
浜辺の茶屋
GALLERY
沖縄県南城市の海辺に建つ「浜辺の茶屋」は、手の届く距離に砂浜が広がり、波の音と潮風が満ちる手づくりの小さなカフェです。「こんな場所にカフェを建てても人は来ないよ」と多くの人に言われながらも、オーナー夫婦が石を一つひとつ積み重ねて完成させたこの場所は、今では沖縄を訪れるたびに立ち寄りたくなる、馴染み深い癒しの空間として多くの人に愛されています。
石を積み続けた夫婦の物語
浜辺の茶屋が生まれた背景には、オーナーの米子さんが語る小さな原体験があります。お餅作りの仕事で疲れた体を癒しに通っていた喫茶店。そこのオーナーは、本を読む客の邪魔にならないようにそっとコーヒーを置き、目が合えばすぐに笑顔で挨拶する——そんなさりげないもてなしに感銘を受け、自分でも小さな喫茶店を始めることにしたといいます。
やがて夫婦で思い描いたのが「玉城のんびり村構想」。カフェを軸に乗馬施設や宿泊施設、ライブやマーケットが開けるイベントスペースを備えた複合施設の夢で、浜辺の茶屋はその第一歩として誕生しました。現在はカフェ・リラクゼーションサロン・複数の宿泊施設からなる「さちばるやーどぅい」として、その構想はゆっくりと形になっています。
自然と一体になれる空間
店内に入ると、遠くのリーフエッジ(なみげーり)から風が運んでくる波の音が聞こえます。西の海へ傾いた太陽が水面をきらめかせる礁湖(イノー)の眺め、木漏れ日が揺れる石垣、浜辺をそろりと歩くヤドカリ——都市の喧騒とはまったく切り離された時間が流れます。
毎朝欠かさず続けられる浜辺の掃除からは、スタッフの自然への敬意が伝わります。集めた海藻は畑に還し、海のミネラルで大地を元気にするという循環も、この場所の精神を体現しています。階段では看板猫のミーちゃんが出迎えてくれることも。
朝食と提携宿の使い方
朝食は基本的に来店順のご案内です。ただし、ヴィラさちばる・山の小屋・姉と弟・momo・天弓イン・1番座・ヴィラ ウージカゼといった提携宿に宿泊しているゲストは、前日18時までに予約を入れることで優先案内を受けられます。那覇空港から約40分という立地を活かし、周辺の宿でゆっくり過ごすプランに組み込むのがおすすめの楽しみ方です。
進化し続けるカフェ
2025年6月にはリニューアルオープンを果たし、昔ながらのメニューに加えて新しいラインナップも加わりました。変わらない自然の景色と、更新され続けるメニュー——「これからも進化し続ける浜辺の茶屋」というオーナーの言葉通り、何度訪れても新しい発見がある場所です。予約は承っていないため(提携宿の朝食を除く)、訪問前に公式サイトやInstagramで最新の営業情報を確認するのが安心です。
アクセス
那覇空港から約40分。公式サイトに駅からのアクセス記載なし(沖縄県はタクシー・レンタカー利用が主)
営業時間
月〜金 8:00〜18:00(ラストオーダー17:00)、土日祝 8:00〜19:00(ラストオーダー18:00)。年末年始・旧盆・悪天候で変更あり
店舗詳細
- 対応言語
- 日本語 / 英語
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