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札幌の子連れおでかけ完全ガイド|家族で楽しむ公園・水族館・科学館と札幌グルメ
札幌の子連れおでかけは「広い公園」と「屋内施設」の二段構え
札幌で子どもと過ごす一日を組み立てるコツは、天気と季節で「外」と「中」を切り替えることです。雪のない5月から10月は市内に点在する大きな公園で思いきり体を動かし、雨や真冬の日は水族館・科学館といった屋内施設に退避する——この二段構えを頭に入れておくと、北国ならではの天候の振れ幅にも慌てずに済みます。主要な施設は地下鉄南北線・東西線・東豊線でおおむね回れるため、車がなくてもベビーカーで動きやすいのも札幌の利点です。ここでは飲食店の名指しは避け、家族で立ち寄りやすいエリアと札幌らしい食を中心に、子連れの動線を紹介します。
円山で動物園と水遊び
中心部から地下鉄東西線で15分ほどの円山公園エリアは、未就学児から小学生まで幅広く楽しめる定番です。総面積約68haの円山公園は原生林に包まれ、夏には浅瀬の遊水路で小さな子が水遊びを楽しめます。芝生にレジャーシートを広げてのんびりピクニック、という過ごし方も気持ちのよい場所です。
公園内の円山動物園へは、円山公園駅から徒歩約15分。ホッキョクグマやゾウ、アジアの熱帯雨林を再現した館など見ごたえがあり、園内にはレストランやカフェも整っているので、ベビーカー連れでも一日かけてゆっくり回れます。入園料はおとなで800円ほど、中学生以下は無料なので、子ども中心のおでかけにはありがたい料金設定です。公園から徒歩5分ほどの北海道神宮も、参道の木立が涼やかで、散歩がてら立ち寄れます。
雨でも雪でも安心、新さっぽろの屋内スポット
天気が読めない日に強いのが、市東部の副都心・新さっぽろです。地下鉄東西線の終点・新さっぽろ駅(JR新札幌駅)に直結する商業施設群の中に、サンピアザ水族館と札幌市青少年科学館が隣り合って入っており、悪天候でも傘いらずで両方をはしごできます。
サンピアザ水族館は街なかにあるコンパクトな水族館で、回遊水槽やアシカ・ペンギンの食事タイムなど、小さな子でも飽きずに見られる演出が魅力です。すぐ隣の青少年科学館は、触って動かせる体験型の展示が約200点。サイエンスショーやロボットの実演も毎日行われ、遊びながら科学に親しめます。プラネタリウムには未就学児と保護者向けの短い投影プログラムもあり、初めての星空体験にぴったりです。展示室・プラネタリウムとも中学生以下は無料、セット観覧券でもおとな1,100円ほどと、家族で訪れても負担が軽いのが嬉しいところです。
大自然で思いきり体を動かす
もっと広い空の下で遊ばせたいなら、郊外の大型公園へ。市北東部のモエレ沼公園は、彫刻家イサム・ノグチが設計したアートそのものの公園で、幾何学的な築山「モエレ山」やガラスのピラミッド、子どもが駆け回れる遊具広場が点在します。地下鉄東豊線・環状通東駅からバスで向かうのが一般的です。
南区の国営滝野すずらん丘陵公園は、北海道で唯一の国営公園。400haを超える園内に花畑や大型遊具、3つの滝があり、屋内施設「こどもの谷」のカラフルなネット遊具「虹の巣ドーム」は雨の日でも全身を使って遊べます。落差26mのアシリベツの滝は「日本の滝百選」の一つで、遊歩道散策も気持ちのよいものです。地下鉄南北線・真駒内駅からバスで30分ほどとやや遠出になりますが、一日たっぷり遊べます。
このほか、東区のサッポロさとらんども見逃せません。牧場のような広々とした農業体験交流施設で、季節の収穫体験や動物とのふれあい、手作り体験などを楽しめ、未就学児連れののんびりした一日に向きます。
子連れで囲む札幌の食卓
札幌の食は、実は子連れと相性のよいものが多くあります。代表格がスープカレー。市内に専門店が200軒以上あるといわれる札幌のソウルフードで、辛さを「0番」から選べる店や、甘口のお子様カレー(数百円程度が目安)を用意する店が珍しくありません。野菜がごろっと入るので、取り分けて食べさせやすいのも家族向きです。
北海道名物のジンギスカンも、甘辛いタレと道産野菜で子どもが食べやすい一皿。掘りごたつの個室がある店を選べば、まわりを気にせず取り分けながら味わえます。価格は店によりますが、ランチや食べ放題なら一人あたり数千円が相場の目安です。
おやつなら、夏の大通公園が外せません。西側のカフェテラスではソフトクリームを、3丁目あたりのワゴンでは焼きとうきび・ゆでとうきびを味わえます(とうきびワゴンは例年4月下旬〜10月上旬の登場)。8〜9丁目には子ども向けの遊具が集まっているので、おやつと公園遊びをまとめて楽しめます。雨や雪の日は、地下鉄東西線・宮の沢駅近くの白い恋人パークへ。お菓子のテーマパークで、スイーツ作りの体験工房もあり、屋内でじっくり過ごせます。
冬は「雪遊び」と「屋内退避」をローテーション
長い冬こそ、札幌の子連れおでかけの本領です。郊外の公園は一面の雪原に姿を変え、滝野すずらん丘陵公園は「滝野スノーワールド」としてチューブそりやそりゲレンデを開放します(冬季は入園無料)。モエレ山やさとらんどの「さとの雪山」でも、なだらかな斜面でのソリ遊びが楽しめます。小さな子でも安心して滑れる無料エリアが各所に用意されているのが、雪国・札幌の懐の深さです。
とはいえ氷点下の屋外遊びは体が冷えます。午前は雪遊び、昼食をはさんで午後は水族館・科学館・白い恋人パークといった屋内施設へ——と、体が冷え切る前に「外」と「中」を入れ替えるローテーションが、快適に過ごすコツ。スキーウェアやスノーブーツ、着替えを一式持参し、こまめに暖を取りましょう。
子連れ移動の実用メモ
主要施設は地下鉄でおおむね回れますが、新さっぽろ以外は駅からバスや徒歩が加わる場所も多いので、移動時間には余裕を持たせると安心です。真冬は路面が凍るため、ベビーカーよりも抱っこ紐のほうが取り回しやすい場面もあります。中学生以下が無料・割引になる公共施設が多いのも札幌の特長で、科学館や動物園を軸に組めば費用を抑えられます。人気の飲食店は週末の昼どきに混み合うため、家族でゆっくり食べたい店は事前の予約や開店直後の来店を心がけると、子連れでも落ち着いて札幌の味を楽しめます。
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