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広島・子連れおでかけグルメ案内——無料スポットで遊んで鉄板を家族で囲む一日
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広島・子連れおでかけグルメ案内——無料スポットで遊んで鉄板を家族で囲む一日

広島は「無料で遊んで、鉄板を囲んで食べる」が一日でつながる街

広島市は、子連れのおでかけと食事がきれいにひと続きになる街です。中区の中央公園には無料で遊べる科学館やお城が固まり、その足で紙屋町や八丁堀のお好み焼き店へ流れれば、鉄板を家族で囲んで昼ごはん——という動線が無理なく組めます。さらに郊外へ少し足を延ばせば、安佐動物公園や森林公園こんちゅう館、植物公園といった広島市営の施設が点在し、そのほとんどが中学生以下は入園・入館無料。フェリーで宮島まで渡れば、水族館と食べ歩きの一日にもなります。広島の家族おでかけは「お金をかけずに長く遊び、最後はその土地の味で締める」のがコツです。

まずは中央公園エリア——半日遊んで、紙屋町でお好み焼き

広島の子連れおでかけの王道は、原爆ドームのすぐ北に広がる中央公園一帯です。広島市こども文化科学館(5-Daysこども文化科学館)は入館無料で、見て・触れて・試せる科学展示がそろい、雨でも安心。併設のこども図書館と、ドーム型のプラネタリウム(大人510円ほど・中学生以下無料、2026年時点の目安)まである充実ぶりです。隣には石垣と天守がそのまま遊び場になる広島城、平和記念公園の南端にはおりづるタワーがあり、屋上の展望デッキ「ひろしまの丘」や、自分で折った鶴を吹き抜けの「おりづるの壁」に落とす体験が子どもに人気です(こちらは大人1,700円ほどと有料施設なので、無料スポットと組み合わせると予算を取りやすくなります)。

たっぷり歩いたあとの昼ごはんは、徒歩圏の紙屋町・八丁堀で。広島のお好み焼きはキャベツをたっぷり重ねて蒸し焼きにする「重ね焼き」で、辛みがなく小さな子でも食べやすいのが家族向けのポイントです。鉄板の前のカウンターに並んで、店員さんがヘラを操る様子を眺めるのも子どもには立派なショー。お好み焼きは一枚を取り分けやすいので、未就学児なら「そば入りを一枚、家族でシェア」がちょうどよい量です。相場は一枚ワンコイン台後半〜1,000円台前半が目安。ベビーカーや小さい子連れなら、鉄板カウンターだけの店より、テーブル席や小上がりのある店を選ぶと落ち着いて食べられます。

雨の日・猛暑日の「全部屋内」コース

広島の夏は暑く、梅雨どきの雨も多いので、屋内で完結するコースを一つ持っておくと安心です。おすすめは新交通アストラムラインで行く郊外の屋内施設。長楽寺駅すぐのヌマジ交通ミュージアム(広島市交通科学館)は、乗り物好きの子が夢中になる博物館で、屋外では「おもしろ自転車」やバッテリーカートにも乗れます(中学生以下は入館無料)。比治山公園の広島市現代美術館は2023年春にリニューアルし、中学生以下は観覧無料。2歳から未就学児の予約制無料託児があるので、下の子を預けて上の子とゆっくり作品を見る、という使い方もできます。

食事は施設の中や周辺で軽く済ませるのが現実的です。紙屋町・基町の地下街やフードコートに出れば、うどん・丼・パンなど子ども向けのメニューが選びやすく、ベビーカーのまま入れる席も多めです。屋内施設は飲食の持ち込み可否が場所ごとに違うので、おにぎりやお茶を持参するなら休憩スペースの有無を先に確認しておくと安心です。

動物・虫・花にふれる郊外おでかけ

「思いきり走り回らせたい」日は、広島市営の自然系スポットへ。いずれも中学生以下無料で、一日遊んでも家計にやさしいのが広島ならではです。

広島市安佐動物公園(安佐北区)は、ヤギやヒツジとふれあえる子ども動物園「ぴーちくパーク」が目玉。ちょっとしたアスレチックがあり、夏は足をつけられる浅い池で水遊びもできます。アストラムライン上安駅からバスでアクセスでき、車なら駐車場は1日数百円ほど。広島市森林公園こんちゅう館(東区福田町)は、ガラス張りの温室「パピヨンドーム」で年じゅう数百頭のチョウが舞う人気施設。生きた昆虫を1,000頭以上展示し、虫好きの子にはたまりません。広島市植物公園(佐伯区)は大温室でバナナやカカオなどの熱帯植物が見られ、芝生広場の遊具やザイルクライミングで体も動かせます。

これらの郊外施設は、食事を欲張らないのがうまく回すコツ。園内の売店や軽食はありますが、選択肢は限られます。広めの芝生がある安佐動物公園や植物公園なら、お弁当を持参して芝生でピクニックにするのが子連れには一番ラク。帰りに市街地へ戻ってから、ゆっくりお好み焼きやうどんで締める、という二段構えにすると、施設では遊びに集中できます。

フェリーで宮島へ——渡し舟と食べ歩きの一日

少し足を延ばすなら、廿日市市の宮島への日帰り遠足が広島ならではの体験です。JRや広電で宮島口まで行き、そこからフェリーで約10分。海を渡る船自体が子どもには大冒険で、デッキから大鳥居が見えてくる瞬間は歓声があがります。島では宮島水族館「みやじマリン」(大人1,400円ほど・小中学生700円ほど・幼児400円ほど、2026年時点の目安)でアシカライブやペンギンとのふれあいを楽しめます。市営の無料施設とは料金体系が違うので、宮島は予算を見ておきましょう。

宮島の楽しみは、なんといっても食べ歩き。広島名物のもみじ饅頭は、表参道商店街の老舗で職人さんに教わりながら自分で焼く「手焼き体験」ができ、5歳くらいから親子で挑戦できます。焼きたての温かいもみじ饅頭は、既製品にはない香ばしさ。さらに焼いたもみじ饅頭を揚げた揚げもみじは、あんこ・クリーム・チーズなど中身もいろいろで、串で食べ歩けるので子どもにも好評です。値段はいずれも1個数百円程度の手ごろなおやつ価格が目安です。なお宮島は鹿が放し飼いで、紙やビニール袋をくわえてしまうことがあるので、食べ物の袋は手元から離さないのが子連れの鉄則です。

子連れの食事とおでかけ実用メモ

最後に、広島で家族の一日をスムーズにするコツをまとめます。

  • お好み焼きを家族で囲むなら:広島のお好み焼きは辛くないので幼児でも食べやすく、一枚をヘラで取り分けてシェアできます。鉄板の前のカウンターは焼く様子が見えて楽しい反面、熱くて狭いので、低年齢の子はテーブル席や小上がりのある店が安心。価格は一枚ワンコイン台〜1,000円台前半が相場の目安です。
  • 広島駅で食べるなら:駅直結の商業施設ekie(エキエ)には、お好み焼きの名店が集まるフロアや子ども向けメニューのある飲食店、テーブル席のフードコートがそろい、新幹線や在来線の待ち時間でも食べやすい構成です。
  • 市内の移動:中心部は路面電車(広島電鉄)、郊外の科学館・動物公園方面はアストラムラインが便利。路面電車は低床車両も走り、ベビーカーでも乗りやすい便があります。
  • 「中学生以下無料」を使い倒す:こども文化科学館・安佐動物公園・こんちゅう館・植物公園・ヌマジ交通ミュージアム・現代美術館は中学生以下無料。土曜やこどもの日は高校生も無料になる施設が多いので、公式サイトで無料日を確認してから予定を組むと、ぐっとお得に回れます。

無料で長く遊び、最後は鉄板や食べ歩きで広島の味を締めくくる——それが、家族みんなが満足できる広島の一日です。

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Written by

松本 海斗

スポーツインストラクター

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