ
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盛岡B級グルメ名店食べ歩きガイド|冷麺・じゃじゃ麺・わんこそばの聖地を制覇する

岩手県の県庁所在地・盛岡市は「麺の街」として全国的に知られており、「盛岡冷麺」「じゃじゃ麺」「わんこそば」という個性的な3種の麺料理が「盛岡三大麺」として観光グルメの柱になっています。それぞれ異なる起源を持つこの3麺を食べ歩くことが、盛岡観光の大きな楽しみのひとつです。

盛岡冷麺――コシのある透き通った麺

盛岡冷麺は、朝鮮半島・平壌の冷麺から発展した料理です。戦後に盛岡に移り住んだ在日朝鮮人の食文化が根付き、1954年に「盛楼閣(せいろうかく)」が盛岡冷麺として一般に広めたとされます。

盛岡冷麺の特徴

: 小麦粉とデンプン(片栗粉やじゃがいもデンプン)を使った透明感のある独特の麺。強いコシと弾力があり、スープを噛み切るような食感が特徴的です。

スープ: 牛骨・鶏ガラを長時間煮込んだ澄んだスープ。あっさりしながらも深みのある旨みが特徴で、冷たく冷やして供されます。

キムチ: 付け合わせの白菜キムチが定番で、辛さの加減は「なし・少し・普通・辛い」など段階を選べる店が多い。キムチをスープに溶かしながら食べると辛みと旨みが増します。

スイカ・果物トッピング: スイカやリンゴのスライスを乗せるのが盛岡冷麺のスタイル。果物の甘みがスープと絶妙に調和します。

盛岡冷麺を食べるなら

盛楼閣は盛岡冷麺の元祖として名高く、観光客・地元民ともに長年愛されている店です。駅前周辺にも多数の冷麺専門店・焼肉系コリアン料理店が冷麺を提供しています。焼肉と冷麺をセットで楽しむのが盛岡流の夜ごはんスタイルです。

じゃじゃ麺――白味噌ダレとラー油の絶妙な麺

じゃじゃ麺も朝鮮・中国の麺料理「炸醤麺(ジャージャー麺)」を起源にしながら、盛岡独自のアレンジが施された郷土料理です。1953年に「白龍(パイロン)」の初代が中国東北部から持ち帰ったレシピを元に、盛岡のじゃじゃ麺として確立しました。

じゃじゃ麺の食べ方

  1. うどんに似た平打ち麺に肉みそ・刻みキュウリ・しょうがが乗った状態で提供
  2. 卓上のすり生姜・ラー油・酢・ニンニク(みじん切り)を好みで加える
  3. よく混ぜてから食べる
  4. 食べ終わったら「チータンタン」を注文——残った麺のタレに生卵を割り入れ、スープを加えて卵スープにする。これがじゃじゃ麺最後の楽しみです

「チータンタン(鶏蛋湯)」とはじゃじゃ麺独特の〆の一品で、じゃじゃ麺専門店でのみ味わえる盛岡B級グルメの代名詞的文化です。

じゃじゃ麺の名店

白龍(パイロン)は最もよく知られたじゃじゃ麺発祥の老舗で、盛岡市内に複数店舗を展開しています。観光客にとっては盛岡訪問の必須スポットとも言えます。

わんこそば――盛岡の食文化体験

わんこそばは、給仕人がおわん(わんこ)に一口大のそばを次々と入れ続け、食べた量を競う(または楽しむ)岩手県の伝統的なそば料理です。「おかわり」を言い続ける限り続くスタイルで、「食べた椀数」が記念になるユニークな体験です。

わんこそばのルール

  • 給仕さん(仲居さん)が一口ずつ盛ったそばを次々と提供
  • 食べ終わる前に「はい、どんどん」と次々入れてくれる
  • もう食べられない!と思ったらフタをして終了
  • 平均的な来店者は40〜60杯程度。100杯以上食べると「完食証明書」がもらえる店も

わんこそばは1人でも体験できますが、友人・家族と来店して椀数を競い合うと一層盛り上がります。観光客が多く訪れる店では日本語以外の言語に対応したスタッフがいる場合もあります。

わんこそばの注意点

わんこそばは昼食・夕食として提供される料理で、基本的に予約不要ですが繁忙期(春GW・夏・秋の行楽シーズン)は待つ場合があります。胃の調子を整えて臨み、前後の食事量を調整することをおすすめします。

盛岡三大麺食べ歩きモデルコース(1日プラン)

朝(7:30〜9:00): じゃじゃ麺の朝食 白龍などの開店早々に訪問してじゃじゃ麺の朝食。チータンタンまで楽しんでスタートです。

昼(12:00〜14:00): わんこそば体験 盛岡市内のわんこそば専門店でランチ。体験型の楽しさで旅の記念になります。食べすぎに注意して椀数を楽しみましょう。

夕方〜夜(18:00〜20:00): 盛岡冷麺 焼肉店か冷麺専門店で夕食に盛岡冷麺。辛さと甘さのスープで疲れた体を癒します。

3食すべて麺料理になりますが、それぞれのボリューム・スタイルが異なるため飽きることなく楽しめます。盛岡の市街地はコンパクトで徒歩移動しやすく、三大麺の名店が集中しているため、半日〜1日で3麺制覇が可能です。

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Written by

佐々木 拓也

東北グルメライター・麺文化研究家

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