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鹿児島市の子連れおでかけガイド|桜島を望む動物園・水族館・フェリーと家族で味わう郷土の味
学び
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鹿児島市の子連れおでかけガイド|桜島を望む動物園・水族館・フェリーと家族で味わう郷土の味

桜島を眺めながら、子どもと過ごす鹿児島のおでかけ

鹿児島市の子連れおでかけは、目の前にそびえる桜島と、その足元に広がる錦江湾のウォーターフロントが舞台になります。動物園水族館も科学館も、芝生の公園もフェリーの旅も、いずれも桜島の眺めとセットで楽しめるのが、ほかの街にはない鹿児島ならではの魅力です。市電とバス、そして桜島フェリーを乗り継げば、ベビーカーでも一日かけて無理なく回れます。ここでは、小さな子どもと食事をしながら過ごせる場所を軸に、鹿児島市の家族おでかけを紹介します。

コアラとキリンに会う——平川動物公園

まず外せないのが、市の南郊にある平川動物公園です。九州で唯一コアラに会える動物園として知られ、約130種1,000点の動物が暮らしています。正面ゲートをくぐると、桜島と錦江湾を背にキリンやシマウマが歩く「アフリカ園」の風景が広がり、まるでサバンナのような開放感。観覧車やメリーゴーランド、ゴーカートのある遊園地が併設され、動物の形をした園内バスで広い園内を移動できます。足湯につかりながら桜島を眺められるスポットもあり、歩き疲れた家族にうれしい造りです。入園料は2026年時点で大人1,000円ほど、小・中学生は200円ほど、未就学児は無料が目安(料金改定の動きもあるため、お出かけ前に最新情報の確認を)。JR指宿枕崎線の五位野駅やバスでアクセスできます。

桜島を望む水族館と、雨の日の科学館

鹿児島港の本港エリアにあるいおワールドかごしま水族館は、桜島を正面に望むウォーターフロントの水族館です。ジンベエザメをはじめ、鹿児島の海の生きものを中心に約800種・1万点を展示し、観客も参加できる「いるかの時間」など、子どもが夢中になるプログラムが揃います。鹿児島中央駅からバスや市電(水族館口電停から徒歩)で行きやすく、夏休みやお盆には開館時間を延ばす「夜の水族館」も開かれます。入館料は大人(高校生以上)1,500円、小・中学生750円、4歳以上の幼児350円、3歳以下無料が目安です。すぐ隣が桜島フェリーターミナルなので、午後はそのまま桜島へ渡る組み立ても便利です。

雨の日や、灰や強い日差しを避けたい日には、鴨池にある鹿児島市立科学館が頼りになります。火山とロケットをテーマに、直径23mのドームスクリーンで上映する「宇宙劇場」(プラネタリウム)が目玉。桜島の上空を飛ぶ「桜島スカイサイクル」や地震体験、毎日開かれる工作コーナー「だれでも工房」など、体を動かして学べる展示が多く、未就学児は入館無料です。

芝生でのびのび——吉野公園とウォーターフロント

体を動かしたい日は、市北東の高台にある鹿児島県立吉野公園へ。30haの広い芝生公園で、標高234mの展望台からは錦江湾越しの桜島、晴れた日には霧島連山や開聞岳まで見渡せます。子ども向けの遊具がそろい、夏にはちびっこプールも開設。約140種・7万本の樹木に四季の花が咲き、レジャーシートを広げてお弁当を楽しむ家族でにぎわいます。鹿児島中央駅からは路線バスで向かえます。

街なかなら、鴨池から続く与次郎ヶ浜の海沿いも家族の散歩向きです。塩田を埋め立ててできた平坦なウォーターフロントで、ベビーカーを押しながら錦江湾と桜島を眺められます。一帯には鴨池運動公園のスポーツ施設も集まり、休日の体を動かすおでかけにも向きます。

桜島へ、フェリーで日帰り

少し足を延ばすなら、桜島フェリーでの日帰りが鹿児島ならではの体験です。鹿児島港から桜島港まで約15分、24時間運航で、デッキから潮風を浴びる短い船旅は子どもにとって立派なアトラクション。桜島港から歩いてすぐの溶岩なぎさ公園には、全長約100mと日本最大級の足湯(無料)があり、錦江湾を眺めながら家族で足を温められます。芝生でお弁当を広げるのもおすすめ。国道224号沿いの道の駅「桜島」火の島めぐみ館では、世界一小さいといわれる桜島小みかんを使ったソフトクリームが名物で、おやつ休憩にぴったりです。タオルは桜島ビジターセンターなど現地で買い足せるので、足湯のついでに立ち寄っても安心です。

子どもと味わう、鹿児島の味

鹿児島には、子どもと分け合いたい郷土の味がそろっています。代表格が、鹿児島発祥のかき氷白くま(しろくま)。削りたての氷に練乳をかけ、フルーツや豆を彩りよく盛った氷菓で、戦後まもなく天文館の「むじゃき」で生まれたと伝わります。天文館のアーケード周辺にはかき氷を出す店が点在し、ミニサイズなら小さな子とも分けやすいでしょう。一杯の相場は数百円台が目安です。

食べ歩きには、魚のすり身を揚げたさつまあげ(つけあげ)を。揚げたては子どものおやつにもなり、商店街や土産店で一個ずつ買えます。価格は一個百円前後からが目安です。家庭やお店で味わう鶏飯(けいはん)も、子どもに食べやすい一品。ほぐした鶏肉や錦糸卵をのせたごはんに鶏ガラスープをかける、お茶漬けのような料理で、もとは奄美大島で生まれた郷土料理です。今では鹿児島県内の学校給食でも定番として親しまれており、辛みがなくやさしい味わいなので、家族での食事に向いています。

子連れおでかけの実用メモ

鹿児島市の移動は、市電と路線バス、そして桜島フェリーが基本です。中心部は平坦でベビーカーでも回りやすく、動物園水族館、科学館には授乳室やおむつ替えスペースが整っています。注意したいのが桜島の降灰。風向きによっては市街地に灰が降ることがあり、外遊びの予定が立てづらい日もあります。降灰や猛暑の日は、科学館や水族館といった屋内施設に切り替えると安心です。夏は日差しと暑さが強いので、帽子と水分補給、そして白くまで涼をとる休憩を計画に入れて、桜島とともにある鹿児島の一日を、家族でゆっくり楽しんでください。

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Written by

木村 さくら

地域プロモーター

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