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高知の食べ歩きグルメ|街歩きが10倍楽しくなる味めぐり
グルメ
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高知の食べ歩きグルメ|街歩きが10倍楽しくなる味めぐり

高知の街歩きは、食べ歩きなしには語れません。ひろめ市場からはりまや橋にかけての通りには、テイクアウトグルメの名店が軒を連ね、歩くだけでお腹が鳴ってしまう魅惑のエリアが広がっています。鰹のたたき・皿鉢料理をベースにしたご当地グルメから最新のトレンドフードまで、一口サイズの幸せが次々と手招きしてきます。桂浜・高知城の観光と組み合わせれば、五感すべてで高知を堪能できる最高の旅になるでしょう。

ひろめ市場エリアの食べ歩きマップ

ひろめ市場は高知随一の食べ歩きスポットです。もともとは地元の日用品市として親しまれていた場所が、1998年のリニューアルを機に飲食エリアとして整備され、今では県内外の観光客が必ず立ち寄る名所へと発展しました。

通りの入口から出口まで約800メートルの間に、テイクアウト可能な店が15軒以上並んでいます。まず入口付近の明神丸では、名物の鰹のたたきを一口サイズにアレンジしたテイクアウト版が350円。藁焼きの強い香りが鼻をくすぐり、外はしっかり炙られ中はとろりとした食感が楽しめます。できたての熱々を頬張りながら先へ進みましょう。

中ほどにある串焼き屋では、四万十川の天然鮎の串が一本200円で販売されており、炭火の香ばしさが食欲をさらに刺激します。川魚特有の清涼感ある風味は、海産物主体の高知グルメの中で際立つ個性を放ちます。通りの奥にはクレープ専門店があり、高知県産の柚子を使ったオリジナルクレープが420円で人気を集めています。

エリア全体で食べ歩きに使う予算の目安は2,000円〜3,000円で、6〜8品は楽しめます。早めに訪れると店も空いており、各店主との会話も弾みます。

一個100円台から楽しめるコスパ最強フード

食べ歩きの醍醐味は、少額で多くの味を楽しめることにあります。はりまや橋エリアでは、揚げたてコロッケが一個130円、焼きおにぎりが一個150円、肉まんが一個180円と、100円台で楽しめるグルメが揃っています。

ウツボのたたきの一口サイズは250円で、地元の人も「小腹が空いたときの定番」と太鼓判を押す逸品です。ウツボは高知沿岸で古くから食べられてきた魚で、見た目の迫力に反してさっぱりとした白身が特徴。一度食べれば、その淡白な旨みとたたきのタレの相性の良さに驚くはずです。

焼き鳥は一本100円からあり、5本買っても500円というリーズナブルさ。塩とタレを使い分けながら食べ比べるのも楽しみ方のひとつです。団子は一串120円で、焼きたての香ばしさと甘辛いタレが後を引きます。1,000円あれば5〜7品は食べられるため、財布に優しい食べ歩きが実現します。学生グループや若いカップルにも人気のエリアで、週末には行列ができることも珍しくありません。

地元発の新感覚テイクアウトグルメ

近年の高知では、伝統的な食べ歩きグルメに加えて、新感覚のテイクアウトフードが続々と登場しています。帯屋町にオープンした新店では、皿鉢料理をアレンジしたスティック状のスナックが380円で話題を集めています。インスタ映えする見た目と本格的な味の両立が若い世代に支持され、週末は30分待ちになることもあります。土佐和紙をモチーフにした可愛らしいパッケージも人気の秘密で、お土産を兼ねて複数購入する観光客も多くいます。

また、最近注目を集めているのが「土佐ジビエ串」です。高知の山間部で捕獲された鹿肉や猪肉を使った串焼きで、低カロリー・高タンパクという健康志向にも応えながら、ジビエならではの濃厚な風味が楽しめます。一本280円と手頃で、珍しさから観光客にも地元の人にも人気が高まっています。

飲み物では、地元のフルーツを使ったフレッシュジュースが350円、高知県産の碁石茶を使ったラテが400円と、地域の特産品を気軽に味わえるドリンクスタンドも増加中です。碁石茶は酸味とまろやかさが共存する発酵茶で、乳酸菌を含む珍しい土佐の特産品。そのまま飲むだけでなく、ラテとして提供することで飲みやすい一杯に仕上がっています。伝統と革新が共存する高知の食べ歩きシーンは、日々進化を続けています。

食べ歩きと観光を組み合わせたモデルルート

高知の食べ歩きを最大限に楽しむためのモデルルートをご提案します。スタートは朝10時、ひろめ市場入口の焼きたてパン屋でクロワッサン(250円)を購入。食べながら明神丸方面へ歩き、鰹のたたきのテイクアウト(350円)を堪能しましょう。

11時頃に高知城を見学し、天守閣から城下町を眺めながら「名城を守ってきた土地の食文化」に思いを馳せるのも旅の醍醐味です。城を出た後、帯屋町のアーケードを歩きながら、皿鉢スナック(380円)や串団子(150円)に立ち寄ります。

はりまや橋方向へ移動しながら、途中のコロッケ屋(130円)と焼き鳥屋(3本300円)で小休止。12時半頃にはりまや橋のベンチに座って、買い集めたグルメで即席ランチを楽しみましょう。午後は路面電車で桂浜へ向かい、太平洋を望む絶景を満喫しながら売店の串団子(150円)で締めくくります。合計予算は2,000円〜2,500円で、観光とグルメの両方を一日でたっぷり体験できます。

食べ歩きのマナーと実践ヒント

高知で気持ちよく食べ歩きを楽しむためのマナーとヒントをおさえておきましょう。まず、歩きながら食べるのはマナー違反とされるエリアもあるため、店先のイートインスペースやベンチを積極的に利用しましょう。ゴミは各店の前に設置されたゴミ箱に捨てるか、ビニール袋に入れて持ち帰りが基本です。

人気店は11時〜13時が最も混雑するため、10時台の早めスタートがストレスなく回れます。夏場は食品の傷みが早いため、購入後すぐに食べるのが安全です。ウェットティッシュと小さなビニール袋を数枚持参すると、手が汚れたときや食べ残しの処理にとても便利です。

高知は太平洋側気候で日照時間が長く温暖ですが、台風の通り道として雨量も多い地域です。天候に応じてルートを柔軟に変更できるよう、事前に雨天プランも考えておくと安心です。雨の日はひろめ市場や帯屋町のアーケード下を中心にまわれば、濡れることなく食べ歩きを楽しめます。屋根付きエリアだけでも十分な数の店があるため、雨が降っても高知グルメの魅力は変わりません。

地元の人との会話も高知旅行の大切な要素です。「ぼんち」(高知っ子)気質の陽気な店主たちが多く、気さくに食材の産地やこだわりを教えてくれます。ひとつひとつの屋台や小さな店に込められたストーリーを聞きながら食べ歩きを続ければ、高知という土地の豊かさをより深く感じられるはずです。

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Written by

石井 龍之介

グルメブロガー

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