
長居植物園
GALLERY
大阪市東住吉区の長居公園の東南、約24.2haにわたって広がる大阪市立長居植物園は、バラ・アジサイ・ボタンをはじめ11の専門園を擁する日本有数の植物園だ。「都会のオアシス」として市民に親しまれてきたこの場所では、四季の移り変わりとともに主役の花が入れ替わり、訪れるたびに異なる表情を見せてくれる。
地球の記憶を歩く「歴史の森」
園の核となる見どころが「歴史の森」だ。大阪の6600万年前からの植物と出会えるゾーンで、1万年〜200万年前の氷期・間氷期植物群(原生林)、照葉樹林、二次林など、この土地本来の樹木をその時代の代表種によって再現している。植生の「タイムライン」を足で辿るような体験は、都市公園内の植物園としては際立って希少であり、子どもの自然学習から大人の知的散策まで、幅広い目的に応えてくれる。
11の専門園が彩る四季
バラ、アジサイ、ボタンそれぞれの専門エリアは、開花のピークに多くの来園者を集める。一面のお花畑が広がる「ライフガーデン」は写真映えする風景で知られ、ロケーション撮影を申し込んで利用することも可能だ。「長居の里山と里山ひろば」は都市の中に新しい里山の生態系を作り出す試みで、自然観察の場としても機能している。
初夏の主役・アジサイと体験型イベント
5月末から6月下旬にかけては「あじさいフェア」が開催され、アジサイ園が見頃の中心となる。土日限定で「あじさいソフトクリーム」の販売や「あじさい御守りワークショップ」が行われるほか、フォトスポットも設置される。7月には「菜の花の油しぼり体験」が予定されるなど、月ごとに異なる体験型プログラムが組まれており、リピーターが通い続ける理由にもなっている。
親子で参加できる農業・学習プログラム
「長居わくわくファーム」では親子を対象とした農業体験教室(おやこ農業体験教室)を年間通して実施。また「植物講座2026」として夏期講習をはじめ定期的な講習会も設けられており、植物への関心をより深く掘り下げたい大人にも対応している。
情報センターと多彩な活用方法
「花と緑と自然の情報センター」では植物に関する相談(みどりの相談コーナー)を受け付けるほか、諸室の利用も可能。「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」も長居植物園を舞台に開催されており、植物園の楽しみ方はさらに広がっている。キッチンカーも定期的に出店し、遠足や団体での来園にも対応した受け入れ体制が整う。
アクセス
大阪府大阪市東住吉区長居公園
営業時間
9:30~17:00(最終入園16:30)
料金目安
600円~1,000円
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