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函館のフォトジェニックスポット20選|映える撮影ポイント
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函館のフォトジェニックスポット20選|映える撮影ポイント

函館はフォトジェニックなスポットの宝庫です。函館山の壮大な景観からベイエリアの風情ある街並みまで、カメラを向ければ絵になる場所がそこかしこに存在します。SNS時代の今、旅先で「映える」一枚を撮ることは旅の大きな楽しみのひとつとなっています。津軽海峡と函館山を背景にした風景写真はもちろん、函館ガラスや海鮮丼・いかそうめんなど文化的な被写体も豊富で、多彩なジャンルの写真を一度の旅で撮影できるのが函館最大の魅力です。プロカメラマンも絶賛する函館のフォトスポットを、撮影テクニックとともに詳しくご紹介します。

函館山・夜景スポットの撮影ポイント

函館山は函館で最も撮影者が集まるフォトスポットです。標高334メートルの山頂展望台から見下ろす夜景は「世界三大夜景」のひとつに数えられ、左右に広がる津軽海峡の光の帯が幻想的です。日没の約20〜30分後がマジックアワーで、空がグラデーションを描きながら夜景が浮かび上がるタイミングが最も美しい撮影チャンスです。

正面からの定番ショットはもちろん美しいですが、少し位置をずらして斜め45度の角度から撮ると、奥行きのある立体的な写真に仕上がります。三脚を使いISO感度を抑えたスローシャッターで撮影すると、光の滲みを抑えたシャープな夜景が得られます。スマートフォンでも「夜景モード」や「プロモード」を活用すれば十分な画質で撮影可能です。雨の日は展望台の濡れた床面に映るリフレクション撮影が狙い目で、幻想的な一枚を手に入れるチャンスになります。季節ごとに桜や紅葉が前景に加わると、フォトジェニック度がさらにアップします。

ロープウェイで山頂へ向かう途中の車内や、山麓の八幡坂から見上げる構図も見逃せません。特に八幡坂は函館港へまっすぐ延びる坂道の先に海が見える絵画的な構図が有名で、映画やCMのロケ地としても多数使われています。

ベイエリア・元町の街並みスナップ

ベイエリアは函館らしい風情ある街並みが続くスナップ撮影の聖地です。金森赤レンガ倉庫群を中心に、石畳や洋館、格子窓のある風景はどこを切り取っても絵になります。午後3時から4時頃の斜光が最も美しく、建物に長い影が落ちてドラマチックな表現が可能です。

元町エリアへ足を延ばすと、旧函館区公会堂や函館ハリストス正教会など、重厚な歴史建築が並びます。特に旧函館区公会堂の黄色と青のコントラストは独特の存在感があり、函館らしさを象徴する被写体として人気です。建物の細部装飾にズームインすることで、建築ディテールを強調した印象的な写真も撮れます。

地元の人々の日常風景をさりげなく切り取ると、旅情あふれるドキュメンタリータッチの写真に仕上がります。撮影マナーとして、個人の家やお店を撮る際には必ず一声かけることを心がけましょう。

海鮮丼・いかそうめんのフードフォト撮影術

函館名物の海鮮丼やいかそうめんは、味だけでなくビジュアルも魅力的な被写体です。函館朝市では採れたてのイカが透き通るほど新鮮で、その美しい色彩はカメラを向けずにはいられません。函館朝市内の各店舗はテーブル席が窓際に配置されている場所も多く、自然光を活かした撮影がしやすい環境です。

食べ物の撮影は自然光がベストで、窓際の席を優先的に選ぶのが基本のコツ。真上から撮るフラットレイ、斜め45度から撮るスタンダードアングル、正面から撮るストレートアングルの3パターンを試してみると、SNS映えする多彩なショットが揃います。料理が運ばれてきたら、湯気が出ているうちに素早く撮影するのがシズル感を出す最大のポイントです。

金森赤レンガ倉庫近くのベイエリアには函館らしい内装のカフェやレストランも点在しており、料理写真だけでなく空間ごと写し込んだ「映えるテーブルフォト」も狙えます。ソフトクリームや函館スイーツなど、テイクアウトグルメを外の景色と絡めた撮影も人気のスタイルです。

自然×建造物のコントラスト撮影

五稜郭は日本で唯一の西洋式の星形城郭跡で、五稜郭タワーの展望台からその全形を見下ろす構図は圧巻です。春の桜シーズンには堀沿いに植えられた約1,600本の桜が満開になり、ピンクに染まる五角形の城郭が空撮のような迫力で写真に収まります。タワーから見下ろす角度と、堀の外周から見上げる角度の両方を試すと、同じ場所でも全く異なる表情が楽しめます。

トラピスチヌ修道院では白い修道院の建物と広大な芝生が美しいコントラストを生み出します。正門のアーチを額縁代わりに使う「額縁構図」で修道院を写し込むと、奥行きのある印象的な一枚になります。PLフィルターを活用すると空の青さや芝の緑が鮮やかに写り、ワンランク上の仕上がりが得られます。

立待岬は函館山の南東端に位置する岬で、津軽海峡を一望できる荒々しい自然の景観が特徴です。風の強い日には白い波しぶきが上がり、迫力ある海景写真が撮れます。朝夕のゴールデンアワーには空が黄金色から茜色へと移り変わり、岬の岩場のシルエットが浮かぶドラマチックな写真を狙うことができます。

函館フォト旅を成功させる計画と持ち物

函館でのフォト旅を成功させるには、事前の計画と適切な装備が重要です。一日の撮影プランとして、早朝は函館朝市と朝日を狙い、午前中はベイエリア・元町でスナップ、ランチタイムにフードフォト、午後は五稜郭タワーや大自然エリアで風景撮影、夕方は金森赤レンガ倉庫で夕景、夜は函館山で夜景というのが「黄金ルート」として知られています。

必携の持ち物は予備バッテリーとメモリーカードです。夜景撮影には小型三脚またはゴリラポッドが活躍します。レンズクリーナーは海辺での潮風対策として必須。冬場はカメラを急に暖かい室内へ持ち込むと結露が生じるため、ジップロックに入れてゆっくり温度を慣らすひと手間が機材を守ります。

交通面では、新幹線で新函館北斗駅に降りた後、函館市電(路面電車)を使うと主要スポットをほぼカバーできます。一日乗車券(600円)を活用すれば移動コストを抑えながら効率よく撮影ポイントを巡れます。荷物は函館駅や主要観光地近くのコインロッカーに預け、身軽な状態で撮影に集中しましょう。

函館は季節によって全く異なる表情を見せる都市です。夏は青い海と緑の山、秋は紅葉と歴史建築、冬は雪景色と夜景の幻想的な組み合わせ、春は桜と洋館の美しいコントラストと、何度訪れても新しい発見があります。ご自身のテーマやスタイルに合わせたフォトスポットを見つけて、函館でしか撮れない「とっておきの一枚」を探してみてください。

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Written by

渡辺 リカ

ワークスタイルエディター

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