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広島市植物公園

広島市植物公園

※写真はイメージです。

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広島と宮島のちょうど中間、瀬戸内海国立公園を一望する高台に立つ広島市植物公園は、大温室・日本庭園・大花壇を擁する総合的な植物園だ。公益財団法人広島市みどり生きもの協会が運営し、開園50周年を迎えた2026年も、季節ごとの特別展示・体験イベント・学習講座が途切れなく続き、植物愛好家からファミリーまで幅広い層に親しまれている。

大温室と個性豊かな常設コレクション

園のシンボルである大温室では、熱帯性スイレンの展示が50年の歴史を誇る。往年の名花から最新品種まで幅広いコレクションが揃い、色とりどりの花が水面に浮かぶ光景は圧巻だ。食虫植物のコーナーでは独特の捕虫メカニズムを持つ植物が一堂に会し、子どもから大人まで興味を引く。日本庭園は四季を通じて落ち着いた和の空間を演出し、大花壇では季節の草花が鮮やかに咲き揃う。

年間を彩る特別展示

春から冬にかけてテーマを変えながら特別展示が続く。秋の洋ラン展・秋の山野草展・サボテン多肉植物展・ボタニカルアート展・野生きのこ展・ハンギングバスケットコンテストなど、専門性の高い企画が一般公開される。夏はヒマワリウィーク・コスモスウィークと花ごとの旬が設定され、見ごろ情報は「花ごよみ」や園内マップで随時案内されている。

忘れられない体験イベント

夏の名物が「オオオニバス試乗体験会」だ。直径1〜2メートルに達する巨大な葉の上に子どもが乗る光景は、植物の生命力を全身で感じられる体験として毎年話題を集める。秋には「サガリバナと夜の植物の競演」と題した夜間開園が実施され、熱帯植物が夜に開花する幻想的なシーンを間近で観察できる(2026年は9月19・20・26日、10月3・10日)。サマーフェア、夏のミニワークショップ(7/1〜9/13)、秋のグリーンフェア(期間中入園料無料)など、シーズンを問わず参加しやすい催しが揃う。

学びを深める講座とガイドツアー

ガイドボランティアによる無料の園内案内ツアーでは、専門知識を持つスタッフが各植物の特徴や生態を丁寧に説明してくれる。「暮らしに役立つハーブ講座(全3回)」「洋ラン実演会」「秋の山野草実演会」「みどりとむし講座(アサギマダラ観察会)」「冬のガーデニング講座」など実践的な講座も年間を通じて開催。「先生と子供のための森の幼稚園」や太田川河川敷での野外観察会は、教育機関とも連携した幅広いプログラムだ。

開園50周年の節目に

2026年は創立から半世紀という節目の年。記念展示「未来の植物園をつくろう」(7月18日〜9月9日、展示資料館)が開催中のほか、LINE公式アカウントとスタンプラリー(4/29〜令和10年3月)も始動した。園内には森のカフェと森のレストランを備え、緑に囲まれた高台でゆったりと過ごせる環境も整っている。瀬戸内の自然を背景に植物の世界を深く知る場として、次の50年へ向けた歩みが続く。

アクセス

JR山陽本線「五日市駅」から「植物公園経由薬師が丘団地行」バスで約20分「植物公園」下車 市内中心部から車で約30分。山陽自動車道五日市IC、廿日市ICからそれぞれ約15分

営業時間

午前9時~午後4時30分(入園は午後4時まで)。休園日:毎週金曜日(祝日の場合は開園)、12月29日~翌年1月3日。森のカフェ10:30~15:00、森のレストラン10:30~14:00。

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