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琴弾公園
※写真はイメージです。

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琴弾公園は、香川県観音寺市の有明浜沿いに広がる約38.6ヘクタールの名勝公園です。一部が瀬戸内海国立公園に含まれ、白砂青松の海岸線と銭形砂絵という二つの代名詞で知られる、四国屈指の景勝地です。入園料は無料で、年間を通じて誰でも自由に立ち入ることができます。

琴弾山山頂からの眺め――銭形砂絵と瀬戸内の水平線

公園のハイライトは、琴弾山の山頂から見下ろす光景です。眼下には2kmにわたって続く白砂青松の有明浜が広がり、その砂浜に「寛永通宝」を図案化した銭形砂絵が描かれています。硬貨の文様が砂浜スケールで再現された光景は、地上から見るのとまったく異なる迫力があります。さらに、瀬戸内海に沈む夕日がこの景観に重なる時間帯は、「日本の夕日100選」に選ばれるほどの美しさで、訪問時間を夕方に合わせる価値があります。

四季の花と「日本の桜100選」の春

園内では桜・つつじ・椿が季節ごとに咲き継ぎ、公園全体がその時期ごとに表情を変えます。なかでも桜は「日本の桜100選」に選定されており、琴柱池周辺の植栽がとくに評価されています。この池は「日本庭園の父」として知られる小沢圭二郎が設計したもので、改修はされているものの原形をよく保っており、花の季節には池の水面と桜が重なる風景が楽しめます。

水琴窟――耳で聴く公園の隠れた名所

「浴日館休憩所」のすぐそばに設けられた水琴窟は、寛永通宝と琴の音をモチーフにした彫刻楽器です。地中に埋められた瓶の中に落ちる水滴が、琴を奏でるような澄んだ音色を響かせる仕掛けで、水の流れる音ではなく水滴と水滴の間の余韻に耳を傾けると、五感で楽しむ独特の体験ができます。喧騒から離れた静かな一角で、公園散策の中でも特に印象に残るポイントです。

琴弾八幡宮と四国霊場の面影

園内には琴弾八幡宮があり、同じ境内に四国霊場68番・69番の観音寺と神恵院が隣接しています。二つの霊場が一つの境内に共存するという稀な形態で、お遍路参拝者にとっても重要な立ち寄り地となっています。歴史ある建築と、銭形砂絵・有明浜の自然景観が凝縮された公園全体の構成は、純粋な観光目的でも、歴史・文化探訪でも、それぞれ異なる楽しみ方ができる奥行きを持っています。

周辺と合わせた巡り方

公園に隣接して「世界のコイン館・大平正芳記念館」があり、銭形砂絵のモチーフである通貨の歴史をより深く辿ることができます。また「道の駅ことひき」も近く、地域の特産品に触れる拠点として活用できます。JR観音寺駅からはタクシーで約3分という距離感で、四国を横断する観光行程の中でも立ち寄りやすい立地です。

アクセス

JR観音寺駅からタクシーで約3分(2km) JR観音寺駅からのりあいバス五郷高室線で「琴弾公園入り口」下車 高松自動車道大野原ICから車で約12分(6km)

営業時間

24時間営業

料金目安

入園料無料

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