
原子力科学館
GALLERY
茨城県那珂郡東海村に位置する原子力科学館は、公益社団法人茨城原子力協議会が運営する「原子力に関する総合博物館」です。放射線と原子力の基礎から最新技術、そして未来のエネルギーと暮らしとのかかわりまでを体系的に学べる施設として、幅広い世代の来館者を受け入れています。令和2年度に始まった5カ年計画のリニューアル工事が令和7年3月にすべて完了し、さらに充実した学習環境が整いました。
5つのゾーンで構成される常設展示
館内の常設展示は、テーマ別に設けられた複数のゾーンで構成されています。「アトミックトラベル-原子の力-」では原子力の基本原理を体感的に学べ、「ラジエーションボックス-放射線の正体-」では放射線そのものの性質に迫ります。「ネイチャータウン-自然界の放射線-」は身の回りに存在する自然放射線を取り上げ、「テックストリート-人と放射線・原子力の利用-」では医療・産業など人間社会での応用事例を紹介。「ボイスフィールド-未来の私たち-」では将来のエネルギー像を考えるコーナーとなっています。さらに別館には追加の展示スペースがあり、科学者を紹介するコーナーとして「アインシュタインの部屋」も設けられています。
霧箱づくりで放射線を"見る"
原子力科学館の体験プログラムの中でも特に印象的なのが、目で見る放射線観測体験「霧箱」の製作です。霧箱は放射線の飛跡を可視化できる装置で、参加者が自ら手を動かして組み立てることで、普段は目に見えない放射線を実際に観察することができます。このプログラムは一般団体・学校等の来館者を対象に実施されており、見学時間に合わせて対応してもらえるため、事前に相談してみると良いでしょう。
サイエンス工房と多彩なイベント
霧箱製作のほか、さまざまな実験や工作教室をそろえたサイエンス工房でも、体を動かしながら原子についての基礎知識を身につけられます。また、企画イベントも定期的に開催されており、近隣施設と連携した「3館スタンプチャレンジ」といった広域的な取り組みも行われています。2026年4月には核融合実験装置JT60-SAの木製模型の展示も始まり、最先端の研究への関心を高めるコンテンツも拡充しています。
地域の学びと交流の拠点
科学の展示にとどまらず、館内の研修室・和室は学習会やサークル活動など生涯学習・交流の場として貸し出されています。また貸しギャラリーでは茨城県内在住の法人・個人・グループによる絵画・陶芸・写真・書・生花などの作品展示にも会場が提供されており、地域文化の発信拠点としての役割も担っています。原子力関連情報を伝える広報紙「かがやき」も発行されており、市町村や原子力施設等の情報共有を継続的に行っています。
アクセス
茨城県那珂郡東海村村松225-2
営業時間
9:30 - 16:00(毎週月曜定休、祝日の場合は翌平日、年末年始12/29~1/3休館)
料金目安
500円~1,000円
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店舗詳細
- 対応言語
- 日本語
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