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出西窯
※写真はイメージです。

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昭和22年、終戦から間もない時代に5人の若者の志から産声を上げた出西窯。島根県出雲市に根を張るこの窯元は、民藝運動の父・柳宗悦をはじめとする先人たちの薫陶を受けながら、70年以上にわたって「日常を彩る、健全で美しい暮らしの器」を作り続けてきた場所です。

用の美という哲学

出西窯の器づくりを貫くのは、「用の美」という民藝の核心にある考え方です。美しさのために飾られるのではなく、毎日の食卓で使われ、手に触れられ続けることで本領を発揮する器。郷土の原料にこだわり、職人の手仕事によって生み出されるその作品は、使うたびに少しずつ表情を変えながら、使い手の暮らしに静かに馴染んでいきます。

展示販売空間「くらしの陶・無自性館」

窯元に併設された展示販売場「くらしの陶・無自性館」では、日々の食事で活躍するスタンダードウェアから、工業デザイナー・柳宗理のディレクションによる製品まで、幅広いラインナップを手に取って選ぶことができます。プロダクトとして洗練されながらも、民藝の精神が宿る器たちが一堂に会する空間は、ショッピング以上の体験をもたらしてくれます。

工房と登り窯の見学

製品を買うだけでなく、器が生まれる現場を目で見られるのも出西窯ならではの魅力です。工房の東側には登り窯が残り、年に数回行われる窯焚きの際には、その力強い姿を見ることができます。職人たちが土と向き合い、火を操る場の空気に触れると、手元の器の重みが変わってくるような感覚を覚えるでしょう。

暮らしを広げる「出西くらしのvillage」

2026年には、出西窯の歩みに新たなページが加わりました。ベーカリーカフェ「ル コションドール」と、神戸発のセレクトショップ「Bshop」とともに立ち上げた複合施設「出西くらしのvillage」です。器という入り口から、食・ファッション・日用品へと暮らしのアイディアが広がるこの場所は、民藝の精神を現代の生活文脈で体感できる新しい拠点として注目されています。

訪れるならこんなシーンに

新居や新生活のスタートに合わせて食器を一新したい方、贈り物に長く使える工芸品を探している方、そして民藝や日本の手仕事に興味を持つ方にとって、出西窯は目的地そのものになりえます。オンラインストアも展開しているため、遠方からでも出西窯の器を暮らしに迎えることが可能です。

アクセス

島根県出雲市斐川町出西3368

営業時間

9時半-18時(毎週火曜定休・祝日を除く)

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