
丹生都比売神社
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高野山の麓、和歌山県かつらぎ町の天野に広がる静かな山里に、1700年以上の歴史を持つ丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)は鎮座します。「天上の高天原にもたとえられた」と伝わるこの美しい里は、古来「かくれ里」とも呼ばれ、日本の祈りのふるさととして知られてきました。
丹生都比売大神 — 聖なる赤をまとう女神の御神威
御祭神・丹生都比売大神は、古来から魔除けとされる丹(水銀朱)をつかさどる女神です。「いにしえの聖なる赤をまとう女神」と表現されるその御神格は、あらゆる災厄を祓う力として信仰されてきました。歴史においてはその御神威をもって元寇を退けたとも伝えられ、紀伊国一之宮としての崇敬を長く集めてきた所以のひとつです。
弘法大師と神仏が共にある祈りの源泉
丹生都比売大神は、弘法大師・空海に神領である高野山を授けた女神として知られています。これにより当社は高野山の総鎮守・真言密教の守護神となり、神と仏が共存する日本固有の信仰のかたちの源泉となりました。神社でありながら密教との深い結びつきを持つという稀有な存在感は、この地をただの参拝地にとどまらない霊的な場として際立たせています。
白と黒のご神犬 — 毎月16日の特別な出会い
当社の神使は、白と黒の2色の毛並みを持つご神犬です。お大師様を高野山まで導き、悪い魔物を退治したと伝わる霊犬の子孫とされ、「すずひめ一族」として大切に育てられています。ご神犬は毎月16日の月次祭に合わせて公開され、お祓いを受けたのちに境内に登場して参拝者に愛嬌を振りまき、幸福や良縁をもたらすとされています。この「みちびきのご神犬」との出会いを目当てに毎月訪れる人も多く、テレビ大阪『おとな旅あるき旅』でも特集されるなど、広く注目を集めています。
世界遺産・日本遺産の参詣道から社へ
当社は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産のひとつであり、日本遺産「葛城修験」にも位置づけられています。神社へと至る参詣道には町石道と三谷坂があり、巡礼路を歩いて社に参じる体験は、平安の時代から続く信仰の道を追体験するものです。毎年秋には「ご神犬と行く 世界遺産三谷坂ウォーク」が開催され、ご神犬とともに世界遺産の参道を歩くという唯一無二のイベントとして参加者を集めています。
季節の祭典と祈りの場として
年間を通じて多彩な祭典・行事が執り行われます。なかでも柴燈大護摩供や舞楽曼荼羅供は神仏習合の歴史を今に伝える重要な祭事です。6月には夏越大祓と夏詣ご朱印(6月1日より授与)があり、季節ごとの参拝にも趣があります。
人生の節目を彩るご祈願
社務所では厄除け・必勝祈祷・縁結び・安産・初宮詣・七五三詣・忌明けの清祓など、人生の節目に応じた多彩なご祈願を受け付けています。初宮詣では地元産の高野口パイル織物ベビーブランケットが授与品として用意されるなど、地域との結びつきも大切にされています。ペットのご祈祷にも対応しており、現代の家族のかたちに寄り添った社としての一面も持ちます。神前挙式・結婚奉告祭(挙式前撮りも可)も執り行われており、人生の晴れ舞台の場としても選ばれています。
アクセス
JR和歌山線笠田駅下車 町コミュティバスで30分
営業時間
午前8時45分~午後4時30分(毎日)
料金目安
無料
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店舗詳細
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