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高松の祭りと伝統行事|高松まつりの見どころ完全ガイド
観光・体験
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高松の祭りと伝統行事|高松まつりの見どころ完全ガイド

高松を語る上で欠かせないのが、地域に根付いた祭りと伝統行事の数々です。中でも高松まつりは高松最大の年中行事として、毎年多くの観客を熱狂させています。高松藩の城下町として栄え、「讃岐のうどん文化」は江戸時代にまで遡るという歴史を持つ高松の祭りは、先人たちの知恵と情熱が凝縮された文化遺産です。参加者と観客が一体となって盛り上がる熱気は他では味わえない特別な体験であり、丸亀町商店街を中心に街全体がお祭りムード一色に染まる期間は、日常とは異なる高松の姿を見ることができます。本記事では高松まつりを中心に、一年を通じた祭り・行事の魅力を余すところなくお伝えします。

高松まつりの歴史と見どころ

高松まつりは毎年8月12日から14日の3日間にわたって開催される、高松を代表する夏祭りです。その起源は江戸時代に高松藩主・松平頼重が藩内の士気と民心の安定を図るために奨励した行事に遡ると伝えられており、長い歴史の中で現在の形へと発展してきました。

祭りの見どころは何といっても中日に行われる「よさこいバージョン総おどり」と「高松ばかりか音頭おどり」の競演です。数千人の踊り子が三越前から片原町にかけての目抜き通りを練り歩く様子は圧巻で、観衆も自然と足踏みしてしまうほどの熱気に包まれます。2024年の開催では約36万人もの来場者を記録し、四国最大規模の夏祭りとしての地位を不動のものにしています。

メインイベントは夕方18時頃から夜22時頃まで行われ、商店街のアーケードに吊るされた提灯と照明に照らされた踊り子たちの衣装が鮮やかに輝きます。観覧のベストポジションは丸亀町商店街の中央広場付近の沿道で、開始2時間前には場所取りが必要です。有料の観覧席(3,000〜5,000円程度)も設けられており、ゆったりと観覧したい方や小さな子ども連れにはこちらがおすすめです。

季節ごとの伝統行事カレンダー

高松まつり以外にも、高松では一年を通じて多彩な伝統行事が催されています。

春(3〜5月)栗林公園では毎年3月下旬から4月上旬にかけて「観桜会」が開催され、国の特別名勝に指定された庭園を背景にした桜の風景は格別です。5月の端午の節句前後には高松城跡(玉藻公園)で武者行列が再現されることもあり、地元住民に人気の行事となっています。

夏(7〜8月):高松まつりに先立つ7月には「高松港まつり」が行われ、瀬戸内海を舞台にした海上花火大会が夜空を彩ります。約3,000発が打ち上げられる花火は、港周辺の桟橋や観光船から観覧できるため、独特の臨場感を楽しめます。

秋(9〜11月):10月には香川県内各地の神社で秋祭りが集中し、高松市内でも由緒ある神社の宮入行事が各所で繰り広げられます。特に田村神社の秋季例大祭は県内最古の祭りのひとつとされており、荘厳な神輿渡御と子ども神輿の微笑ましい行列が見ものです。

冬(12〜2月):正月三が日は田村神社に多くの初詣客が訪れ、参道には縁起物や地元特産品を扱う屋台が並びます。参拝者数は香川県内最多を誇り、元旦から三が日で約30万人が参拝するとされています。

祭りグルメと屋台の楽しみ方

高松の祭りの醍醐味のひとつは、ずらりと並ぶ屋台グルメです。高松まつりの期間中は丸亀町商店街から片原町にかけて200軒以上の屋台が出店し、地元グルメから定番の屋台メニューまで多彩な味を楽しめます。

高松ならではの名物として外せないのが讃岐うどんをアレンジした「うどんバーガー」や、香川県のご当地グルメである「骨付鳥」を手軽に食べられる串焼きスタイルの屋台です。どちらも祭り限定の提供で、例年30〜60分待ちの行列ができるほどの人気を誇ります。

地酒の飲み比べブースも例年出店されており、香川県の代表的な蔵元「西野金陵」や「川鶴酒造」の銘酒をその場で試飲・購入できます。冷たい日本酒片手に祭り見物するのが通の楽しみ方として知られています。

食べ歩きには小さめのエコバッグと除菌ウェットティッシュが必需品です。屋台の多くは現金払いのみですが、近年はPayPayなど電子マネーに対応する店舗も増えています。

参加型の体験プログラム

高松まつりでは、観覧するだけでなく実際に祭りに参加できるプログラムが充実しています。法被(はっぴ)を着用して神輿担ぎに加わるコースや、よさこい踊りの基本を地元の踊り手から教わるワークショップは、旅行者にも毎年好評です。

事前予約制のプログラムは公式サイトで2〜3ヶ月前から受け付けが始まるため、計画的なチェックが必要です。参加費は無料から3,000円程度で、衣装や道具はレンタルできる場合がほとんどです。

また、祭り期間中には丸亀うちわの絵付け体験コーナーが商店街内に設置されます。丸亀うちわは香川県伝統工芸品として国の伝統的工芸品にも指定されており、職人による実演を間近で見学しながら、自分だけのオリジナルうちわを制作する体験は子どもから大人まで楽しめます(体験料は1,000〜1,500円程度)。

祭り観光の実用情報と事前準備

高松まつりの期間中は市内が大変混雑するため、事前準備が旅の質を大きく左右します。

アクセス:高松空港から市内まで空港リムジンバスで約40分。本州からは岡山駅からJR快速マリンライナーで約55分で高松駅に到着します。祭り期間中は公共交通機関の利用を強くおすすめします。臨時バスや延長運行が設定されることが多く、マイカーは交通規制により会場周辺に駐車できないエリアが発生します。

宿泊:高松まつりの日程(例年8月12〜14日)に合わせた宿泊は、1〜2ヶ月前には満室になることがほとんどです。日程が決まり次第、早めの予約を心がけてください。高松駅周辺のビジネスホテルから栗林公園近くの旅館まで、多様な選択肢があります。

持ち物と服装:真夏の開催のため熱中症対策が必須です。帽子・扇子・冷却グッズのほか、歩きやすいスニーカーで参加しましょう。会場内にはミスト扇風機スポットも設けられています。夜間は意外と風が通り涼しくなる日もあるため、薄手のカーディガンを一枚忍ばせておくと安心です。

最新のスケジュール・交通規制情報・参加プログラムの受付状況は、高松市観光協会の公式サイトで随時更新されます。訪問前に必ず最新情報を確認するようにしましょう。

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Written by

高橋 大地

アグリツーリズム推進者

日本刀×日本文化体験

観光スポットと刀剣文化をつなぐ多言語展開。