
北中城若松病院
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北中城若松病院は、沖縄県北中城村を拠点とする医療法人アガペ会の中核施設です。「老いていく人達に共感をもち、この方達の身体と心と魂をも、ともに支えていける病院」という理念を掲げ、内科・精神科・リハビリテーション科の三本柱のもと、高齢化が進む沖縄地域に根ざした包括的なケアを届けています。
4つの専門病棟が支える多様なニーズ
同院の特徴は、目的の異なる4病棟が一体となって機能している点にあります。地域包括ケア病棟は、入院から在宅療養への橋渡しを担う病棟で、介護する家族の休養を支えるショートステイにも対応しています。回復期リハビリ病棟では、急性期を脱した患者が日常生活や社会復帰を目指す集中的なリハビリテーションを受けることができます。認知症治療病棟では医学的な治療に加えて心理的・社会的サポートを組み合わせ、患者本人だけでなく家族の負担軽減にも取り組みます。そして特殊疾患病棟では、複雑な病態や長期療養を要する患者への専門的な対応を行っています。
アガペ会ネットワーク——地域完結型のケア体制
北中城若松病院単体ではなく、医療法人アガペ会が運営する広範な施設ネットワークと連携している点も大きな強みです。同じ北中城村内には、ファミリークリニックきたなかぐすく(内科・小児科・皮膚科・訪問診療)、介護老人保健施設若松苑(在宅復帰・在宅療養支援機能加算取得)、訪問リハビリテーションきたなかぐすく、訪問看護ステーション若松、ヘルパーステーション若松、通所介護ココロッジ、ケアプランステーションゆい、サービス付き高齢者向け住宅アガペファミリエなどが集まっています。宜野湾市にも複数のグループホーム、小規模多機能ホーム、デイサービスセンター、地域包括支援センターが展開されており、入院から退院後の在宅生活まで一貫して同一法人のもとでサポートを受けられる体制が整っています。
チャプレン室とACP——「魂のケア」という視点
同院が他の病院と一線を画す要素として、チャプレン室の設置が挙げられます。チャプレンは宗教的・霊的ケアの専門職であり、終末期や難病を抱える患者とその家族の精神的な支えとなる存在です。「身体と心と魂」という理念がそのままケア体制に反映された取り組みといえます。また、ACP(アドバンス・ケア・プランニング) のためのツール「もしもノート」を提供し、患者が自らの意思で将来の医療・ケアを考える機会を支援しています。
地域の認知症ケアを牽引
9月の「世界アルツハイマー月間」には宜野湾市との共催イベントを企画するなど、院内にとどまらず地域全体の認知症啓発にも積極的に関わっています。認知症サポーターの育成支援も行っており、医療機関としての機能を超えた地域コミュニティへの貢献が特徴です。
アクセス
沖縄県中頭郡北中城村大城311番地
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