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SAUNAグリンピア

SAUNAグリンピア

※写真はイメージです。

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高知市の倉庫をオーナー自らの手で改装して生まれた「SAUNAグリンピア」は、全国1万1,000施設以上のなかからプロサウナーが認定する「サウナシュラン」で全国7位に選ばれた本格サウナ専門店だ。「サウナーをととのえたい」という一心で、オーナーと美人サウナ女将の2人が営む風変わりな施設は、今や全国各地からサウナーが訪れる高知のサウナ聖地になっている。

倉庫から生まれたサウナ愛の結晶

グリンピアの誕生には、オーナーが胸に秘めてきた父親への想いがある。バブル全盛期、平日はほぼ家に帰らなかった父親と、週末にだけ一緒に出かけたサウナ。その記憶が「楽しい場所」として原体験として刻まれ、「サウナで父親に恩返しできないか」という気持ちがこの店を生んだ。完成した店に父を招待してみると、「湯船が無いサウナはサウナじゃない!」と一言放ち、それっきり来てくれなくなった——というミラクルなオチも、オーナーが包み隠さず公開するところに人柄がにじみ出る。その後もサウナ不毛の地・高知でわざわざ足を運んでくれるサウナーのために、日々アップグレードを繰り返している。

日本初の許可を取得:水着で男女一緒に入る公衆浴場

グリンピアが最も異色なのは、その営業形態だ。日本の公衆浴場法は「一般公衆に向けた集客で男女別々に裸で入浴する」ことを前提にしている。オーナーはその法の壁に正面からぶつかり、熱意で突破。男女が一緒に水着で入浴できる公衆浴場として日本初の許可を取得した。予約不要で気軽に立ち寄れるPUBLIC SAUNAスタイルと、予約制で自分たちだけの空間を使えるPRIVATE SAUNAの2形態があり、利用シーンに応じて選べる。

「サウナ業界初」の変態アイデア10選

オーナーが試行錯誤しながら生み出した独自の仕掛けが随所に散りばめられている。その数、施設開業以来10項目以上。代表的なものをいくつか紹介しよう。

オロックスは、アイスボックスとオロナミンCを掛け合わせたオリジナルのサウナドリンク。おなじみの「オロポ」とはひと味違う、ここでしか飲めない味だ。タオルサウナハットは、水着と一緒に洗えるようタオルメーカー「コンテックス」と共同開発した逸品で、ロッカーキーが熱々になる問題を解決するためにポケットまで設けている。熱波ネルはタオルで扇ぐアウフグースをパネルで行うスタイル、ランリュはラドル(柄杓)ではなくジョーロの先端を特殊ヘッドに換えて繊細にロウリュするスタイルで、胡蝶蘭に水やりするかのような優しさで蒸気を広げる。

冷水ダーラはアーユルヴェーダのシロダーラ(おでこにオイルを垂らす施術)からヒントを得た、ととのい中におでこへ冷水をかける新感覚の体験。そして巾着型サウナハットは遮熱・遮光・速乾・撥水・軽量・衛生・携帯・調整の8機能を詰め込み、コード紐を絞れば巾着状になって水着やタオルをまとめてコンパクトに持ち運べる。ととのえプロテインはオロポ風味に微炭酸パウダーを配合したオリジナルプロテイン、WIND BIRCH お香は白樺の天然オイルをベースに深呼吸とリラックスを設計した天然素材のお香で、外気浴やキャンプ時にも使える。

会話OK/NGで分けるサウナという発想

一般的なサウナ施設がドライ・スチーム・塩などの種類でサウナを分類するのに対し、グリンピアは「会話OK」と「会話NG」でサウナを分けるという独自のスタイルを採用している。黙浴派にも、仲間とわいわい楽しみたい派にも、それぞれの「ととのい」を保証する運営方針は、サウナ文化への深い理解と配慮から生まれたものだ。

「また何かやってる」と水風呂より冷たい目で見守る美人サウナ女将と、閃いたらすぐアップグレードを繰り返すオーナー。この2人の掛け合いがグリンピアをひとつの生き物のように日々進化させている。高知を訪れたなら、ただのサウナ体験では終わらない、この店でしか出会えない「ととのい」を探しに行ってみてほしい。

アクセス

高知県高知市南川添18-30

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