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出島
※写真はイメージです。

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長崎港に浮かぶ扇形の人工島・出島。江戸幕府の鎖国体制下において、唯一の西洋との窓口として約218年にわたってオランダ貿易を担ったこの地は、日本の近代化を語るうえで欠かせない歴史的舞台です。現在は国指定史跡「出島和蘭商館跡」として整備・復元が進む複合施設となっており、単なる「再現展示」にとどまらない、重層的な時間の堆積を肌で感じられる場所です。

ポルトガル人が住んだ時代の痕跡

出島の歴史は1571年のポルトガル船の長崎港来航に端を発します。その後、1636年に人工島として完成した出島には、ポルトガル人やスペイン人・イタリア人、いわゆる「南蛮人」たちが住まい、貿易と文化交流を繰り広げていました。発掘調査によって出土した築造当時の護岸石垣は修復・公開されており、400年近い時を超えて当時の出島の姿を今に伝えています。長崎のまちに溶け込んでいった南蛮文化のルーツが、この石垣に凝縮されています。

シーボルトとブロムホフが歩いた1820年代の出島

1637年の島原の乱を経て1639年にポルトガル人が追放されると、出島は一時住人を失いました。しかし1641年、平戸のオランダ商館が出島へ移転し、以後218年にわたるオランダ貿易の歴史が幕を開けます。現在の復元整備事業が目標としているのは、商館長ブロムホフや商館医シーボルトが活躍した19世紀初頭(1820年代ごろ)の出島の姿です。カピタン部屋をはじめすでに16棟の建物の復元が完了しており、当時の居住空間や業務のありようを立体的に体感できます。なお、2026年はシーボルトの江戸参府から200周年という節目の年にあたります。

坂本龍馬も訪れた幕末の倉庫

1859年の開国によってオランダの独占貿易時代は終わりを迎え、出島にはオランダ以外の西洋商人も進出してきます。復元された旧石倉は、幕末に坂本龍馬率いる海援隊が取引のために訪れたハットマン商会の倉庫です。築造当初の護岸石垣、19世紀初頭の復元建物、幕末の石倉、明治期の木造洋風建物と、異なる時代の遺構が一か所に混在する出島ならではの景観が広がっています。

ガイドツアー・着物体験・レストランで楽しむ出島

歴史スタッフが説明しながら場内を案内する出島ガイドツアーも開催されており、自由見学とは一味違う解説付きの歴史体験が可能です。「出島ホッペン」では入場券と着物レンタルのセットチケットも提供されており、江戸時代の雰囲気に合わせた和装での散策も楽しめます。施設内の旧長崎内外倶楽部レストランでは喫茶・食事が利用でき、夏季にはビアフェスタも開催。出島ミュージアムショップではオリジナルグッズや関連書籍が揃い、観覧後のひとときをゆったりと過ごせます。年中無休で開場しており、車いすレンタルも備えているため、幅広い旅のスタイルに対応しています。

アクセス

長崎電気軌道(路面電車)出島電停から。表門橋から徒歩5~10分で長崎新地中華街・浜の町アーケードに到着。

営業時間

8:00~21:00(最終入場20:40) 定休日: なし(年中無休) ※ミュージアムショップ: 9:00~18:00 ※長崎内外倶楽部レストラン: 10:00~18:00

料金目安

大人: 1,100円 小・中学生・高校生: 550円

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店舗詳細

価格帯
$$
決済方法
現金 / クレジット / QR決済 / IC決済 / PayPay
対応言語
日本語 / 英語

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