
こどもの国
GALLERY
こどもの国は、横浜市青葉区に広がる自然豊かな大型施設で、牧場体験からアイススケートまで、子どもが「今やりたいこと」に向き合える場所として長年愛されてきた。都心から約30キロという距離にありながら、豊かな緑に包まれた敷地の中には多彩な施設が点在し、乳幼児からティーンエイジャーまで幅広い年代が一日を通して楽しめる環境が整っている。
誕生の背景——国民の想いから生まれた公園
こどもの国には、一般のテーマパークとは異なる特別な成り立ちがある。上皇・上皇后両陛下のご結婚に際し、国民から寄せられたお祝い金を「子どものために使ってほしい」という両陛下のご希望のもと、1965年に開園した歴史ある施設だ。この経緯は、施設名に込められた「子どものための場所」という理念をそのまま体現しており、園内で販売されている「歴史ガイド」(200円)にも詳しくまとめられている。半世紀以上にわたって地域の子どもたちを見守り続けてきた施設であることを知ると、訪れる感覚も少し変わってくる。
牧場体験——特別牛乳が生むバターの味
園内の牧場エリアでは、土曜・日曜・祝日に乳搾り体験が開催されている。牛の乳を直接手で搾るという体験は、都市部ではなかなか得られない機会だ。さらに毎週日曜日に行われるバター作り教室では、こどもの国の牛から採れる「特別牛乳」を使う。乳脂肪分が豊富なこの特別牛乳だからこそ実現できるバター作りとして、教室の説明でも特筆されている点だ。農業体験として単に「やってみる」だけでなく、素材の質に踏み込んだ学びが得られるのが特徴といえる。
年間を通じたアクティビティ
施設の幅広さは、一つの施設が通年で活用されている点によく表れている。夏季には屋外プールが開放され、2026年は「水の楽園『Aquasys Park』アクアシスパーク」として多数の遊具が設置された。冬にはアイススケート場が稼働し、気候に関わらず季節ごとの楽しみが用意されている。また、サイクリングやミニSLなど、自分のペースで園内を巡る乗り物系のアクティビティも揃っており、広大な敷地の移動自体がアクティビティになっている。
探検・工作・自然観察——学びとあそびの境界線
「こどもの国たんけんビンゴ」は、自然を楽しみながら園内を探検できるプログラムで、夏期間を中心に開催される。「リアル宝探し トレジャーキングダム」では宝の地図を手がかりに園内のどこかに隠された宝箱を探すという、園全体をフィールドにしたゲームが展開される。毎週日曜日のビジターセンター「みにおはなし会」では、こどもの国スタッフがこの場所の自然について語り、展示も交えながら学べる機会を提供している。無料で参加できる「みにみに工作」も随時開催されており、その日によって工作内容が変わる点が繰り返し訪れる理由にもなっている。さらに夏には「セミのぬけがら調査キット」が配布され、横浜周辺で見られる6種類のセミのぬけがらを見分けられる検索表を使った自然観察体験も楽しめる。
園内に息づく自然
施設のインフラだけでなく、園内の植生自体も見どころの一つだ。夏にはヤマユリが外周道路周辺で見頃を迎え、花の時期には歩くだけでも豊かな景観が楽しめる。都市部に隣接しながら、こうした自然の変化が園内で感じられることが、この施設の日常的な魅力を底上げしている。
アクセス
横浜市青葉区奈良町700
営業時間
9:30~17:00(最終入園16:00)
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店舗詳細
- 決済方法
- クレジット / IC決済
- 対応言語
- 日本語 / 英語
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