観光・体験
静岡発の絶景ドライブコース|日帰りで楽しむ静岡県の景観道路
静岡は富士山と駿河湾という二大絶景を同時に楽しめる、国内屈指のドライブエリアです。太平洋側気候で温暖かつ年間日照時間が全国トップクラスという恵まれた気候条件により、季節を問わず快晴の景観ドライブを体験できます。東海道新幹線で東京から約1時間、名古屋から約40分というアクセスの良さも魅力で、週末の日帰りドライブ旅行に最適な目的地です。富士山静岡空港から市内へは車で約40分。静岡駅前のレンタカーショップで愛車を手配したら、いよいよ絶景ロードへと出発しましょう。
コースA:三保松原〜日本平 王道絶景ルート
静岡市内を起点とするコースAは、全長約50〜80kmの定番絶景ルートです。まず向かうのは「世界遺産の構成資産」にも名を連ねる三保松原。約5kmにわたる松林の遊歩道を歩くと、白砂と老松の先に駿河湾と富士山が広がる構図が現れます。天女の羽衣伝説が残る羽衣の松は樹齢数百年の巨木で、神聖な雰囲気に思わず足が止まります。
三保松原を後にしたら日本平へ向かいます。海抜307mの山頂からは富士山・駿河湾・伊豆半島・南アルプスが360度のパノラマで一望できる絶景が待っています。日本平夢テラスは建築家隈研吾が設計した木造の展望施設で、どの角度からも写真映えするスポットです。天気のいい日は富士山の山頂まで鮮明に見え、駿河湾の海面がきらきらと輝く様子は圧巻。日本平から久能山東照寺への空中散歩、日本平ロープウェイ(往復1,500円)もぜひ体験したい選択肢です。所要時間は寄り道込みで3〜4時間が目安。
コースB:清水〜山岳ドライブ 大自然の迫力ルート
変化に富んだ景色を求めるなら、清水魚市場方面を起点に山間部へ分け入るコースBがおすすめです。清水港の外れから県道を北上すると、標高が増すにつれて視界が開け、静岡市街地を俯瞰するパノラマビューが楽しめます。夏は緑のトンネルを抜けるような爽快感があり、気温は市街地より5〜8℃低く天然のクーラー状態。秋には紅葉が山肌を染め、黄・赤・橙のグラデーションがドライブを彩ります。
ルート途中にある道の駅「富士川楽座」は東名高速に隣接する大型施設で、富士山を正面に望む展望回廊が人気です。地元農家直送の野菜や静岡茶のソフトクリームも充実しており、ドライバーの休憩スポットとして1時間ほど過ごせます。全長約40〜60kmで休憩込みの所要時間は2〜3時間。ワインディングロードが続く区間では後続車に注意しながらゆっくりと走ることをおすすめします。
立ち寄りグルメ:静岡の味を走りながら制覇
ドライブの醍醐味は景色だけではなく、地のものを食べる喜びにもあります。コースA沿いの清水港周辺では、水揚げされたばかりの桜えびを使ったかき揚げ丼が名物。3〜6月と10〜12月の漁期中に由比港食堂街に立ち寄れば、旬の生桜えびを味わえます。富士宮市まで足を延ばすなら、富士宮やきそば(約600円〜)も外せません。水分の少ない特製蒸し麺とラードを絡めた独特の食感は、一度食べると忘れられない味です。
帰路の締めくくりには静岡駅近くの呉服町エリアで夕食を。創業100年を超える老舗うなぎ専門店が立ち並ぶ一帯では、浜名湖産のうなぎの蒲焼きを堪能できます。一日の走りを振り返りながらの蒲焼きは格別のひとときです。
温泉でドライブの疲れを癒す
絶景ロードを走り抜けた後は、熱海温泉または修善寺温泉でゆっくりと体を癒しましょう。熱海温泉は静岡市街から東に車で約1時間。コースAの帰路に自然と立ち寄りやすい位置にあります。海沿いに立つホテルや旅館の日帰り入浴プランを利用すれば、露天風呂から相模湾を眺めながらの入浴が楽しめます。日帰り入浴料は施設によって500〜2,000円程度と幅がありますが、タオルセット付きプランを選べば手ぶらでOKです。
伊豆半島を少し南下すれば修善寺温泉に到達します。竹林の小径や桂川沿いの情緒ある温泉街は、江戸時代から続く静かな湯処。源泉かけ流しの施設も多く、アルカリ性単純温泉が筋肉痛や疲労回復によいとされます。ドライブ後の温泉は翌日の疲れ方が全然違うので、ぜひセットで計画に組み込んでください。
安全・快適ドライブのための準備チェック
静岡周辺のドライブをより安全に楽しむために、出発前に確認しておきたいポイントをまとめます。
レンタカー:静岡駅前に主要レンタカー会社が集中しており、軽自動車で1日5,000円前後、コンパクトカーで7,000〜9,000円が相場です。カーナビ付きが基本ですが、スマートフォンのGoogleマップと併用するとより細かい情報を確認できます。
道路状況:山岳路では急カーブが続く区間があります。特に雨天・霧発生時は視界が急激に悪化するため、速度を落として走行してください。気象庁の「静岡県の天気予報」アプリを事前にチェックし、山間部の天気予報も確認する習慣をつけましょう。
燃料・休憩:山岳ルートに入るとガソリンスタンドが少なくなります。出発前に必ず満タンにしておくこと。道の駅を1〜2時間おきに休憩地点として設定しておくと、ドライバーの疲労を分散できます。コンビニや自動販売機の場所も事前にナビに登録しておくと安心です。
静岡の絶景は、走る人を裏切りません。富士山が見える晴天の日に、ぜひアクセルを踏み込んでみてください。
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