
紀宝町ウミガメ公園
GALLERY
紀宝町ウミガメ公園は、三重県最南端に位置する紀宝町の海岸線に面した「道の駅」で、単なる観光施設にとどまらない、ウミガメ保護・啓発の実践拠点として機能している。産卵地として知られるこのエリアの自然環境を守りながら、訪れる人々に本物のウミガメとの出会いを提供している。
ウミガメ水族館で「生きた学び」を体験する
施設のメインコンテンツである「ウミガメ水族館」(9:00〜18:00)では、大きなプールを悠然と泳ぐウミガメを間近で観察できる。水族館には複数のカメ類が展示されており、種ごとの違いを比較しながら観察できる点が特徴だ。展示スペースに隣接した資料館では、ウミガメの生態・産卵・保護活動の歩みを体系的に学べる構成になっており、子どもから大人まで幅広い層が楽しめる。
飼育員体験プログラム
「ウミガメ公園の飼育員さん」と題した職業体験プログラムが定期的に開催されており、実際の飼育現場に触れながらウミガメ保護の意義を学ぶことができる。単に見るだけでなく「関わる」体験を通じ、環境保全への意識を育てる場として地域教育にも根ざした取り組みだ。また公式YouTubeチャンネルでもウミガメに関する情報を継続的に発信しており、来館前後の学習素材としても活用できる。
道の駅としての充実した施設
「物産館」は季節によって営業時間が異なり(11〜2月は8:30〜18:00、3〜10月は8:30〜19:00)、地域特産品に加えてウミガメ関連グッズのネットショップも展開している。「きほう食堂」(10:30〜14:00)では食事が楽しめ、「STANDLUCKY」(平日10:00〜16:00、土日祝10:00〜17:00)では軽食・ドリンクを提供。シャワー室(9:30〜17:00)も完備されており、海水浴やアクティビティ後の立ち寄りにも対応している。駐車場は普通車47台・大型車9台を収容でき、長距離ドライブ中の休憩拠点としての利便性も高い。
SDGsを体現する施設として
この施設が特徴的なのは、観光・飲食・物販といった道の駅機能を、ウミガメ保護啓発という一貫した軸のもとに統合している点だ。「訪れること自体が保護活動への参加につながる」という設計思想は、SDGs的な視点からも注目される。年中無休での運営体制(問い合わせ先は公園・水族館で別番号が設けられている)も、地域の人々と観光客の双方に開かれた拠点であることを示している。
アクセス
JR熊野市駅から新宮駅行バス30分「井田舞子」下車すぐ 車:熊野大泊ICから約30分
営業時間
年中無休。施設ごとに異なる:[物産館]8:30~18:00(11~2月)、8:30~19:00(3~10月) [ウミガメ水族館]9:00~18:00 [きほう食堂]10:30~14:00 [STANDLUCKY]10:00~16:00(平日)、10:00~17:00(土日祝) [シャワー室]9:30~17:00
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