観光・体験
函館周辺のダイビング・シュノーケリング|北海道の海中世界を探検
函館周辺の海は、津軽海峡の冷たい海流と日本海・太平洋の海流がぶつかる独特の環境が生み出す、多彩な海洋生物の宝庫です。冷水域ならではの豊かな栄養分が海底まで届き、昆布やウニ、ホタテが育つ豊穣の海は、水中でも感動的な光景を見せてくれます。夏場(7月〜9月)は透明度が10〜15mに達することもあり、まるで空中を漂うような浮遊感を体験できます。函館山の絶景と夜景を楽しむだけでなく、その山の足元に広がる海中世界もあわせて探索することで、函館の旅がより立体的な体験になるでしょう。
初めてでも安心の体験ダイビング
ダイビングライセンスを持っていない方でも、体験ダイビングなら気軽に海中世界を楽しめます。函館周辺のダイビングショップでは、大森浜や恵山岬沖など近郊の人気ポイントで体験ダイビングが1人10,000円〜16,000円で催行されています。
所要時間は約3〜4時間で、陸上での呼吸器の使い方講習(約1時間)→浅瀬での潜水練習(約30分)→海中ダイビング(約30〜40分)という流れです。水深は最大12mまでで、インストラクターが常に手の届く距離に寄り添うため、初めてでも安心して楽しめます。参加条件は10歳以上で、当日は健康状態の確認書類への記入が必要です。
海中では、ネコザメやアイナメ、カジカなど北海道特有の魚たちのほか、海底を彩る色鮮やかなウミウシに出会えることも。函館の海ならではの体験として、地元のインストラクターが案内する「コンブ林の中を泳ぐ」コースは特に人気が高く、巨大な昆布の間を抜けながら進む幻想的な感覚は、南国の海とはまた違った魅力があります。
家族で楽しむシュノーケリング体験
より気軽に海の中を覗きたい方には、シュノーケリングがおすすめです。料金は1人3,000円〜5,000円と手頃で、所要時間は約1時間30分〜2時間。6歳以上から参加可能なファミリープランもあり、夏休みの家族旅行の思い出づくりに最適です。
マスク・シュノーケル・フィンのレンタルは料金に含まれており、ウェットスーツ(追加1,000円〜2,000円)を着用すれば浮力が増すため、泳ぎが苦手な方でも安心して参加できます。シーズンは6月〜10月で、水温・透明度ともにベストコンディションとなるのは8月〜9月です。
函館周辺のシュノーケリングポイントでは、タコやウニ、ナマコなど普段は食卓でしか見かけない生き物を水中で間近に観察できます。岩礁帯では小魚の群れが光を受けてきらめき、磯の生態系をそのまま体感できるのが大きな魅力です。子どもにとっては図鑑では学べないリアルな海洋教育の場にもなります。
ライセンス保持者向けファンダイブ
オープンウォーター以上のライセンスを保持するダイバーには、函館周辺の本格ポイントでのファンダイブがおすすめです。恵山沖や汐首岬周辺では、冷水域特有のクリオネやウミウシの仲間が多数生息し、他の海域では味わえない生物との出会いが待っています。
料金の目安は2ダイブで12,000円〜20,000円。ボートダイブを選択する場合は乗船料として3,000円〜5,000円が追加されます。器材のフルレンタルは5,000円〜8,000円で対応しており、自前の器材を持参するダイバーは器材洗い場を無料で利用できます。
夏のシーズン中、水温が低い時期(6月・10月前後)はドライスーツの着用が推奨されます。ショップによってはドライスーツのレンタルも可能(追加2,000円〜3,000円)なので、事前に問い合わせておくと安心です。ログ付けや器材のメンテナンスについても、地元のショップスタッフが丁寧に対応してくれます。
ダイビングライセンス取得コース
函館滞在中にダイビングライセンス(Cカード)を取得するコースも人気です。PADIオープンウォーターダイバーコースは3日間で50,000円〜70,000円(学科・プール実習・海洋実習・教材費・器材レンタル込み)が相場です。
事前にe-ラーニングで学科講習を済ませておくと、現地では実技に集中できるため上達が早まります。最短2日間の短期集中コースもありますが、余裕を持った3日間コースの方がスキルの定着度が高くなります。ライセンス取得後は世界中の海で自由に潜れるようになるため、旅を機に新しい趣味をスタートさせるには絶好のタイミングです。
函館の海で取得したライセンスは、当然ながら沖縄や伊豆、そして海外のダイビングスポットでもそのまま使えます。「ライセンスを取った最初の海が函館だった」というのは、それだけで特別な思い出になります。
海のアクティビティを安全に楽しむために
ダイビング・シュノーケリングに参加する際に押さえておきたい注意点をまとめます。
体調管理が最優先事項です。飲酒翌日・睡眠不足・発熱時の参加は厳禁。持病がある方は事前に医師へ相談の上、健康状態申告書を正直に記入してください。持ち物は水着・タオル・着替え・日焼け止め(リーフセーフ製品を推奨)が基本です。
ダイビング後は12〜18時間の飛行機搭乗禁止ルールがあります。旅行最終日にダイビングを組み込む場合は、翌日の出発便の時刻を必ず確認してください。アクセス面では、函館空港から市内まで車で約20分、新函館北斗駅から函館駅まで函館市電・バスで約30分が目安です。多くのショップが送迎付きプランを提供しているので、初訪問でも安心して参加できます。
予約は各ダイビングショップの公式サイトやじゃらん・アソビュー経由で可能です。夏休みシーズン(7月下旬〜8月)は1か月前には満席になるケースも多いため、旅程が決まり次第、早めの予約をおすすめします。
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