
熊本菓房 東バイパス店
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1950年に熊本で創業した菓子製造メーカー「熊本菓房」の直営店。2025年に創業75周年を迎えた同社は、「おいしさひとつ、こころを込めて」のコンセプトのもと、熊本の大地から選び抜いた素材だけを使い、地元の人々に長く愛されてきた。東バイパス店はその直営店舗のひとつで、素材へのこだわりが詰まった同社の菓子を手に取れる場所だ。
卵・牛乳・水、すべて熊本産にこだわる
熊本菓房が最も力を入れるのが、原材料の品質管理だ。使用する卵は熊本県内の契約農場で平飼いされた有精卵で、アニマルウェルフェア(動物福祉)に基づくヨーロッパの飼育基準にも対応。1農場・1ロット・1エイジファームで鶏を総入れ替えする徹底した衛生管理により、安全性の高い卵を安定して調達している。
牛乳は阿蘇小国産のジャージー牛乳を100%使用する。ジャージー種はかつてイギリス王室御用達「ロイヤルミルク」とも呼ばれた希少な乳牛で、日本の全乳牛に占める割合はわずか0.8%。成分無調整で乳脂肪分4.5%以上という濃厚さが特徴で、これを活かした生クリームやカスタードクリーム、ガトーショコラは同社の人気商品となっている。
水もまた、阿蘇の天然水を100%使用。阿蘇の森林土壌が天然のフィルターとなり不純物を除去した地下水を毎日自主検査して使用しており、熊本が「水道水をひねるとミネラルウォーターが出る街」と言われる恩恵を菓子づくりに生かしている。
熊本産さつまいもの濃厚な甘さ
さつまいも素材にも独自の調達ルートがある。熊本県産の「紅はるか」は加熱すると糖度が約40度に達するとされ、しっとりしたねっとり食感と上品な甘さが特徴。これに加え、熊本県大津町の専用農場で収穫した芋を専用の熟成蔵で最低2か月以上貯蔵した「熟いも」も使用している。この熟成蔵はコンクリートの骨組みに土を覆いかぶせた造りで、土の保温保湿性を活かした環境を保つことで糖度を30〜40度まで引き上げる。2024年1月開催の「日本さつまいもサミット」では最高賞「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」受賞5組のうち2組が熊本の生産者であり、大津町もそのひとつだ。
土産・贈答品としての品質保証
熊本菓房はHACCPの認証を取得しており、衛生管理の面でも一定の基準を満たした製造環境を整えている。タグにある「バターサンド」「ガトーショコラ」「焼き菓子」など、日持ちのする洋菓子が中心のラインナップは、熊本土産や贈答品を探している来店客にも対応している。濃厚なジャージー牛乳を使った商品は他の菓子店では代替しにくいオリジナリティがあり、地元素材の掛け合わせによる味の背景を知ってから購入すると、より選ぶ楽しさが増す店だ。
アクセス
熊本市東区新南部3-4-43
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店舗詳細
- 対応言語
- 日本語
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