
香川県漆器工業協同組合
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香川県高松市に拠点を置く香川県漆器工業協同組合は、江戸時代に高松藩主・松平家の保護を受けて発展してきた香川漆器の産地を支える組合組織です。全国でも珍しい複数の独自技法が一つの産地に集積している点が、香川漆器の最大の個性といえます。
松平家の庇護から続く漆芸の産地
香川漆器の歴史は、高松藩主・松平家の庇護に始まります。藩の保護を受けながら独自の技法が磨かれ、他産地とは一線を画す多彩な漆芸文化が高松の地に根づきました。組合はその継承を担う組織として、組合員の相互扶助の精神のもと、製造・販売から技術継承まで一体的に取り組んでいます。
5つの技法が一産地に集積
香川漆器を特徴づけるのは、蒟醤(きんま)・存清(ぞんせい)・彫漆(ちょうしつ)・後藤塗(ごとうぬり)・象谷塗(ぞうこくぬり)という5つの独自技法が、一つの産地で継承されている点です。
「後藤塗」は暮らしの中で漆の優雅さを楽しめる技法として知られ、日常使いの器にも上質な表情をもたらします。「彫漆」は漆の層そのものを彫ることで文様を生み出す技法です。「象谷塗」は素朴な黒の味わいが持ち味で、静けさのある独自の風合いを持ちます。蒟醤と存清もそれぞれ固有の美しさを持つ技法として、産地の多様性を支えています。
菓子器から飾り棚まで、多様な漆器製品
これらの技法を用いて生み出される製品は、菓子器、盆、飾り棚など多岐にわたります。日常の食卓を彩るものから、床の間に映える工芸品まで、用途に応じた幅広い漆器が揃っています。
直売会での出合い
組合では、栗林公園内の商工奨励館北館などを会場に、「香川の家具と漆器 直売会」をはじめとした直売イベントを開催しています。複数の組合員企業が一堂に集まるこうした機会は、香川漆器の多様な技法・製品を直接手に取って比較・購入できる貴重な場となっています。
アクセス
高松駅から徒歩約15分
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