
北海道立埋蔵文化財センター
GALLERY
北海道江別市に拠点を置く公益財団法人北海道埋蔵文化財センターは、北海道各地で行われてきた発掘調査の成果を集約し、出土品の整理・保存・展示・活用を一貫して担う専門施設です。入館・体験ともに無料で開放されており、考古学に関心を持つ人から学校の課外学習まで、幅広い来館者を受け入れています。
常設展示室が伝える縄文の暮らし
常設展示室では、北海道各地の発掘調査で得られた資料をもとに、縄文時代の生活と文化を多角的に紹介しています。石・木・金属・骨角・土製のさまざまな道具や装飾品、さらに動物との関わりといった多様な視点から、縄文人が営んだ暮らしのありようを立体的に学ぶことができます。
所蔵する重要文化財
センターが所蔵する資料のなかには、国から重要文化財に指定されたものも含まれます。千歳市ママチ遺跡から出土した土面や、美々8遺跡出土品がその代表例で、いずれも北海道の縄文時代研究において全国的に高い価値を持つ資料です。こうした第一級の出土品を直接目にできる点は、同施設ならではの大きな魅力といえます。
特別展「縄文遺跡群とみんなのお墓」(2026年7月〜9月)
2026年7月11日から9月27日にかけて、常設展示室内で企画展「北海道・北東北の縄文遺跡群展5 縄文遺跡群とみんなのお墓」が開催されます(毎週月曜日は休館、ただし祝日を除く)。
この展示では、ユネスコ世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」が評価された「精緻で複雑な精神文化」を、共同墓地・墓域という切り口から読み解きます。垣ノ島遺跡・北黄金貝塚・入江貝塚・キウス周堤墓群・高砂貝塚など世界遺産構成資産の実例を用いながら、貝塚と墓の関係、後期以降に隆盛した墓坑群の変遷、そして北海道独自の墓制である「周堤墓」の発生と特徴を時代順に解説します。主に小学校高学年から中学生を対象として構成されていますが、高校生以上の興味関心を高める内容も盛り込まれており、縄文考古学に初めて触れる人でも理解しやすい展示設計となっています。
学校・団体向け教育プログラム
学校や社会教育団体を対象とした施設見学の受け入れも積極的に行っており、考古学教室や出前講座を通じて、現地を訪れることが難しいグループにも北海道の埋蔵文化財に触れる機会を提供しています。展示室内には体験コーナー「縄文工房」が設けられていますが、2026年4月時点で休止中のため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
アクセス
北海道江別市西野幌685番地1
営業時間
定休日: 毎週月曜日(祝日は除く)
料金目安
無料
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店舗詳細
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