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札幌の温泉旅館ガイド|定山渓温泉で過ごす至福の一夜
宿泊
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札幌の温泉旅館ガイド|定山渓温泉で過ごす至福の一夜

札幌を旅するなら、宿泊先選びにもこだわりたいものです。北海道の道都である札幌には、定山渓温泉の風情ある温泉旅館から札幌駅前のシティホテルまで、旅のスタイルに合わせた多彩な宿泊施設が揃っています。新千歳空港から快速エアポートで約40分で到着した旅人を温かく迎えてくれるのは、北海道ならではのおもてなしの心。冬は積雪が多く氷点下が続く一方、夏は湿度が低く爽やかな気候のもと、季節ごとに表情を変える豊平川の清流と藻岩山の緑を眺めながらの滞在は、何物にも代えがたい贅沢です。人口約197万人を擁する札幌は、宿泊施設の選択肢が豊富でありながら、大都市のような息苦しさがないのも大きな魅力のひとつといえるでしょう。

定山渓温泉とはどんな場所か

定山渓温泉は「札幌の奥座敷」とも呼ばれる歴史ある温泉地です。豊平川の上流、標高約200メートルの渓谷に位置し、明治時代から湯治場として愛されてきました。泉質は塩化物泉・ナトリウム泉が中心で、神経痛や筋肉疲労、冷え性などに効能があるとされています。源泉温度は約60〜80度と高く、旅館ごとに独自の引き湯技術で適温に調整しながら提供しています。秋には紅葉が渓谷を染め上げ、冬には雪見風呂が楽しめる。四季折々の景観の変化が、リピーターを何度でも引き寄せる理由のひとつです。また、定山渓には「二見公園」や「河童淵」といった散策スポットも点在しており、温泉に浸かるだけでなく渓谷の自然を歩いて楽しめるのも魅力です。

定山渓温泉の温泉旅館で至福のひととき

札幌周辺で最も人気の宿泊エリアが定山渓温泉です。札幌駅からバスで約60分、車なら渋滞を避ければ30〜40分のアクセスで、渓谷沿いや高台に風情ある旅館が点在しています。一泊二食付きの料金は15,000円〜35,000円が中心帯で、露天風呂付き客室は25,000円〜50,000円が目安。こだわりの食事は旅館ごとに趣向が異なり、蟹や鮭、ホタテなど北海道産の海の幸をふんだんに使った懐石料理が季節ごとに提供されます。地元の発酵食品や山菜を取り入れた一品が添えられることも多く、食事そのものが旅の記憶として残るほどの完成度を誇る宿も少なくありません。

チェックインは15時、チェックアウトは10時〜11時が一般的です。到着後すぐに大浴場や露天風呂で旅の疲れを癒やし、夕食まで客室でゆっくりと渓谷の景色を眺めながら寛ぐのが理想的な過ごし方。朝風呂も格別で、朝6時から入浴できる宿がほとんど。早朝の澄んだ空気の中、静かな湯に浸かるひとときは宿泊者だけに許された特権です。また、大型旅館では岩盤浴やエステ施設を併設しているところもあり、温泉以外のリラクゼーションも充実しています。

旅の拠点に選ぶ——札幌駅周辺のシティホテル

観光の拠点として利便性を重視するなら、札幌駅周辺のシティホテルが便利です。ビジネスホテルは素泊まり5,000円〜8,000円、朝食付きプランで7,000円〜10,000円が相場。シティホテルは8,000円〜15,000円で、広めの客室と充実したアメニティが魅力です。札幌駅から徒歩5分圏内に10軒以上のホテルが集まっており、大通・狸小路エリアやすすきのへのアクセスも抜群。地下鉄を使えば円山公園や北海道神宮にも20分以内で到達できます。

多くのホテルで大浴場やサウナを完備しており、旅の疲れを存分に癒やせます。朝食バイキングでは北海道名物料理が並ぶホテルも多く、味噌ラーメン海鮮丼スープカレー風のスープを朝から楽しめるのが嬉しいポイントです。早割プラン(28日前予約)なら通常料金の20〜30%オフで宿泊できるため、旅程が決まり次第早めの予約をおすすめします。

個性派・体験型の宿泊施設

近年、札幌周辺にはユニークな宿泊体験ができる施設も増えています。築100年以上の古民家を丁寧に改装したゲストハウスは一泊4,000円〜8,000円で、北海道の伝統的な暮らしを体感できる空間が人気を集めています。囲炉裏のある共用リビングでは他の宿泊客との自然な交流が生まれ、旅の思い出がより豊かになります。

グランピング施設は一泊二食付きで15,000円〜25,000円が相場で、豊平川の流れや森の自然を間近に感じながら快適なアウトドアステイが楽しめます。テントの設営不要で、シュラフやランタンなどの道具も完備されているため、アウトドア初心者でも安心して利用できるのが強みです。豊平川沿いのキャンプ場では、テント泊が一人2,000円〜3,000円。設備の整ったオートキャンプサイトも整備されており、自炊しながら自然の中で過ごす一夜は格別です。さらに、宿坊体験(一泊二食付き8,000円〜12,000円)では早朝のお勤めや精進料理を通じて、日本の精神文化と静寂に触れることができます。

宿選びのコツと予約のタイミング

札幌での宿泊を最大限に楽しむための実用的なポイントをお伝えします。人気の温泉旅館は2〜3ヶ月前の予約が基本で、さっぽろ雪まつりが開催される2月上旬や紅葉が見頃を迎える10〜11月は、半年前でも満室になることがあります。特に連休や年末年始は、希望の旅館をおさえるために早期の行動が必須です。

逆に、閑散期にあたる1〜2月(雪まつり期間外)や梅雨時にあたる6月は割引プランが充実しており、通常の30〜50%オフで宿泊できることも珍しくありません。じゃらんや楽天トラベルといった宿泊予約サイトの口コミは参考になりますが、定山渓温泉エリアについては定山渓観光協会の公式サイトも合わせて確認することをおすすめします。旬の情報や限定プランが掲載されていることがあります。

旅程の組み方としては、初日は札幌駅近くのシティホテルに宿泊して市内観光を満喫し、2泊目は定山渓温泉の旅館でゆっくり過ごすプランが特に人気です。チェックイン前やチェックアウト後の荷物預かりサービスを積極的に活用すれば、身軽な状態で時計台大通公園北海道開拓の村などを効率よく観光できます。宿と観光のバランスを上手に組み合わせることで、札幌の旅はより深みのあるものになるでしょう。

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Written by

高橋 大地

アグリツーリズム推進者

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