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横浜赤レンガ倉庫クラフトマーケット

横浜赤レンガ倉庫クラフトマーケット

※写真はイメージです。

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横浜港のシンボルとして親しまれる赤レンガ倉庫。その広場を舞台に開かれるクラフトマーケットは、全国から集まった作家たちの手仕事と、港町横浜の歴史的な風景が交わる、唯一無二のマーケットイベントだ。

大正の赤レンガが生んだ、特別なマーケット空間

横浜赤レンガ倉庫は、1911年(明治44年)と1913年(大正2年)に竣工した国の重要文化財的建造物だ。かつて横浜港の税関上屋として物資の保管・管理を担ったこの建物は、明治・大正期のレンガ建築技術の粋を集めた存在であり、100年以上の時を超えて現在も横浜のシンボルであり続けている。

2002年に商業施設としてリニューアルされて以来、赤レンガ倉庫はコンサートやイルミネーションなど多彩なイベントの舞台となってきたが、なかでもクラフトマーケットは、横浜市民のみならず全国のハンドメイドファンから愛されるイベントとして定着している。煤けた赤みと白い目地が織りなすレンガのファサードを背景に、色とりどりのテントが並ぶ光景は、それだけで一枚の絵になる。ここは単なる「ものを売る場所」ではなく、作り手と受け取り手が出会い、会話が生まれる場所だ。

全国から集まる作家と、一点物の出会い

クラフトマーケットの最大の魅力は、工場で大量生産された商品では出会えない、作家の手と心が宿った一点物の作品だ。陶芸・磁器、木工、革細工、ガラス工芸、染織、布小物、アクセサリー、絵画、イラストなど、ジャンルは多岐にわたる。出展者は全国からエントリーし、選考を経て参加が決まるため、クオリティの高い作品が揃うのが特徴だ。

ブースを回れば、沖縄の陶芸家が丁寧に成形した器、北海道の木工作家が削り出した一枚板のカッティングボード、京都の染織作家が手染めしたストール——といった、産地や素材のストーリーを持つ作品に出会える。

最も貴重なのは、作家本人と直接会話できる機会があることだ。「この釉薬はどうやって出しているのですか」「どんな思いでこの形を作ったのですか」といった問いかけに、作家自身が笑顔で答えてくれる。作品の背景にある時間と技術を知ると、手に取ったときの重みがまるで変わる。量販店では絶対に生まれないこの体験こそ、クラフトマーケットが何度でも足を運びたくなる理由だ。

季節ごとに変わる表情を楽しむ

赤レンガ倉庫のクラフトマーケットは年間を通じて複数回開催されており、季節ごとに訪れる楽しみが異なる。

春のマーケットは、みなとみらいの桜と重なる時期に開催されることもあり、潮風と花の香りの中でゆったりと作品を眺められる。作家たちも春らしい淡い色合いや植物モチーフの作品を多く出品する傾向があり、新生活に向けたインテリア小物や贈り物を探す来場者でにぎわう。

夏は海辺の解放感が増し、ガラス工芸や夏素材のアクセサリーが目を引く季節だ。夕方以降は港の潮風が心地よくなり、フードブースでクラフトビールや軽食を片手に夕涼みしながらマーケットを楽しむ来場者の姿も多い。

秋は落ち着いた色調の陶器や木工品が映える季節であり、クリスマスプレゼントや年末の贈り物を早めに探す来場者も訪れる。赤レンガの建物と秋空のコントラストが美しく、フォトスポットとしても人気が高まる。

冬のマーケットでは、クリスマスシーズンと重なることが多く、ガラスのオーナメント、キャンドル、ニット小物など、暖かみのある作品が並ぶ。夜はみなとみらいのイルミネーションが近隣を彩り、マーケットが閉まった後もロマンティックな雰囲気の中で散策を楽しめる。

フードと港の景色が彩る、1日の過ごし方

クラフトマーケットはものを買うだけでなく、1日かけてゆっくりと過ごせる場所でもある。会場内にはフードブースも出店し、地元のベーカリーや個性的なキッチンカーが手作り感あふれるメニューを提供する。コーヒーやスイーツを手に持ちながら、のんびりとブースを回るのが常連客の定番の楽しみ方だ。

マーケットの合間には、赤レンガ倉庫1号館・2号館の店舗も覗いてみたい。カフェ、レストラン、雑貨店、チョコレートショップなどが入っており、雨の日でも屋内で横浜ならではのショッピングを楽しめる。建物の3階テラスからは横浜港や大さん橋、みなとみらいの高層ビル群を一望でき、絶好のビュースポットになっている。

また、赤レンガ倉庫前の海沿いの遊歩道を歩けば、横浜港大さん橋国際客船ターミナルや象の鼻パークへとアクセスできる。時間に余裕があれば、マーケット後にこれらの周辺スポットを散策するのもおすすめだ。夜は山下公園や中華街へと足を延ばせば、横浜の多彩な魅力をひとつの旅でまとめて味わえる。

アクセスと来場前に知っておきたいこと

赤レンガ倉庫へのアクセスは複数の方法がある。最寄り駅はみなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」で、どちらからも徒歩約6〜10分ほどだ。JR・市営地下鉄「桜木町駅」からは徒歩約15分、または汽車道を歩いて向かうこともできる。週末は周辺道路が渋滞しやすいため、電車でのアクセスが便利だ。

クラフトマーケットの開催日程や出展作家情報は、横浜赤レンガ倉庫の公式ウェブサイトやSNSで事前に確認することをおすすめする。イベントごとに出展者やテーマが変わるため、何度訪れても新鮮な発見がある。人気作家のブースは早い時間帯に売り切れることも多いので、お目当ての作品がある場合は開場直後に訪れるのがベターだ。

横浜という港町の歴史と、現代の手仕事の美しさが重なるこの場所で、あなただけの一点物との出会いを探してみてほしい。

アクセス

JR根岸線 桜木町駅 徒歩15分

営業時間

11:00〜18:00(イベント開催時)

料金目安

500〜10000円

編集部最終確認: 2026-04-25 (AI抽出)

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