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むきばんだ史跡公園(妻木晩田遺跡)

むきばんだ史跡公園(妻木晩田遺跡)

※写真はイメージです。

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大山山麓に広がる晩田山(ばんだやま)丘陵全域を舞台に、弥生時代のクニの姿を今に伝えるのが妻木晩田遺跡(むきばんだいせき)だ。鳥取県米子市と西伯郡大山町にまたがるこの遺跡は、日本最大級の弥生集落遺跡として知られ、弥生時代に大山山麓に存在した「国邑(こくゆう)」——古代のクニの中心的大集落——の姿を色濃く残している。「知らないじゃ、もったいない」というキャッチコピーが示すように、訪れるたびに新たな発見が待つ場所だ。

国邑のスケールを肌で感じる

丘陵全域に遺跡が広がる広大な敷地内には、弥生の館むきばんだ・遺構展示館・弥生の森休憩舎が点在し、発掘で明らかになった住居跡や集落の構造を展示・解説している。スタッフによる遺跡ガイドも用意されており、地形や出土遺物の意味をその場で解説してもらいながら丘陵を歩くことができる。晴れた日には丘陵でそのままピクニックを楽しむこともでき、園内は車椅子・シルバーカー・電動アシスト自転車(7台)などの貸し出しがあり、体力や年齢を問わず広大な敷地を巡れる環境が整っている。

火おこし、勾玉、石庖丁——弥生体験メニューの多彩さ

公園の大きな魅力が弥生体験プログラムだ。土日祝日や夏休み期間に開催される「お気楽♪弥生気分♪」では、火おこし・勾玉づくり・本格石庖丁づくり・弥生の鏡づくり・組紐体験・弥生の塗り絵など、複数のメニューが並ぶ。石庖丁は実際に石を削って仕上げる「本格」仕様で、手元に残る完成品が弥生時代への親しみをぐっと深める。現在進行形の発掘現場を間近に体験できる「はっくつ体験」も開催されており、土を掘る感覚を通じて考古学の入口をのぞける。入園・見学・遺跡ガイドはすべて無料で、弥生体験は一部メニューに材料費がかかる。

現在進行形の発掘調査と最新の発見

妻木晩田遺跡では現在も継続して発掘調査が行われており、丘陵斜面の土地利用など、これまで知られていなかった弥生の生活実態が次々と明らかになっている。現地説明会や発掘情報の公開も定期的に行われており、最新の研究成果を一般来場者と共有する姿勢が貫かれている。スタッフブログでは施文(せもん)体験・土器づくり・苧麻採取など、公園ならではの活動が丁寧にレポートされており、訪問前に読んでおくと見学がより豊かになる。

学校・団体からユース考古学者志望者まで

修学旅行・校外学習への対応も充実しており、団体向け体験メニューと遺跡ガイドを組み合わせた利用が可能だ。さらに「U20 NEXT考古学者養成講座 in むきばんだ」という若手向けの特別プログラムも開催されており、将来の考古学者を育てる場としての側面も持つ。毎年秋には「むきばんだフェスタ」が開催され、写真コンクールやボランティアガイドの養成も年間を通じて行われている。駐車場は大型バス3台・自家用車60台に対応し(EV充電器1台・無料)、淀江IC(山陰道)から車で約5分というアクセスの良さも、広域から団体が訪れる理由のひとつだ。

アクセス

淀江IC(山陰道)から車で5分 米子空港から車で約50分 JR淀江駅からタクシーで約5分

営業時間

9:00〜17:00(最終入園16:30)、定休日: 毎月第4月曜日・年末年始(12/29〜1/3)

料金目安

入園・見学・解説は無料。弥生体験は別途材料費あり(具体的な料金は公式サイトに記載なし)

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