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函館の紅葉スポット完全ガイド|見頃時期とライトアップ情報
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函館の紅葉スポット完全ガイド|見頃時期とライトアップ情報

秋の函館は、街全体が錦に染まる紅葉の季節を迎えます。函館山を取り巻くモミジやイチョウの紅葉は函館を代表する秋の風景で、燃えるような赤と輝く黄色のグラデーションは圧巻の一言です。津軽海峡と函館山の山岳紅葉から街なかの並木道紅葉まで、多彩な紅葉スポットが点在しているのが函館の魅力です。北海道の中では比較的温暖な気候ながら、大陸からの寒気が早期に訪れる地理的条件が鮮やかな発色を促します。夏の平均気温は22度前後、秋の気温差が10度を超える日が続くことで、葉のアントシアニンが効率よく生成され、全国の紅葉ランキングでも常に上位にランクインするスポットが揃っています。この記事では函館の紅葉のベストスポットと見頃情報、観光モデルコースまで徹底ガイドします。

函館山周辺の紅葉

函館山は函館の紅葉のメッカとして毎年多くの紅葉狩り客が訪れます。標高334メートルのこの山は、山頂付近から麓にかけてミズナラ・シラカバ・カエデが混在し、赤・橙・黄の三色が重なる複雑な色合いが特徴的です。北海道の紅葉は9月下旬から始まり、10月中旬にピークを迎えます。本州より一足早い紅葉は、鮮烈な赤と黄色のコントラストが特徴です。

朝一番の8時〜9時台に訪れると、朝日に透ける紅葉が最も美しく、混雑も避けられます。ロープウェイ山麓駅周辺の遊歩道は往復30分程度で歩けるため、体力に自信がない方でも気軽に紅葉散策が楽しめます。入場は通年可能ですが、紅葉ピーク時は臨時駐車場が設けられるほどの人出になるため、市電「宝来町」電停から徒歩約15分でアクセスできる公共交通機関の利用を強くおすすめします。山頂展望台からは函館市街と津軽海峡を背景に紅葉を見渡せ、「100万ドルの夜景」と並ぶ絶景として写真愛好家に人気です。

五稜郭公園の堀端紅葉

五稜郭公園は春の桜で有名ですが、秋の紅葉も函館屈指の名所です。星形の堀に沿って植えられたイチョウとカエデが一斉に色づく光景は、上空から見ると紅葉の星形が浮かび上がるようで、五稜郭タワーからの眺望が特に人気を集めます。例年の見頃は10月中旬〜下旬で、函館山より約1週間遅れて色づくため、両スポットを組み合わせることで長い期間にわたって紅葉を楽しめます。

堀端の遊歩道は約1.8キロメートルの周回コースになっており、落ち葉を踏みしめながら1周約30分の散策が楽しめます。五稜郭タワーの展望台(2階・3階)からは公園全体を俯瞰でき、紅葉のじゅうたんを見下ろす体験は格別です。入場料は大人900円(2024年現在)。公園内の茶屋では温かい甘酒や芋汁が販売され、体の芯から温まりながら紅葉を楽しめます。アクセスは市電「五稜郭公園前」電停から徒歩約15分、または函館バス「五稜郭公園入口」バス停が最寄りです。

紅葉ライトアップの幻想世界

函館の紅葉シーズンの目玉のひとつが、夜間ライトアップです。五稜郭公園では10月中旬〜下旬の約2週間、夕暮れ時から21時頃まで堀端の紅葉をライトアップする特別演出が行われます。金森赤レンガ倉庫周辺でも紅葉シーズンに合わせてロマンチックなイルミネーションが加わり、海沿いの夜景と紅葉のコラボレーションが楽しめます。ライトに照らされた紅葉が暗闇に浮かび上がる光景は、まるで紅葉のイルミネーションのようです。

ライトアップの期間は紅葉の見頃に合わせて2〜3週間程度で、点灯時間は日没(17時30分頃)から21時が一般的です。夜間撮影のポイントは、ISO感度1600〜3200・絞りF2.8〜4・シャッタースピード1/30〜1/60秒が目安です。三脚の使用が禁止されている場所もあるので、手持ちで撮影する場合は手ブレ補正機能をオンにし、木の幹や欄干を利用して安定させましょう。スマートフォンの「夜景モード」も十分実用的で、2〜3秒のロングショットで鮮明な紅葉写真が撮れます。

函館郊外の穴場スポット

人気スポットが混雑する中、地元民が愛する郊外の穴場スポットもご紹介します。函館市から車で約40分の大沼国定公園は、大小126の湖沼と駒ヶ岳を背景にした水辺の紅葉が絶景で、遊覧船からの眺めは特に人気です。湖面に映る紅葉の逆さ紅葉は息をのむ美しさで、早朝の無風状態のときに最も鮮明に見られます。例年の見頃は10月上旬〜中旬で、函館山より一足早く楽しめるのが利点です。

湯の川温泉エリアでは、松倉川沿いの遊歩道が知る人ぞ知る紅葉の名所です。温泉宿が立ち並ぶ川沿いにモミジとイチョウが植わっており、日帰り温泉後に紅葉散策というプランが地元客に定番です。ベイエリアの旧イギリス領事館前のイチョウ並木も見事で、黄金色に染まった並木道を歩く体験は函館の秋の特別な瞬間です。地面に敷き詰められた黄色い落ち葉の絨毯は「黄葉絨毯」のフォトスポットとしてSNSでも人気が高まっています。

紅葉シーズンのモデルコースと実用情報

函館の紅葉を最高に楽しむための1日モデルコースをご提案します。午前8時に函館山ロープウェイで朝の紅葉を観賞し、午前10時に元町エリアの坂道・外国人墓地周辺を散策。午後は五稜郭公園をゆっくり1周し、タワーから俯瞰紅葉を堪能。夕方17時以降は金森赤レンガ倉庫周辺でライトアップと夜景を同時に楽しむ流れが理想的です。湯の川温泉で宿泊すれば、翌日に大沼国定公園を組み込んだ2日間プランも充実します。

紅葉の見頃は9月下旬〜10月下旬が目安ですが、年によって1〜2週間前後します。最新の色づき情報は函館市観光情報サイト「はこぶら」のリアルタイム更新ページで確認できます。函館空港から市内まで車で約20分、新函館北斗駅からは函館ライナーで約20分です。紅葉シーズン宿泊施設は1ヶ月以上前から満室になるケースが多いため、早期予約が必須です。10月の函館は最低気温が8〜12度まで下がる日もあるため、軽いダウンジャケットや重ね着ができる服装で訪れましょう。紅葉の写真をより鮮やかに撮るコツは、PLフィルターを使って葉の照り返しを抑えることと、逆光で葉脈が透けて見えるアングルを狙うことです。秋の函館は、紅葉・グルメ・夜景・温泉が揃う北海道有数の総合観光地として、何度訪れても新しい発見があります。

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Written by

渡辺 リカ

ワークスタイルエディター

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