
太陽軒 ゴクうまラーメン
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鳥取県境港市と米子市に店舗を構える「太陽軒 ゴクうまラーメン」は、「どこかなつかしい味」をコンセプトに、地元の食材と長年の技を注ぎ込んだ一杯を手頃な価格で届けるラーメン専門店だ。地域に根ざした素材へのこだわりと、丁寧に積み重ねた仕込みが生み出す味わいは、地元客から観光客まで幅広い層に愛されている。
16時間では終わらない、3日間の仕込みが生む一杯
太陽軒の最大の特徴は、手間と時間を惜しまない仕込みへの徹底した姿勢だ。看板スープの原点となる豚骨は鳥取県産にこだわり、店長自ら片道40分の道のりを走って仕入れに向かう。仕入れた豚骨はトンカチで割り、米子の水を使った特注500リットルの大釜に投入。1日8時間、それを3日間続けて炊き続けることで、豚骨の旨味を余すことなく引き出した濃厚スープが完成する。
スープ工場内は夏場になると室温50度を超える過酷な環境だ。それでも店長は営業の合間を縫って工場へ走り込み、味と濃度をこまめに確認する。納得がいかなければ何度でも調整を繰り返す。「安いには理由がある。旨いには覚悟がある。」——そのポリシーを体現するような仕込みのスタイルが、太陽軒の一杯に込められた誠実さそのものだ。
麺は国産小麦を使って専用開発された少加水麺。濃厚スープとしっかり絡みながら、小麦本来の風味を力強く楽しめる存在感ある一本だ。チャーシューは豚バラ肉を大釜でじっくり炊き上げ、一晩タレに漬け込んで仕上げた自家製。スープからトッピングの一つひとつまで、妥協のない手仕事が積み重なってはじめて一杯が完成する。
4種のスープと看板「米子ラーメン」
太陽軒の基本ラインナップは醤油・塩・味噌・とんこつの4種。どのスープも380円からというリーズナブルな価格帯で提供されており、学生からシニア世代まで気兼ねなく入れる敷居の低さが魅力だ。気分やシチュエーションに合わせてスープを選べるのも、日常使いしやすい理由のひとつといえる。
なかでも注目されているのが「米子ラーメン」だ。鳥取県産の豚骨を専用の大釜で炊き続けた特製のこってり濃厚スープに、太陽軒伝統の醤油ダレを合わせた一杯は、まさに「新しい米子の味」。豚骨の深いコクと醤油ダレのキレが見事に調和し、食べ慣れた地元民にも「また食べたい」と思わせる完成度を誇る。仕込みの丁寧さがそのままスープの味の奥行きに直結しており、他店では出せない独自の風味が生まれている。
定番ラーメンに加え、サイドメニューも充実。餃子・唐揚げ・チャーハンなど、ラーメンと相性抜群の一品が揃っており、ボリューム重視の食事にも対応できる。
伝説の復活と夏の限定、見逃せないスペシャルメニュー
太陽軒には話題のスペシャルメニューも多い。まず夏季限定で登場する「まぐろ出汁醤油ラーメン」は、日本一の水揚げを誇る境港産の天然本マグロからとった贅沢なスープが主役。一口でその旨味が広がり、すっきりした後味でやみつきになると評判だ。かつて水木しげるロードにあった姉妹店「まぐろラーメン本舗」で10万食を売り上げた伝説の味を再現したこの一杯は、夏に境港・米子を訪れる際にぜひ狙いたいメニューだ。
もう一つの復活メニューが「ドラゴンヌードル」。太陽軒の前身「上海ドラゴン」時代に1日900食を売り上げた伝説の一杯が、多くのリクエストに応えて米子角盤店に復活を遂げた。鶏がら清湯スープに県産豚の旨みを凝縮した特製肉そぼろをたっぷりと盛り、本場中国産の赤唐辛子と数種の香辛料をブレンドした独特の辛味が食欲を刺激する。辛さは3段階から選べるため、辛みが苦手な方も安心だ。根強い人気の「野菜ラーメン」も同時復活を遂げており、この店に通い続ける楽しみは尽きない。
冷麺は5月中旬頃から期間限定で登場し、暑い時季にもさっぱりと楽しめるメニューとして人気を集めている。季節によって顔ぶれが変わるラインナップは、太陽軒に何度も足を運びたくなる理由のひとつだ。
ランチもディナーも。ファミリーから一人客まで使える
食事のシーンを問わず使い勝手がいいのも太陽軒の強みだ。角盤店限定の「最強コスパ週替わり丼セット」は、天津飯・チャーシュー丼・牛肉カレー・中華丼などの丼ものとラーメンを組み合わせたボリューム満点のセットメニュー。ランチ800円(税込)から、ディナー900円(税込)からという価格設定は、「旨い・早い・安い」の三拍子を地で行くコストパフォーマンスで評判だ。
子ども連れのファミリーにも「お子さまラーメン」が各種そろっており、辛さや量の面で大人向けラーメンが難しい小さな子どもも安心して楽しめる。「どこかなつかしい味」というコンセプトは幅広い年代にフィットし、3世代で訪れる家族連れの姿も珍しくない。一人でふらりと立ち寄るにも気軽な雰囲気で、昼でも夜でも使いやすい。定休日や最新の営業情報については、公式サイトやSNSで確認することをおすすめする。
境港・米子エリアのアクセスと周辺観光
太陽軒は鳥取県西部の中心都市・米子市と、境港市に店舗を展開している。米子市はJR米子駅を中心に山陰地方の交通の要所として機能しており、山陰道・米子自動車道を利用した車でのアクセスも良好だ。米子鬼太郎空港(境港市)を利用する旅行者も、空港からほど近い距離で立ち寄ることができる。
境港市は漫画家・水木しげる氏の出身地として知られ、妖怪ブロンズ像が立ち並ぶ「水木しげるロード」は国内外から多くの観光客が訪れる人気スポット。まぐろや境港名物のベニズワイガニといった新鮮な海の幸を目当てにした食の旅の拠点としても人気が高い。太陽軒の「まぐろ出汁醤油ラーメン」が水木しげるロード沿いの姉妹店に端を発しているのも、境港との縁の深さを物語っている。
米子市内には米子城跡や皆生温泉なども点在し、観光や温泉のついでに太陽軒で食事を楽しむコースも旅行者に人気だ。また、中国地方最高峰の大山(だいせん)国立公園へのアクセス拠点にもなっているため、アウトドアや登山を楽しんだ帰りの一杯にもうってつけ。鳥取県西部を訪れた際は、ぜひ「太陽軒 ゴクうまラーメン」で、この地の素材と職人の覚悟が詰まった一杯を体験してほしい。
アクセス
鳥取県境港・米子市
料金目安
ランチ800円~、ディナー900円~
店舗詳細
- 価格帯
- $
- 対応言語
- 日本語
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