
シルクロ陶芸体験工房
GALLERY
山中温泉を流れる大聖寺川沿いに広がる鶴仙渓。その入口に架かる石造りの橋「黒谷橋」のすぐそばに、九谷焼窯元きぬやとシルクロ陶芸体験工房は佇んでいます。江戸時代から受け継がれてきた九谷焼の伝統に浸りながら、自分だけのオリジナル作品を手がけられる場所として、温泉旅行の合間に訪れる旅人に親しまれています。
九谷焼の歴史と窯元きぬやのこだわり
九谷焼は、江戸時代初期の明暦年間(1655〜1660年頃)に後藤才次郎が石川県山中町の山深い九谷村で窯を築いたことに始まります。その後、加賀百万石文化の豪放華麗な美意識に強く影響を受けながら育まれ、「九谷五彩」と呼ばれる独自の様式美を確立しました。きぬやはこの伝統を引き継ぎながら、丁寧に器を作り続けてきた窯元です。
1階のギャラリーには、窯元が手がける器や作家作品のほか、洋食器のような感覚で日常使いできるオリジナルライン「KUTANI-Oval」や「ゆかたべ」シリーズなど、伝統と新しい感覚を融合させた品々が揃います。旅の記念に持ち帰るだけでなく、帰宅後にウェブショップから追加購入することも可能です。
4種類の体験プログラム
2階のシルクロ陶芸体験工房では、陶芸の入口となる電動ろくろ体験をはじめ、九谷五彩の色合いを用いて装飾作品を仕上げる九谷焼貼り絵体験、焼成済みの素地に釉薬で模様や色彩を施す上絵付け体験、そして山中温泉ゆかりのキャラクター「ゆかたべさん」をモチーフにした人形制作体験の4プログラムが用意されています。すべて予約制で、完成した作品はそのまま持ち帰ることができます。
鶴仙渓と開湯1300年の温泉地
工房が位置する山中温泉は開湯以来1300年の歴史を持ち、松尾芭蕉をはじめ多くの文人墨客が訪れた格調ある温泉地です。きぬやのすぐそばに架かる黒谷橋は石造りのレトロな佇まいが特徴で、タイムスリップしたような雰囲気を漂わせています。陶芸体験のあとは橋を渡り、鶴仙渓の渓谷美を楽しみながら散策するのがおすすめです。
黒谷橋の近くには、森の中に佇むカフェ「東山ボヌール」があり、人気のビーフシチューや森のケーキなど洗練されたメニューが揃います(営業は10:00〜17:00、木・金曜定休)。陶芸体験と渓谷散策、温泉を組み合わせた山中温泉ならではの過ごし方を楽しめます。
国際対応と便利なサービス
きぬやは免税店(TAX FREE SHOP)として認定されており、海外からの旅行者も安心してショッピングできます。クレジットカードや電子マネー、PayPay、HIVEX(JKO Pay・PXPay Plus・E.SUN Wallet)など多様な決済手段に対応。1階店舗にはコインロッカーも完備されており、荷物を預けてゆっくり体験や散策を楽しむことができます。また、体験工房のトイカプセル自販機では鶴仙渓とゆかたべさんのピンバッジも販売されており、手軽なお土産としても人気です。
アクセス
山中温泉観光協会(山中座・菊の湯)より徒歩7分 山代温泉観光協会(古総湯)より車で10分 片山津観光協会(総湯)より車で20分
営業時間
午前 9:30〜11:30、午後 13:00〜16:00、定休日:木曜日
料金目安
3,000円~5,000円
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