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アジアンハーブレストラン カフェくるくま

アジアンハーブレストラン カフェくるくま

※写真はイメージです。

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グルメアジア・エスニック料理沖縄県南城市

沖縄県南城市の丘の上に広がる絶景と、本場タイのスタッフが腕を振るう本格料理が融合した「アジアンハーブレストラン カフェくるくま」。2025年10月31日に惜しまれながら閉店したこのレストランは、沖縄南部随一の癒しスポットとして、多くの旅人の心に深い思い出を刻んだ場所でした。

太平洋を見下ろす「南部一の絶景グルメスポット」

那覇空港から車でおよそ45分。南城市知念地区の緑豊かな丘の上に位置していたカフェくるくまは、「空港から45分で行ける南部一の絶景グルメスポット」として広く知られていました。地元の人々には「くるくまの森」とも親しまれたこの場所は、沖縄本島南部の自然の中に溶け込むように建てられており、沖縄観光の定番コースとして多くのガイドブックやメディアでも紹介されていた人気スポットです。

車でのアクセスが基本となるロケーションながら、その不便さを補って余りある絶景と料理の質が口コミで広まり、平日でも観光客が絶えない賑わいを見せていました。駐車場も完備されており、家族連れやカップル、友人グループなど、さまざまなスタイルの旅人が訪れていました。TBSテレビ「櫻井・有吉THE夜会」をはじめ、数多くのメディアで紹介されたことも、その知名度の高さを物語っています。

コテージ風の店内と、テラスに広がる太平洋の絶景

カフェくるくまの最大の魅力のひとつが、その独特の空間づくりにありました。コテージ風のデザインで統一された店内には、落ち着いた音楽が静かに流れ、まるで南国のリゾートに迷い込んだかのような心地よさがありました。

そしてテラスへと一歩踏み出すと、眼前には太平洋が広がる息をのむほどの絶景が待っていました。水平線まで見渡せる開放的なパノラマビューは、天候や時間帯によって表情を変え、晴れた日の青い海と空のコントラスト、夕暮れどきのオレンジ色に染まる海面など、いつ訪れても異なる感動を与えてくれました。食事をしながら、あるいは食後にゆっくりと景色を眺めながら過ごす時間は、日常の慌ただしさを完全に忘れさせてくれる、贅沢なひとときでした。「天空の楽園」というキャッチフレーズが、まさにこの場の雰囲気を的確に表現していました。

本場タイスタッフが織りなす、本格タイ料理とオリジナルカレー

料理面での最大の特徴は、タイ本国出身のスタッフが調理を担当していたことです。本場で培われた技術と知識をそのまま沖縄の地に持ち込んだ本格タイ料理は、食材の選定から調理法、味付けまで、現地の味を忠実に再現したものでした。一般的なアジアンレストランとは一線を画す本物の味わいが、リピーターを多く生み出した理由のひとつでもありました。

メニューはタイ料理だけにとどまらず、くるくまオリジナルのカレーも看板メニューのひとつでした。ボリュームたっぷりに盛りつけられた料理の数々は見た目にも満足感があり、辛いものが得意でない人にも対応したメニューが用意されていたため、辛さが苦手な同行者がいる場合でも安心して選べました。家族連れからカップルまで、幅広い層が楽しめるメニュー構成は、くるくまが長年にわたって多くの人に支持された理由のひとつです。

こだわりのハーブ素材と、くるくまオリジナル商品

カフェくるくまを運営していた農業生産法人 株式会社仲善は、健康素材の製造・販売を手がける企業でもあり、そのノウハウを活かしたオリジナル商品も大きな魅力でした。

なかでも評判を集めていたのが、ハーブ素材をふんだんに活用したオリジナルのスイートチリソース「タイタレ」です。本場タイ料理の旨みをベースに、丁寧に仕上げられたこのソースは、料理に合わせるだけでなく、万能調味料として家庭でも活躍する逸品でした。また、食材本来の旨みを引き立てるオリジナルの万能スパイス「くるスパ」も、食へのこだわりを持つ人たちの間で根強い人気を誇っていました。

併設のショップでは、こうしたオリジナル調味料をはじめ、沖縄の農産物や関連グッズが販売されており、食事の締めくくりにお土産選びを楽しむ旅行者の姿も多く見られていました。なお、カフェ閉店後も仲善における健康素材の製造・販売事業は継続されています。

くるくまをめぐる、南城市の観光スポット

カフェくるくまが位置していた沖縄県南城市は、豊かな自然と歴史的な文化遺産が共存する魅力的なエリアです。周辺にはさまざまな観光スポットが点在しており、くるくまを起点にした南城市観光を楽しんだ旅行者も多くいました。

まず外せないのが、世界遺産にも登録されている「斎場御嶽(せーふぁうたき)」です。琉球王国時代から聖地として崇められてきたこの史跡は、神秘的な岩壁と亜熱帯の緑が交わる厳かな雰囲気に満ちており、カフェくるくまとあわせて訪れる観光客が多くいました。また、沖縄本島東海岸を一望する「ニライカナイ橋」は、切り通しの丘を抜けると突然あらわれる絶景ドライブスポットとして知られ、くるくまのテラスとは異なる角度から太平洋を楽しむことができます。さらに「おきなわワールド」では、沖縄の伝統文化や鍾乳洞探検など、家族連れでも楽しめる体験型の観光が待っています。南城市エリアは一日かけてゆっくり巡るのにちょうどよい規模感で、くるくまはその中心的な立ち寄りスポットとして長年機能していました。

2025年10月、惜しまれながらの閉店

2025年10月31日、カフェくるくまはその長い歴史に幕を閉じました。閉店の理由は、深刻化する人手不足による安定的な運営の困難さでした。公式サイトに掲載された閉店のお知らせには、「開業以来、多くのお客様にお越しいただき、太平洋を一望できるこの場所で皆さまと時間を共にできましたことは、私たちにとって何よりの宝物です」という言葉が記されており、スタッフたちの店への深い愛情と、訪れた人々への感謝の気持ちが伝わってくる内容でした。

カフェ本体の営業終了と同時に、隣接するショップやキャンプサイトも同日をもって閉鎖となりました。また、2025年12月以降は施設内への立ち入り自体も禁止となっており、かつての賑わいの場は静かな時間を取り戻しています。

絶景とともに楽しんだ本格タイ料理の味わい、テラスから眺めた太平洋の青さ、くるくまの森の緑が生み出した独特の空気感——かつてこの場所を訪れた多くの人々の記憶の中に、カフェくるくまは今も鮮やかに生き続けていることでしょう。

アクセス

沖縄県南城市知念字知念1190、空港から約45分

営業時間

平日 10:00~17:00(ラストオーダー 16:00)、土日祝 10:00~18:00(ラストオーダー 17:00)、定休日:水曜・木曜 ※2025年10月31日で営業終了

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店舗詳細

対応言語
日本語 / 英語 / 中国語

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