
林檎の湯屋おぶ~
GALLERY
松本城下町の邸宅街にひっそりと佇む「林檎の湯屋おぶ~」は、江戸時代から脈々と受け継がれてきた銭湯文化を今に伝える温浴施設だ。地域コミュニティの交流の場として20年以上にわたり愛され続け、全国2万2000店もの温浴・入浴施設の頂点に輝いたと地元テレビ局abn長野朝日放送が伝えたことでも知られる。
アルプスの恵み「ナノ水」が育む極上の湯
おぶ~のお湯の源は、北アルプスの雪解け水が地中深くゆっくりと浸み込んで生まれた天然の伏流水。長年にわたる自然濾過でミネラルが溶け込んだこの水を、さらに最新技術「ナノテクノロジー」で処理することで「ナノ水」へと昇華させている。体にやさしくやわらかい肌触りが特徴で、お風呂・水風呂はもちろん館内で使用するすべての水がこのナノ水だ。松本の大地と山々が何年もかけて磨き上げた水質は、ここでしか体験できない唯一の魅力といえる。
室内から露天まで、多彩な浴槽でゆっくり湯浴みを
お風呂ゾーンは室内浴槽だけにとどまらず露天風呂も備え、季節の移ろいを感じながら湯浴みを楽しめる。ナノ水による極上の湯が多彩な浴槽に満たされており、その日の気分や体調に合わせてさまざまなお風呂を巡ることができる。
長野県初のセルフロウリュをはじめ充実のサウナ
サウナ愛好者から特に注目を集めているのが、長野県の日帰り温浴施設として初導入となったセルフロウリュサウナ。利用者自身がロウリュを行う本格的なスタイルは、サウナーたちの間で評判を呼んでいる。さらにオートロウリュサウナ、うるおいサウナも設置され、バリエーション豊かなサウナ体験が可能だ。蒸し系では岩盤温浴とよもぎ蒸しも完備しており、体の芯からじっくりと温まりたい人にも対応している。
地産地消のダイニング&カフェで「サ飯」も満喫
施設内のダイニング&カフェでは、地産地消をテーマに旬の食材を使った料理を提供している。サウナ愛好者に人気の「サ飯」(サウナ後の食事)やサウナドリンクも揃い、整ったあとにそのまま食事を楽しめる動線が整っている。手作りジェラート「ソダテル」も好評で、湯上がりのひんやりしたスイーツとして親しまれている。
ゆったり過ごせる休憩スペースとリラクゼーション
湯上がりの時間は2階ラウンジ「休む~」でのんびりくつろぐことができる。1階の食事処にはキッズコーナーも設けられており、子ども連れでも安心して利用できるのが嬉しいポイントだ。リラクゼーション施設「momu~」やホットヨガ教室も展開しており、入浴だけにとどまらない総合的な癒やし体験が叶う。
静かな空気が守る、銭湯文化の精神
施設のスタンスは一貫してゆったりと落ち着いた雰囲気の維持にある。利用者同士の会話や交流は歓迎しながらも、大声での会話は控えるよう案内するなど、周囲への気遣いが行き届いた空間づくりが徹底されている。灯油の高騰が続くなかでも「入館料値上げの予定はありません」と表明した姿勢は、地域に寄り添う施設としての信念の表れだろう。江戸から今日まで続く銭湯文化の灯を、松本の地でひたむきに守り続けている。
アクセス
長野県松本市石芝3-9-44
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