メインコンテンツへスキップ
SOROU.JP日本全国情報ポータルサイト
松平東照宮

松平東照宮

※写真はイメージです。

GALLERY

この店のオーナーですか?注目枠に掲載できます詳細

松平東照宮は、愛知県豊田市松平郷に鎮座する、徳川家康公と松平氏の始祖・松平親氏公を祀る神社です。元々は松平家屋敷神の八幡宮でしたが、1619年に家康公の分霊を合祀し、現在の姿となりました。"徳川の起源の地"として知られる松平郷に位置し、境内には漆絵天井画、伝説の産湯の井戸、古えの奉納美術など、どこを見回しても歴史と芸術が重なり合う濃密な空間が広がっています。

108枚の漆絵が彩る拝殿天井画

拝殿に足を踏み入れると、まず頭上の格天井に圧倒されます。2015年の徳川家康公400年祭メモリアル事業として、漆芸家・安藤則義氏が2年の歳月をかけて制作した108枚の漆絵天井画です。松平郷で見られる季節の草花105種が、わずか5色の漆を混ぜ合わせることで描き分けられており、杉の木目と金箔が調和した壮麗な美しさで大自然の本質を伝えています。画面を這うような草花の描写が生命力を、円窓の構図が躍動感を表現しており、この絵には初代親氏公から受け継がれてきた平和を願う想いが込められているといわれます。そして漆という素材の特性上、時を経るほどに透明度が増し、より色彩豊かに輝き続けるという点も見逃せません。訪れるたびに表情を変える生きた芸術です。

伝説を秘めた「産湯の井戸」と境内の古社

境内に現存する最も古い建造物の一つと考えられているのが「産湯の井戸」です。松平家の言い伝えでは、少なくとも15世紀頃から、生まれたばかりの松平家の嬰児の初めての沐浴にこの井戸水が使われてきたとされています。後に将軍となる徳川家康こと松平竹千代(1542〜1616)が誕生した際には、松平郷から南西約13キロ離れた岡崎城で生まれたにもかかわらず、早馬に乗った使者がわざわざこの井戸水を竹筒に入れて運んだという伝説が残っています。不老長寿や安産の御利益があるとされますが、この扉が開かれるのは年に一度、例祭「権現祭り」の前夜のみ。宮司が井戸水の状況を確認し、水を汲んで神々に捧げるという厳かな神事の場面だけが、その姿を見せます。

井戸の近くには八幡神を祀る小社があり、その前には神社崇拝の原点とも言われる巨大な岩が据えられています。さらに奥には「弁天さん」として地元の人々に親しまれてきた市杵嶋社があり、9月には弁天祭が斎行されます。

松平家の精神を伝える「願文屏風」と祭文殿の新たな奉納

拝殿には、初代松平親氏公が高月院住職の寛立上人から授かった「無量寿経」の一節をもとにした願文「天下和順」の屏風が納められています。この平和の思想は初代から代々継承され、9代徳川家康公の天下統一によってその願いが成就したとされています。

また、拝殿に隣接する祭文殿にも見応えある奉納芸術が加わっています。徳川家康公生誕480年を記念して2022年に安藤則義氏が制作した牡丹の壁画、そして2025年には彫刻家・村山哲氏による乾漆彫刻「かたりべ」が納められました。「かたりべ」は、八幡信仰が全国に広まるきっかけをつくった宇佐八幡の禰宜女・大神杜女をモチーフにした作品で、749年に東大寺大仏を拝するため紫の御輿に乗り入京したという故事にちなんでいます。天井画と時代を超えた複数の奉納美術が一堂に会する空間として、祭文殿は社殿全体の奥行きをさらに深めています。

年に一度の祭礼と勇壮な「天下祭」

松平東照宮の例祭「権現祭り」は、御祭神・徳川家康公の命日4月17日前の土・日曜日に執り行われます。土曜日夕刻17時からの試楽祭では産湯の井戸のお水取り神事が行われ、その後19時からは松平手筒花火保存会による手筒花火の奉納が夜空を彩ります。翌日の権現祭りでは、松平家の菩提寺・高月院まで往復1キロの道のりを、歴史絵巻を思わせる装束に身を包んだ行列が神輿の渡御を行います。

もう一つの大きな祭事が「天下祭」です。江戸時代の由緒ある祭りを再現すべく1988年に復活したもので、松平家始祖・親氏公の偉業をたたえる祭りです。最大の見どころは、裸の厄男たちによる「練り込み」と「玉競り」。前夜祭「玉洗い神事」では二の井戸の水で洗い清められた木製の「水玉」が用意され、この水玉に触れると願いが叶うという伝承のもと、祈願成就を願う男たちが激しく競い合います。

松平郷館と多彩な御朱印

拝殿のそばには「松平郷館」が併設されており、具足・軍配・軍扇・鞍・火縄銃・家康像など、松平家・徳川家ゆかりの品々が展示されています(水曜定休、10:00〜15:00)。

御朱印の種類も豊富で、通常御朱印のほか、四季を表現した切絵御朱印(御朱印帳1面サイズと2面サイズ)、年始には干支をあしらった期間限定の新春干支切絵御朱印なども頒布されています。天井画の図柄を用いた御朱印帳も授与されており、御朱印巡りを楽しむ参拝者にとっても充実した神社です。拝観は無料で、天井画の観覧のみ200円。境内への参拝は24時間可能で、社務所と天井画の拝観は9:00〜16:00となっています。

アクセス

名鉄三河線/豊田線「豊田市」駅より、とよたおいでんバス下山・豊田線大沼行きに乗換え、「松平郷」バス停下車、徒歩約5分 東海環状自動車道「豊田松平IC」より車で約15分

営業時間

社務所・天井画拝観 9:00~16:00 松平郷館 10:00~15:00 神社拝観は24時間可能 定休日:神社無休、松平郷館は水曜定休

料金目安

拝観無料、天井画観覧は200円

外部予約・検索サイトで探す

下記の外部サイトで本店舗・施設の予約・在庫状況をご確認いただけます。

※ 外部サイトへのリンクには広告 (アフィリエイト) を含みます。

シェアする

店舗詳細

決済方法
現金
対応言語
日本語

RELATED SPOTS

関連するスポット(8件)

この情報の関係者の方へ

公式サイト等の情報を元に紹介しています。内容に誤りがあれば、オーナー申請から無料で修正・削除いただけます。

オーナー申請

NEARBY

周辺のスポット(5件)